私の旅した:子連れ海外旅行ガイド

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【オーストラリア】家のリノベーションにかかった費用① ペンキ屋さんに壁を塗り直してもらう

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去年の10月に2ベットルームのアパートを購入したのですが、新築ではなかったので、入居前に家の一部をリノベーションしました。

 

今日はオーストラリアで家をリノベーションした様子と、かかった費用についてブログに書いてみたいと思います。

 

目次:

 

購入時のアパートの状態

 

私達が購入したアパートの部屋は賃貸に出されたことが一度もなく、オーナーがずっと住んでいたため手入れが行き届いており、築13年年にしては綺麗でした。

 

それに加え、キッチンのクックトップは1年前に新しいものに交換

カーペットとブラインドも2年前に交換

 

湯沸かし器も私達が購入する半年前に壊れたようで、交換したばかり!と、壊れると費用がかかるものを数年の間に全部交換してくれていたのも◎

 

また、オーナーは一人暮らしで「2つあるバスルームのうちの1つは全く使ってない」と話していたのですが、実際に見てみるとバスタブのあるバスルームは本当に綺麗な状態でした。

 

家で料理をしないのか、キッチンのシンクやクックトップ周りも清潔。

 

入居前にはプロの人が数時間かけて部屋を清掃してくれるし、特にリノベーションしなくてもすぐに住める状態だったのですが、オーナーが提示した額よりも約10K(80万円)安く買えたこともあり、気になるとこを自分達が気に入るようにリノベーションすることに決めました。

 

リノベーションしたのは2箇所

 

話し合いの結果、下の2つをリノベーションすることに。

 

● 部屋の壁、全てを明るめの白に塗り直す

● カーペットから木のフローリングにかえる

 

このアパートを見学(インスペクション)した際に一番気になったのが、部屋の壁。

 

同じアパート内に賃貸で10年以上も住んでいたこともあり、壁がどんな色かは知っていたのですが、オーナーが壁に絵を飾るのが好きなようで、壁に穴が沢山あいていたんです!(絵は撤去済み/15箇所くらい)

 

小さい穴なら気にならなかったと思うのですが、大きい絵を飾っていたのか、穴が大きくて凄く目立つ…(・_・;)

 

オーナーの仕事がパーソナルトレーナーと言うこともあり、2部屋あるうちの1部屋は自宅ジムとして使われていたのですが、マシンを運び込む時にぶつけたのか、壁の一部に穴があいている部分があったり、何かこすった傷が壁に何カ所もあったんです。

 

それに加え、壁に無数の後付けできるフックが付けてある(20個以上!)のも見学した時気になりました。

 

 購入時の契約書に「壁の穴は購入前に直すこと」と一筆入れたので、オーナーが入居前に直してくれていたのですが、直した箇所のペンキの色が元々塗ってある色と微妙に違う…。

 

後付けのフックは取り外してくれていたけど、壁のペンキが一緒にはがれていたり、フックの周りだけ日焼けで色がかわってる!

 

それに加えて、引っ越しで荷物を運ぶ際に付いたと思われる壁の傷まで増えてるし…(T_T)

 

元々の壁の色が「Natural White」と言われる黄色みがかかった白(オーストラリアでは人気の高い色)で、あまり好きではなかったこともあり、入居前に思いきって、家の全ての壁を明るめの白いペンキで塗り直してもらうことにしました。

 

2BRのアパート(約80m²)の壁を、ペンキ屋さんに塗ってもらうのにかかった費用

 

 

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私達の購入したアパートは2ベットルーム、2バスルームのアパートで、大きさはバルコニーを合わせて80m²程。

 

友人や仕事の同僚には「費用も少なくてすむし、自分達でペンキを塗りなよ!」と何度も言われたのですが、そんなに広範囲を自分達で塗る自信もなく、レノベーションしたばかりの床を汚すのも嫌だったので、今回はペインター(ペンキ屋さん)にお願いすることに。

 

ペインターは、近所に住む知人が以前利用し、「良かったよ」と話していた人を紹介してもらいました。

 

