今日はベランダに設置されたガラスパネルを、DIYですりガラス加工してみたことについて紹介してみたいと思います。
アパートやマンションのベランダに設置されているのが透明なガラスパネルで、外から部屋の中が見えることが気になる方には役に立つ情報があると思うので、暇つぶしにでも読んでみて下さい。
注※アパートやマンションによっては勝手にベランダの一部を加工することが禁止されている場合もありますので、管理している人に聞いてから作業をすると問題が起きないと思います。
目次:
- 道路側にあるベランダ 車や人の行き来が部屋から目に入って気になる!
- IKEAのベランダ用目隠し、DYNING(ディーニング)を購入してみた
- 窓を手軽にすりガラスにすることが出来るスプレーの存在を知る
- 早速スプレーを使って、ガラスパネルにすりガラス加工をしてみる
- 1回では綺麗に仕上がらない!4回くらいスプレーするのが◎
- まとめ
道路側にあるベランダ 車や人の行き来が部屋から目に入って気になる!
このアパートには10年程住んでいるのですが、今まで住んでいた部屋は道路側ではなく、住宅が立ち並んだ側にベランダがありました。
今回購入したのは、同じ建物内でも道路側(道路からは家4軒分離れている)の部屋。
道路を行きかう車の騒音を少し心配していたのですが、窓を閉めると全く音は気になりませんでした。
ただ、ソファーに座ると道路を行きかう車と道を歩く人がちょうど目に入るんです!
かなり離れているので車から部屋の中の様子を眺めたりすることはないと思うのですが(実際に道路に行って部屋が見えるかやってみたけど、ほとんど何も見えなかった)動いている車がしょっちゅう視野に入るのが、想像以上に気になってしまいました…(・_・;)
IKEAのベランダ用目隠し、DYNING(ディーニング)を購入してみた
「1週間くらいすれば慣れるだろう…」と我慢していたけど、慣れるどころかストレスに感じることが増え、対策をすることに。
ネットで色々検索すると、IKEAにベランダ用の目隠しが売られていることを知り、早速購入してみました。
色は白と黒があり、日本だと2000円のようです。
私はベランダが明るくなるように白を購入。サイズは250cm×80cmでした。
届いてすぐにベランダのガラスパネルにつけてみたのですが、実際につけてみるとIKEAのHPの写真より見た目が悪かったです…(・_・;)
あと、IKEAが設定しているベランダの柵(上の写真のような)と我家のガラスパネル式の違い(紐を巻きつけられるスペースがあまりない)もあって、紐が説明通りに柵に巻き付けられず…。
これだと布の一部がたるんでしまうので、風が吹くたびに布がひるがえったり、ガラスパネルに当たってバンバンと音がなり、凄くうるさい!
それから、目隠しの長がベランダにぴったりなら良いけど、長すぎたり短すぎたりするとさらに見た目が微妙な感じになるので、個人的にはお勧めしません!
あまり風が吹かないベランダで、布の長さとバルコニーの幅がほぼ同じ。
そして柵式で紐をちゃんと巻き付けることが出来るベランダには良いかもしれません。
そんなわけで、我家は設置後3日でIKEAの目隠しを取り外すことに…(・_・;)
窓を手軽にすりガラスにすることが出来るスプレーの存在を知る
目隠し布を取り除いたものの、やっぱり車の移動が目に入るのは気になる!
そんな時、事情を世間話のついでに話したオーストラリア人の友人から「透明なガラスをすりガラスにすることが出来るスプレー」があることを教えて貰いました。
ペンキで有名なDuluxのDura max Frosted Glass Sprayです。
Bunningsで買うことが出来ます。
大体ペンキコーナーの横の方の棚に置いてあり、1本$22程。
日本でも同じような商品がアマゾンや楽天などで購入出来ます。
早速スプレーを使って、ガラスパネルにすりガラス加工をしてみる
家を建てる関係のお仕事をしている彼女の旦那さんによると、上手にこのスプレーを使ってすりガラスにするポイントは「風のない日を選ぶこと」だそう。
私達もアドバイスに従い、風がほとんどない日を選びました。
まずはベランダのガラスパネルを綺麗に掃除。
これもかなり重要なようで、汚れが付いているとスプレーが上手くつかないそう。
綺麗にガラスを掃除した後は、噴射したスプレーが部屋に入らないよう窓とベランダのドアは閉め、マスク(必須)とゴーグルを着用(ゴーグルはなくても大丈夫。我家はあったので付けました)
風があまりない日とは言え、多少は吹いているので、スプレーを上手に噴射出来るように旦那さんにはこちらの蓋をもって横から風を遮って貰うことにしました。
1回では綺麗に仕上がらない!4回くらいスプレーするのが◎
こちらは我家のベランダのガラスパネル。
左はスプレーする前。外が丸見えですよね。右はスプレーを1回吹き付けた後です。
缶の説明に従ってパネルから15~20cmくらいの距離から、横一線にスプレーをしていきます。
隙間が出来ないようにスプレーしても、最初は多少隙間が出来てしまうのはしょうがないと思う…。
あまり気にせず、規定通りにスプレーを乾かす時間をとり(←大事)2回目で隙間は埋めることが出来るので大丈夫!
こちらは2回目のスプレーした後。
どうでしょう?1回目にあった隙間があまり気にならなくなったと思います。
3回目のスプレー後。
スプレーするこつもつかめ、隙間もほとんど分からなくなりました。
3回目の半分くらいのところで1缶目がなくなり、慌ててバニングスへ2缶目を買いに行くことに…(・_・;)
ちなみに我が家のガラスパネルは90cm×85cmが5枚。
全てのパネルに4回スプレーして、2缶目がすこーし残るくらいでした。
4回目スプレー後。
この写真はスプレーし終わってから1週間後の写真です。気になっていた車の行き来は完全に見えなくなりました!
個人的には大満足!リビングにいてもリラックス出来るようになりました(*´艸`*)♡
まとめ
写真だと分からないけど、実際にベランダのガラスパネルを見てみると、光の加減によってスプレーをした横のラインが結構ハッキリ見えます。
私は気にならないけど、素人だと全て均等にスプレーすることは難しいと思いました。
完璧なすりガラスにしたい方は、すりガラスシートを注文し、専門の人に貼って貰うと綺麗だと思うし、値段は高くなるけど持ちも良いと思います。
また、少し手間はかかるけど、ダイソーに売っている激落ちくんでこするとスプレーは取ることが出来るので、失敗してもスプレーを落としてから再度挑戦することも出来ます。
注※窓やパネルによっては落としにくいこともあると思うので、一部にスプレーをして激落ちくんで取れるか試してから全体にスプレーすることをお勧めします。
スプレーをしてから約1ヶ月半。雨や強風に吹かれてもスプレーがとれることもなく、多少横のラインは見えるけど目隠し効果は問題ありません。
かかった費用も$45程と安く、個人的には十分満足しています。
もしも同じような問題を抱えている人がいたら、是非一度試してみて下さい!