私の旅した:子連れ海外旅行ガイド

娘と一緒に旅し経験した、子連れ海外旅行ガイド

オーストラリアで出産 オーストラリアの公立病院の病院食

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今日はオーストラリアの公立病院で出産した時に出された病院食を、写真と共に紹介してみたいと思います。

 

他にもオーストラリアの公立病院で出産した時に泊った病室や部屋の設備についても紹介しているので、これからオーストラリアの公立の病院で出産される方の参考になると嬉しいです。

 

目次:

 

オーストラリアの公立病院で出産 入院中の病院食はこんな感じでした!

 

私が出産したのは9年前の2010年。メルボルンの公立病院で娘を出産しました。

 

自然分娩を希望していたけど、結果的には帝王切開で出産。

産まれたばかりの娘の体調も優れず、6日間入院することになってしまいました…。

 

でも今日は出産の時の話ではなく、出産後の入院中に食べた「病院食」の話。

 

私は日本で出産したことはないのですが、出産後の病院での食事は「お祝い膳」など、豪華な物が多いと聞きますよね。

 

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オーストラリアの公立病院の食事(出産時)は豪華さはなく、いたってシンプル。

また、いかにも「オーストラリア」なメニューも多かったです。

 

まず、入院中は上のような紙を渡され、数ある選択肢の中から自分の希望の食事を選ぶ選択式でした。

 

朝食編

 

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これは出産した2日後の朝ご飯。

帝王切開での出産だったけど、普通の食事が選択できました。

 

● ライ麦パン2枚

● コーンフレーク

● 牛乳

● マーガリン

● オレンジジュース

● バナナ

● 紅茶

 

飲み物貰い過ぎですよね…(・_・;)

 

写真はなかったのですが、オーストラリアの朝食の定番、ウィートビックスもメニューにあり、毎日パンと交互に貰って食べました。

 

朝ご飯には選択肢にはプレーンかフルーツのヨーグルト。

パンに塗るものの選択肢には、不味いと噂(←噂ではなく真実です)のベジマイトもありました。

 

昼食編

 

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ある日のランチ。

 

● カボチャとブロッコリーのロースト

● トマトとチーズのサンドイッチ(ベジタリアン・オプション)

● りんご

● オレンジジュース

● 紅茶(写真なし)

 

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別の日のランチ。

 

● ミックスサンドイッチ

● ウェッジ(フライドポテト)

● バナナ

● リンゴジュース

 

病院食なのに、メニューにウェッジ(くし切りにしたフライドポテト)が出てくるところが、何ともオーストラリアらしい!

 

まぁ、出産は病気ではないので(帝王切開だったけど)何を食べても良いんでしょうね。

味は普通に美味しかったです。

 

デザートは2つまで選べたのですが、私は毎回フルーツだけ頂きました。

 

夕食編

 

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ある日のディナー。

 

● お肉のソースがけ(不味くて硬い!

● グリンピースと人参を茹でたもの

● ライ麦パン 1枚

● オレンジゼリー

● りんご

● オレンジジュース

● 食後にミルクティー

 

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別の日のディナー。

 

● ローストチキンのオレンジソース+野菜

● マッシュポテト

● ミネストローネ

● ライ麦パン 1枚

● プリン

● オレンジ

● オレンジジュース

● 牛乳

 

この日のローストチキンが入院中一番美味しかったと思います。

お肉が柔らかくて、オレンジのソースが美味しかったんです!

 

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また別の日のディナー。

 

● ローストチキン

● グリンピースのマッシュ

● 焼いたリーク

● ウェッジ

● ライ麦パン1枚

● 洋ナシ

● オレンジジュース

● 牛乳

● 食後にミルクティー

 

 母乳をあげていると想像以上にお腹が空くので、貰えるものは全部いただき、残ったものは夜中の授乳の時に食べたりしていました。

 

オーストラリアの病院食を食べた、正直な感想

 

「オーストラリアの公立病院(出産時)の食事が美味しくなかった!」と言う日本人の人も多いですが、確かに味は物凄く美味しいわけではないけど、不味くて食べられないとかは特になかったと思います。

 

ただ日本人なので、毎日主食がパンばかりだと少し辛いかな…。

「塩鮭や梅干しが入った、シンプルなおにぎりが食べたいな」と思ったことも度々ありました。

 

今考えると食事制限を受けていたわけではないので、食べたいものを家族に差し入れして貰えば良かったと思います。

 

ちなみに、この記事を書くにあたって(随分前のことなので)オーストラリアの病院で働く友人に確認したら、病院での食事は現在でも同じようなものだと言っていました。

 

オーストラリアの公立病院の病室

 

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最後に、私が出産後に滞在した病室を少しだけ紹介したいと思います。

 

私が出産した公立病院では、病室は1室に2人、もしくは個室だったのですが、帝王切開だったせいか個室にしてもらうことが出来ました!(出産当日までどっちになるか分からない)

 

病室の入り口のドアには、授乳中でも外から見えないようにカーテンがかかっていました。

 

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部屋にはトイレとシャワー室もついていました。

 

ここで帝王切開から1日も経たずにシャワーを浴びるように促され、椅子に座ってひとりでシャワーを浴びました。

 

傷が痛んで辛かった…(手助けが必要な人は助産婦さんが手伝ってくれます)

 

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1人には十分な広さがある病室。

ベットはダブルベットで、リクライニングの角度をリモコンで調節できるのが便利でした。

 

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娘とは同室。写真のようなカートのようなものに入れて寝かせていました。

 

下にキャスターが付いていて移動できるので、長い入院中、気分転換にカートを押して病院の廊下をうろうろしたりしました。

 

時々私のベットに一緒に寝かせていると、お母さんが眠れないから、赤ちゃんがしっかり寝付いたらカートのベットに戻して、その間に休息をとるようにと助産婦さんに言われました。

 

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病室にあったおむつ替えの台と沐浴をするシンク。

 

ここでミッドワイフから旦那さんとふたりで沐浴の仕方を実際に娘をお風呂に入れながら習いました。

全てが自分の病室で出来るので、とても快適だったと思います。

 

公立病院での出産は、永住権を持っていれば無料

 

オーストラリアの永住権を持っていたので、公立病院での出産、帝王切開、入院、食事等は全て無料

退院時は書類にサインするだけで支払いなどはなく、そのまま帰ることが出来ます。

 

出産を初期から退院までサポートしてくれた助産婦さんも皆良い人ばかりで、退院の前日に病院に入っているチョコ専門店で$80分のチョコレートを購入し、感謝の気持ちを込めてプレゼント。

 

お世話になった方、ひとりひとりにお礼を伝えてから退院しました。

 

ちなみに、オーストラリアでは日本と比べて出産後、病院に入院する日数が短く、(私のように赤ちゃんに問題があった場合以外)帝王切開でも4日程で退院できるようです。

 

日本でも出産後、国からの補助が出来ると思いますが、オーストラリアは出産は無料+国からの補助が別に出ます(当時は$5000/35万円程)

 

まとめ

 

写真を整理していたら懐かしい出産時の写真が出てきたので、今日はブログで紹介してみました。

 

出産後の病院食に関しては、日本とは大分違うのではないかと思います。

国によって色々違いがあって面白いですよね。

 

逆に私は日本での出産については(食事や病室など)何も知らないので、こんなところが違ったよ!と言うところがあったら、是非教えて下さい♬

 

以上、オーストラリアで出産 オーストラリアの公立病院の病院食でした。