今日はオーストラリアで受けた、ピロリ菌検査についてブログに書いてみたいと思います。
ここ1ヶ月程胃の痛みに悩んでいたのですが、相談したGPの先生に「ピロリ菌の検査をしてみよう」と言われたこともあり、水曜日に検査を受けて来ました。
自分が検査を受ける前に色々調べてみたけど、オーストラリアでのピロリ菌検査についてはあまり情報が見つからなかったので、この記事が私と同じようにオーストラリアでピロリ菌検査を受ける方の参考になれば幸いです。
目次:
ひどい胃痛に悩まされる
ここ1ヶ月程、ずっと胃の痛みに悩んでいます。
最初の1週間は「胸焼けかな…」くらいに思っていたけど、2週間目に入ると夜もよく眠れないほど胃がひりひりと痛み、ほぼ一日中胸焼けが続き、日によっては喉も焼けるような感覚がある…(たぶん胃酸が喉まで逆流している)
あまりの辛さに薬局の薬剤師さんに相談し、市販の胃薬を買いました。
2週間分で$9程。24時間効くタイプの胃薬。
今までだったら、胃薬を飲めばその日のうちに胃痛が収まることがほとんどだったのに、今回は胃薬を飲んでいても、食べるものによっては胃が痛むし、違和感がある…。
胃薬を飲むのと同時に、胃に良くないと言われている物(カフェインが入っている飲み物、コーヒー、紅茶、緑茶、チョコレート、辛い、油っこい食べ物等)を一時的にやめ、お昼は自分だけ消化の良いメニュー(うどん、お粥等)
そして、夜だけ家族と同じものを食べる生活に変えてみることに。
1週間では胃の痛みは思ったように改善されず、胃薬を飲み続けること2週間。
最初と比べると大分良くなったこともあり、市販の薬を飲むのをやめて、引き続き胃に優しい食生活を続けながら様子をみることにしてみました。
ところが、胃薬をやめるとやっぱり胃に鈍い痛みがあるし、違和感がある。
「大分良くなったし、良いかな…」と思って、ヨーグルトをたっぷり入れた辛くないバターチキンを食べた日(3週間ぶりに食べた)には、胃に焼けるような痛みがあり、夜全然眠れず…(T_T)
丸4週間経った時点で、やっとGPの先生に相談してみることにしました。
今新型コロナの感染者が多いし、なるべくクリニックに行きたくないこともあって、こんなに時間が経ってしまいました。
ただ電話で予約したら、対面での診察は(私のいきつけのGPでは)行っておらず、テリヘルス(電話、もしくはオンラインで顔を見ながら話す)になっていて、心配する必要はなかったと言う…。
もっと早目にGPに相談しておけば良かったと、後悔しています。
GPの先生にピロリ菌検査をすすめられる
電話でGPの先生と話し、1ヶ月も胃痛に苦しんでいること、市販の薬を飲んでいたけど、それでも治らないことを説明。
すると、「R(私)はHelicobacter Pyloriについて聞いたことある?もしかしたら、お腹にこの菌がいるかもしれないから、明日検査してみよう」と言われ、このHelicobacter Pyloriがなんなのかは分からなかったけど、とりあえず「お腹に何か菌がいるかもしれないんだ」と言うことは分かったので、次の日検査することに決めて電話を切りました。
後で調べて見ると、Helicobacter Pyloriは「ピロリ菌」だったことを知りました。
そう言えば、2年ぐらい前に実家の父と母がピロリ菌の検査をして、どちらも陽性だと話していたことがあったんですよね…(・_・;)
ただ、ピロリ菌は両親が陽性だったからと言って、必ずしも子供が陽性とは限らないようです。
ピロリ菌について知りたい方は、こちらを読んでみて下さい。
なかなか興味深かったですよ!
英語だと、Pyloriの部分はパイロライのように発音します。ヘリコバクターピロリと言っても通じないと思うので注意。
オーストラリアで受けた、ピロリ菌の検査
検査前日は夜普通に食事をし、水を飲んで、それから検査までは絶食。
水も飲まず、歯も磨かないでクリニックに来るように言われました。
あと、胃薬を直前まで飲んでた場合も検査結果に影響するので、検査の前に飲んでいる胃薬をやめて、しばらく日にちを置くことが必要なようです。
検査当日は朝、顔だけ洗ってGPへ。
日頃の習慣で朝、水を飲んだり歯を磨いてしまいそうだったので、寝る前にいつも使っているコップはしまい、歯ブラシも棚の奥に置いておきました。
実際、次の日の朝、無意識にバスルームで歯を磨こうとしてました…(・_・;)
隠しておいて良かった。
かかりつけのGPはPathologyがクリニックの中にあるので便利。
朝一だったのですぐに部屋に通され、ピロリ菌の検査の説明を聞きました。
私が受けたのはBreath Testで、日本では「尿素呼気試験」と言われる検査のようです。
最近娘にiPadでどうやって絵を書くか教えて貰っているので、練習も兼ねて、オーストラリアで受けたピロリ菌検査がどんなものだったか絵にしてみました。
ピロリ菌検査キットの中には、2つの使い捨て紙コップと錠剤(1錠)
そしてホイルバルーンとストローが入っており、説明を聞いた後、まずは紙コップに入った水と錠剤を渡され、飲むように言われました。
錠剤をのんでから3分待ち、その後2つめの紙コップに入った少量の水を飲み、さらに7分待ちます。
錠剤を飲んで計10分経ったら、大きく息を吸い込み、その後息をとめて(ためて)10秒待ちます(ナースが数えてくれる)
準備されていた、ストローがささっている小さなホイルバルーンに「もう良いよ」と言われるまで息を吹き込み、ナースがバルーンの口をしばって検査は終了。
「検査結果は3日後に分かるから、結果が出たらGPの先生から連絡が来るからね!」と言われてクリニックを後にしました。
バルクビルなら、ピロリ菌の検査は無料で受けることが出来るので、支払いはなし(要メディケア)
バルク以外のGPに行く場合は、事前に電話で聞けば検査費用を教えてくれると思いますよ。
まとめ
オーストラリアのピロリ菌の尿素呼気試験は、日本とは少し手順が違うようです。
調べて見たら、日本では検査途中に横になる行程があったり、息をバルーンに吹き入れるまでの待ち時間も倍くらいある…(・_・;)
「オーストラリアのやり方でも、ちゃんと結果が分かるんだろうか…」と思ったりもしたけど、国が違えばやり方も違うことを受け入れ、大人しく来週の月曜日を待とうと思います。
胃痛はいまだにあるので、GPの先生からは別の胃薬を処方され、現在それを飲んでいます。
日本の武田製薬の胃薬でした!
武田製薬がオーストラリアにも来たのを知っていたけど、処方されるのは初めて。
これ×2が入っていて、1箱で4週間分(1日1錠)
4週間も飲み続けるのか…(T_T)と気が遠くなったけど、早く胃痛から解放されたいので頑張って飲もうと思います!
ピロリ菌検査に関しては、結果が分かったらまたブログで紹介します(◍ ´꒳` ◍)