オーストラリアでは、開くことが一般的な子供の誕生日会。
我家ではその費用の高さに見合う程の価値を見出せず、娘が9歳になるまで行っていませんでした。
娘には理由を説明したので一応頭では納得していたと思うけど、本心ではやっぱり皆と同じようにやって欲しかったんだと思います。
そんなこともあり親の付き添いなしでお友達が誕生日会に参加出来るようになった去年、初めて娘の誕生日会を開いてみました。
予想外の小さなトラブル続出でしたが、参加してくれた子供達も娘も凄く楽しんでくれたので、結果的にはやって良かったと思います!
予算も色々調べて、5人招待し、$200以内で収まりました。
9歳で行った低予算の誕生日については、こちらを読んでみて下さい。
10歳の誕生日は予算と条件を出し、娘に全て計画してもらうことに
今年は娘が10歳になる特別な誕生日であることもあり、去年に引き続き、誕生日会をしてあげることにしました。
来年以降は(いまのところ)大きな誕生日会をする予定がないので少し奮発し、予算は$350(日本円で2万5千円程)
呼んでも良いお友達の数は9人まで(娘をいれて10人)
予算内で行えるのあれば、どんな誕生日会にしても良いとし、娘に自分で計画を立ててもらいました。
自分がしたい誕生日パーティーを考える
今まで招待されて楽しかった誕生日会を思い出したりしながら、娘が考えた「自分がしたい誕生日パーティー」はこの3つ。
● プール・パーティー
● 映画パーティー
● ボーリング・パーティー
どれも楽しそうだけど、問題は予算内で収まるのか?
スマートフォンを娘に1時間貸し出し、それぞれの誕生日プランの値段、食事のオプションを調べて貰いました。
その結果、プール・パーティーは最低人数が12人だと言うことが分かり却下。
各施設で行われている子供向けの誕生日パーティープランは、参加者の最低人数が決まっており、大体10人からとなっているところが多いです。
ボーリングパーティーに関しては、最低人数は10人からで◎
ただ、娘が希望する食事のオプションを選ぶと予算内に収まらないことが分かり保留。
映画館での誕生日パーティープランは1人約$35で、こちらはギリギリ予算内。
パッケージには映画のチケット、誕生日ケーキ、ポップコーンやピザにお菓子まで含まれており、親は何も準備しなくていい楽々プラン(*´艸`*)
また、付き添いの大人2名分も含まれ、誕生日の子供への映画チケット2枚プレゼントも含まれているのもポイントが高かったです。
ところが、映画館を訪れてパッケージについて聞くと、このプランはその映画館では行われていないと言われてしまったんですね…(・_・;)
一生懸命調べたのに、希望するどの誕生日プランも予算内(条件ない)ではないことが分かり、落ち込む娘…。
計画が難航している娘に助け舟を出す
ここまで調べるだけでもかなり頑張っていたので、ここで少しだけ助け船をだしました。
まず、パーティープランじゃなくても、10人でボーリングに行き、その後ショッピングセンター内のレストランでお昼とケーキを食べても良いこと。
映画パーティーも同じように、パッケージプランは利用できないけど、チケットを人数分購入し、その後レストランでお昼を食べることで、予算内で誕生日会が出来ることを教えてあげました。
それで元気を取り戻した彼女は、次の日学校で親しいお友達数人にどっちの方が良いかを相談。
その結果、去年に引き続き今年も映画館パーティーをすることに決まりました!
