私の旅した:子連れ海外旅行ガイド

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【メルボルン】5日間の短期ロックダウン

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昨日、感染力の高い変種の新型コロナウイルスが私の住むメルボルン(ビクトリア州)でも広がって来ていると書きました。

 

海外からオーストラリアに入国した人は14日間州政府指定の隔離ホテルに滞在することが義務になっているのですが、そこで働いている警備員や清掃スタッフから感染が広まり、昨日の時点では変種のコロナウイルスに感染した人は13人に。

 

朝のニュースで「短期の厳しいロックダウンが行われる可能性が強い」とすでに流れていたので、念のため11時頃に1週間分の野菜とフルーツ、食料品を買いに出かけ、ロックダウンに向けて準備。

 

13時頃のビクトリア州首相のアナウンスがあり、正式に今日(土曜日)から水曜日迄、ビクトリア州は5日間ロックダウンすることになりました。

 

在メルボルン日本国領事館からの受け取った、ビクトリア州のロックダウンに関するメールの内容をブログにも載せておきます。

 

● 2月12日(金)23:59より、ビクトリア(VIC)州は5日間の外出制限措置を開始します。
●タスマニア(TAS)州政府は2月13日(土)0:01より、VIC州全域を高リスク地域に指定し、VIC州からの入州制限の強化を発表しました。

1.2月12日、VIC州政府は、新たに5名の新規感染者が出たことを受け、同日23:59より、2月17日(水)23:59までの5日間にわたる外出制限措置を発表しました。主な制限内容は以下の通りです。なお、今後、制限措置の詳細につきましてはVIC州政府のウェブサイトにて更新される予定です。

 

(1)外出は居住地から5km圏内に制限され、以下の4つ理由以外での外出は認められません。
ア 食料品や物資の買い物 
一世帯当たり1人が1日1回のみ可能(介助者が必要な場合を除く)。なお、居住地から5Km圏内に店が無い場合は、最寄りの店まで移動可能。
イ 介護及び医療
ウ 必要不可欠な仕事または許可された通学
エ 運動:屋外での運動は1日2時間以内

 

(2)マスクの着用
外出時は、屋内及び屋外に関わらずマスク着用。

 

(3)自宅訪問と集会
ア 自宅訪問は禁止。但し、パートナーは許可
イ 屋外での集会は禁止

 

(4)学校及び仕事
ア 幼児教育:開校
イ 学校:閉校(必要不可欠な仕事を持つ親の子、ケアが必要な子を除く)
ウ 仕事:在宅勤務可能な場合は在宅勤務

 

(5)娯楽施設
ジム、プール、コミュニティセンター、図書館は閉鎖

 

(6)小売業及び飲食業
ア 必要不可欠でない小売店はすべて閉鎖
イ スーパーマーケット、ボトルショップ、薬局などの必要不可欠な店は営業継続
ウ カフェやレストランはテイクアウトのみ

 

(7)宿泊施設
既に宿泊中の利用客をサポートするために営業を継続可能。但し新規予約不可。
(8)冠婚葬祭
ア 葬儀は10名まで可能
イ 結婚式は延期

 

【参考情報】
VIC州首相ステートメント
https://www.premier.vic.gov.au/statement-premier-85
VIC州政府(CIRCUIT BREAKER ACTION)
https://www.premier.vic.gov.au/sites/default/files/2021-02/210212%20-%20Table%20of%20restrictions.pdf
TAS州(Important community updates)
https://coronavirus.tas.gov.au/facts/important-community-updates
当館HP 新型コロナウイルス関連情報
https://www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/itpr_ja/COVID-19info_j.html
*****************
在メルボルン日本国総領事館
Consulate-General of Japan in Melbourne
Level 25, 570 Bourke Street, Melbourne
Victoria, 3000 Australia
Tel:(03)9679-4510
Fax:(03)9600-1504

 

※状況によって規制内容は変わるので、正確な情報を知りたい人はビクトリア州政府のHPから随時最新の情報を得て下さい。

 

 

今回のロックダウン期間には土日も含まれているので、学校が休みなのは3日間のみ。


数日なので、学校のオンライン学習はなし(娘の学校の場合)とのことでした。

 

先生も「5日間のロングウィークエンドだと思って、家で楽しんで!(*´艸`*)」と、何ともオーストラリアらしい言葉を子供達にかけていたようです(笑)

 

旦那さんもいまだに週の半分は在宅で働いているので、ロックダウンが発表されても我家には大きな影響はありませんでした。

 

それよりも「長期のロックダウンを避けるため、短期で今の時点でやってくれて良かった」とさえ思ったくらい。

 

ただ、今週末は中国正月(旧正月)、バレンタインデイなどの大きなイベントがあるので、ロックダウンによってレストランや花屋さんが受ける影響は測りしれないだろうな…。

 

私達も中国正月はいつも行っているマレーシア・レストランで普段より少し豪華なお祝いの夕食を食べる予定でした。

 

ただ、ロックダウン前日に大勢が賑わうレストランで食事をとるのはどうなんだろう…と思ったこともあり、予約をキャンセル。

 

その時、仲良しのお店のオーナーから「他にも沢山キャンセルが出ていて大変。中国正月の週末は1年でも一番忙しくて、それを見込んで色々な食材を準備していたのに、持ち帰りしか許されない状態ではお客さんはいつものように来てはくれないしね…」と聞き、自分達のようにあまり影響を受けてない人ばかりではないんだ…とハッとしました。

 

8年も通っている大好きなお店なので、頑張って欲しい。

 

店内での食事はキャンセルしたけど、少しでも助けになればと料理は持ち帰りにしてもらい、家で皆で楽しみました。

 

ロックダウンの影響で、開催中の全豪オープンテニスも今日から無観客に…(T_T)

 

この期間中のチケットを持っている人は全額返金になるとのことなので、オーストラリアンOPENのHPから詳細を確認してみると良いと思います。

 

まとめ

 

私達が今出来るのは移動を最小限に減らして、感染力の強い変種のウイルスを広げないこと。


体調が少しでも悪い時はテストを受けること。

 

これを乗り切れば、また普通の毎日が戻ってくると思うので、出来るだけ家から出ず、のんびりと家族の時間を楽しもうと思っています。