オーストラリアの全国テスト、NAPLANが昨日終わりました。
去年は新型コロナの影響で中止されたのですが、今年は例年通り行われることに。
娘は今年5年生になり、3年生に続いて2回目のNAPLANを学校で受けました(紙テスト)
NAPLANは子供達の基礎学力を調べることを目的に行われているので、事前に(NAPLANにむけた)テスト勉強をする必要はないと学校では言われています。
ただ、日本のように小学校でのテストがほとんど行われていないオーストラリアでは、テスト前の準備は必要。
準備と言っても、椅子に少し長い間座る練習をする、マークシートの塗り方、どんなテストなのか過去問題をみせておくなど、簡単なもの。
事前に準備しておくと戸惑うこともなく、テストだけに集中することが出来るので、子供達が自分の実力を出しやすいのではないかと思います。
ここ数日、2年程前に書いた「NAPLANを受ける前の準備」と言う記事が良く読まれていたので、少しでも誰かのお役に立てたのなら嬉しいです!
YEAR5のNAPLANについて
5年生のNAPLANに関しては、家庭学習を毎日30分続ける。
NAPLANの2週間前に過去のテスト問題を解かせてみる以外は、特になにも準備しませんでした。
2年前に受けた時は、Writingのテストで指定された半分の量しか文章が書けなかったようで、それはテスト結果にも反映されていました。
今年は時間内に終ることが出来るよう、5年生のWritingのWorkbookを購入し練習したのですが、今年もやっぱり半分くらいしか書けなかったそう…(・_・;)
帰り道でそれを聞いた時、最初は「あんなに練習したのに…」とがっかりしたけど、「テーマにそってお話を作るテストだったんだけど、これも書きたい、あれも書きたいと思いながら書いていたら、時間が足りなかった!寄宿学校で起こる、殺人事件の話。家で書き直すから、出来たら読ませてあげるね( *´꒳`* )」と楽しそうに話す娘を見て、思わず笑ってしまいました。
5年生のReadingは「日本のお餅」についての話が載っていたそう。
「お餅は、Sticky, Sweet Dumplingって書いてあったの!お餅は絶対ダンプリングじゃないと思うんだよね。読んだ時、「Mochi is NOT a DUMPLING!」って叫びそうになったけど、テスト中だからやめておいた!」と言っていた娘。
もしかして、お餅じゃなくて「お団子」について書いてあったのかな?
お団子だと丸めてあるから、英語ではDumplingになるのかもしれないし、三食団子や餡子がのっているお団子なら甘いから、Sweetって書いてあっても納得なんだけど。
問題を実際には読んでいないので、謎のまま…。
※その後、この問題はお餅についてではなく、日本の「子供の日」について書いてあったことが分かりました。
子供の日なら、お餅は「柏餅」かもしれませんね。
Mathに関しては、NAPLANでも良く出るけど、娘が苦手なPerameter(範囲)、面積、電車やバスの時刻表問題を集中的に勉強。
この3つが娘は本当に苦手で、毎回ほぼ100%間違うんですよね…(・_・;)
仕事先の同僚が元先生なので、お願いして週に1回、計3時間ほどZOOMで教えてもらって、やっと半分位解けるようになったところだったんだけど、案の定、今年のNAPLANにも出ました。
「今日は出来た!」と嬉しそうに話していけど、本当かなぁ…?(・_・;)
まぁ、前より少しは出来るようになっているので良いんですけどね。
まとめ
学生時代に受けたテストは、私にとっては全く楽しいものではなく、悪い点を取ればそれなりに落ち込んだけど、オーストラリアで周りと比べられずに育っており、「全力で頑張ったなら、結果は悪くても大丈夫だよ!」と先生から言われた(←言いそう…)娘にとっては、テストも何だか楽しそう…(・_・;)
でも、プレッシャーやストレスを感じながら受けるよりは良いのかもしれませんね。
オーストラリアでは色々な理由でNAPLANが行われることに反対の人もいるけど、私にとっては、娘がちゃんと理解しながら学校で学んでいるかを知る数少ない機会なので、NAPLANが行われることには賛成です。
次のNAPLANは娘がHigh schoolに行ってから。
その頃には、もう親の手助けはいらなくなるかもしれません。