先日、いつも行っている野菜屋さんで面白い果物を見つけ、買って帰ってきました。
人間の指のような形をしたこの果物は、『フィンガーライム』と言うオーストラリア原産の柑橘類で、昔からオーストラリアの先住民が食べて来た「ブッシュフード(ブッシュタッカー)」でもあるそうです。
詳しく知りたい人は、こちらを読んでみて下さい!(英語)
オーストラリアに14年程住んでいますが、私がお店で見たのはこれが初めて!
値段は1kgで$20。
私は7本買って$4程でした。
食べたことのないフルーツを見た時は試しに買ってみることにしているので、今回も「どんな感じなんだろう?」と思いつつ、何も予備知識ない状態で買ってみました!
フィンガーライムを切ってみる
どんな風に切るのが良いのか分からなかったので、無難に真ん中から切ってみました。
すると中には、とびっこの様な粒々が!
フィンガーライムは『キャビアライム』とも呼ばれているようなのですが、この粒々をみて納得。
皮の部分を指で優しく揉んであげると、中から粒々が外に出て来ます。
これは外側が赤かったもの。
中の粒々は黄色。
これは外側がグリーン×黄色だったもので、中の粒は透明に近い薄い黄色でした。
こちらはピンク!
他にも赤など、色々な色のものがあるそうです。
中には小さい種が少しだけ入っていました。
フィンガーライムの味は?
出て来た粒々をそのまま食べてみました。
味は名前の通りライムに近いですが、爽やかでライムよりも酸味が少し強いかな?
噛んだ時のプチプチする食感が楽しい(*´艸`*)ー♡♡
まさにとびっこの柑橘系バージョン!
透明の方はそんなことなかったのですが、皮が赤い中身が黄色い方の粒は苦みがあり、娘は皮が黄色×緑の方が美味しい!と言っていました。
フィンガーライムの使い方
フィンガーライムは高級レストランで料理の上に乗せられて色どりを加えたり、飲み物に入れて食感と爽やかな酸味を楽しんだりすることが多いようで、そのまま食べることは少ないよう(かなり酸っぱいからね…)
我家ではジュースに入れてぷちぷちと口の中で潰れる食感を楽しんだり、薄く切ったリンゴにフィンガーライムをぱらぱらと乗せ、上からハチミツをかけてオーブンで焼いて、簡単アップルパイを作ってみたりしました。
残念ながら、アップルパイの方は焼いている間に粒がつぶれてしまい、乗せる量が足りなかったせいか思ったような酸味は得られませんでした(・_・;)
まとめ
オーストラリアでは、数日後にはイースターの連休。
そして私の住むビクトリア州では、2週間のスクールホリデーにはいります。
イースターはオーストラリアではクリスマスと同じように重要とされており、家族が集まる機会が多ので、皆で食事を囲む時、ディップやフィンガーフードの上にこのフィンガーライムを少し乗せると色どりも良く、素敵になると思いますよ(*´艸`*)♡
色どりを加える程度の量なら、酸味が料理の邪魔をすることはないと思います!
さて、メルボルンではついに屋内でもマスクをする必要がなくなり、ほぼ普通の日常が戻って来ました!(*´艸`*)
でも一方で、クーンズランド州では感染力の強い変種の新型コロナウイルスに感染した人が4人出たこともあり、今日の午後5時から再び3日間のロックダウンに入るそうです。
まさかこんなに突然ロックダウンになるとは思ってなかったので、ニュースを聞いた時は衝撃的でした。
クイーンズランド州は特に観光で成り立っているところも多いし、イースターのかきいれ時期にロックダウンは本当に辛いだろうな…。
ジョブキーパーが終わるこのタイミングで…(T_T)
正確にはロックダウンは今日から3日間なので、イースターの祝日には被らないけど、クイーンズランド州に行くのに新たな規制が加わる可能性も高いので、他州からクイーンズランド州に旅行を予定している人は気をつけてこまめに情報を確認することをお勧めします。
※30日現在、QLD州の感染者数は10人以上になっており、VIC州クイーンズランドをRed Zoneに指定。
WA州とSA州はクイーンズランド州からの入州は禁止など、各州規制が厳しくなっています。
クイーンズランダーの皆さん、大変だと思いますが、3日間のロックダウン頑張ってください!!