オーストラリアはいい加減なサービス業者も多いので、実際にサービスを利用し、仕上がりに満足している友人や知人から紹介してもらうのが安心だと思います。

 

私達が頼んだペンキ屋さんは1時間$55+ペンキ代。

 

家に来てもらい見積もりをしてもらったのですが、全ての部屋の壁と天井、バルコニーの天井と壁を塗り直してもらうと、$2000位(約16万円)になるとのこと。

 

他にもっと安いところがあるのも知っていたので、「少し高いかな…」とも思ったのですが、ペンキを塗るだけではなく、ハンディーマンとして色々な物を直すことも出来るよ!と言われ、最終的には彼にお願いすることにしました。

 

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ペンキは色サンプルをバニングスでいくつか貰い、部屋の壁にのせて色を比較。

 

その中からDuluxの「Casper White」と言う、オフホワイトのペンキを選びました。

 

本当はもう一段階明るい白でも良いかな…と思っていたけど、ペインターから「あまり白すぎると、部屋が明るくなり過ぎて落ち着かないよ」とアドバイスをもらい、この色に。

 

塗り終わって見ると、確かにこの色でも十分部屋が明るくなりました。

 

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ペンキを塗る前のバルコニー。

 

13年塗り直していないので、壁に汚れが付着しています。

 

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私はこの汚れが「笑っている人」のように見えて気持ちが悪かったので(↑こんな風に見える!)、この壁は入居する前に絶対塗り直して欲しかったんです!

 

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足場を使って綺麗に塗ってくれました(*´艸`*)

 

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バルコニーの天井の手の届かない蜘蛛の巣も、ペンキ屋さんにお願いして綺麗に掃除してもらいました。

 

ペンキを塗る際、家の場合は問題ないのですが、アパートの場合、ベランダはその建物の規定で指定された色(元々塗ってある色)以外では塗れないことがあります。

 

アパートのベランダを塗る時は事前にアパートを管理している業者に連絡し、規定を確認。

 

管理会社にペンキのメーカーと色を聞いておくと、後で問題にならないと思いますよ。

 

我家もバルコニーは指定のペンキを確認し、塗って貰いました。

 

ペンキを塗って貰う以外に直してもらった箇所は、以下の通り。

 

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● 寝室についていた、壁に備え付けヒーター2つを取り外してもらう。

● ちゃんと閉まらなくなっていた、シャワーのドアを直してもらう。

● 洗濯機置き場に開いていた小さな穴を埋めてもらう。

● バルコニーの手すりについていた、謎の針金類を外してもらう

● クローゼットの備え付けの棚の一部を外してもらい、壁に残った穴を埋めてもらう

● 煙探知機(電池式)を違う場所に移動してもらう

 

直してもらう費用も1時間$55で計算され、追加料金はなし。

直して欲しいところを一気に直すことが出来たので、本当に助かりました。

 

全ての作業にかかった時間は4日間。

 

直してもらう個所が多く、当初予定していたよりも時間がかかったため、最終的に払った費用は$2450でした。

 

端数はおまけしてくれた。

 

まとめ

 

見積もり時より$500近く高くなってしまったけど、壁が綺麗なオフホワイトになり、少しくたびれた感じが一掃。

 

室内が明るくなって、新築のような雰囲気になり大満足!

 

気になっていた壁の穴や傷も、埋めてから綺麗にペンキを塗ってくれたので、全く分からなくなりました。

 

ペンキを塗り直すだけで、こんなにも印象がかわるものなんですね!

少し迷ったけど、塗り直してもらって本当に良かったと思っています。

 

お願いしたペインターは時間に正確(←オーストラリアでは貴重な存在

仕事が丁寧でフレンドリー。

 

細かい私達の要望にも応えてくれ、ランチ休憩の時に彼の住んでいたギリシャでの話を聞くのも楽しかった。

 

次にまたペンキを塗りなおす機会があったら必ず連絡すると思うし、近所に住む友人がペインターを探していたら、自信をもって彼を勧めると思います。

 

 自分達でペンキを塗るよりも5倍くらい費用はかかったけど、お金を出しただけの価値のあるサービスをしてくれたと思っています。