ただ娘からは、お昼は去年のようにピザじゃなくて他のものにしたい。
また、クラスの女の子は娘を入れて11人。
そのうち9人を誕生日会に誘うと、残りの2人が「どうして自分達は呼ばれなかったんだろう?」と思うから、クラスに関わらず本当に仲の良いお友達7人だけを呼びたい。
そのかわりに浮いたお金で、去年は渡さなかったパーティーバックも買って渡したい。
あと、今年はお友達から誕生日プレゼントも貰いたい!(去年はお友達からプレゼントは貰わなかった)と言うので、それで良いことにしました。
予算に収まるよう、かかる費用を調べる
娘が開きたい誕生日パーティーがハッキリしたところで、またまたスマートフォンの出番。
スマホ1つで何でも調べられる、本当に便利な世の中になりましたよね。
映画のチケットに関しては、使っているインターネットの会社(Optus)から割引料金でチケットを購入出来、オンラインで事前予約も出来るのでそうすることに。
割引チケット1枚は$14(インターネット予約手数料含む)
$14×10(私と旦那さんの分も含む)で$140。
後日談
招待状を出したのに、待っても待っても返事をくれないお友達の親御さんに少し苛々していたのですが、上の割引チケットを予約する前に、クーポンサイトのScooponでさらに安い映画のチケットが売られているのを発見!
今日になってやっと親御さんから参加の連絡を頂き、やっとチケットを購入することになったのですが、条件はあるものの、ひとり$4安く予約出来、$40安く映画のチケットを購入出来ました!
ラッキー(*´艸`*)
大好きなチュロスのお店で、アフターヌーンティーをお友達と楽しむ
見たい映画が始まるのが午後1時で、その前にお昼を食べるのは時間的に難しいことから、ランチではなく、娘の大好きなチュロスのお店でアフタヌーンティーをすることにしました。
娘はメニューとにらめっこし、予算内に収まるように注文するものを考えていきます。
チュロが18本、チョコレートが6種類ついたセットを1つ、また卵と牛乳、ナッツアレルギーがある子は別にベーガン用のチュロを注文することに。
その他タパスメニューから4種類、フルーツなどを注文することに決めたようです。
ここまでで$62。
飲み物は大体1つ$8程なので$64+$8(大人の分)
サンチュロでは、計$134。
事前にお店を訪れ、子供用の8人が座れるテーブルをお店の外の端の方に作って貰えるように頼み、大人は横の別の席で子供達を見守ります。
映画約2時間+アフタヌーンティー1時間、計3時間の誕生日パーティーになる予定です。
環境に優しいパーティーバックを考える
パーティーバックとは、誕生日会に来てくれたお友達に渡すお土産が詰まったバックのこと。
パーティーバックに関しては私は否定的で、出来ればなくなって欲しいものの1つ。
甘いお菓子や、プラスチックの30分遊んだら飽きてしまうような玩具が入っていることが多く、いつも無駄だな…と思ってしまいます(子供は喜びますが)
そこで、今回パーティーバックを選ぶ条件として、極力プラスチック製品を選ばないこと。
もし玩具を選ぶなら、すぐ捨てるようなものではなく、長く使えるものを選ぶように伝えました。
私が一緒に行くと口出ししてしまうので、旦那さんと2人でパーティーバック・グッツが沢山売っているK-martにお出掛けし、必要なものを選んできてもらいました。
紙袋と映画を見ながら食べるチップス用の紙容器、計$6。
スーパーで人数分の紙パックのジュース。
大きいポテトチップとポップコーンを1袋ずつ、計$15。
玩具はプチ・ブロックをダイソーで人数分購入。$2.80×8=$22.40。
パーティーバックがいらない娘の分も、なぜか購入…(・_・;)
彼女が選んだパンダを家で組立ててみると、こんな感じでした。
結構しっかりしてて可愛い(*´艸`*)♡
スナックは個装のものを選ばず大袋のものを。
ジュースはペットボトルの飲み物ではなく紙パック(ストローあるけど…)、ミニブロックは思いっきりプラスチックだけど、長く遊べるからなど、娘なりに考えてパーティーバックを選んだんだのではないかと思います。
予算内に収まったのか?結果発表!
映画代 $100
アフタヌーンティー $134
パーティーバック関連 $43.40
計$277.40。無事、予算内でした!
まとめ
この誕生日計画は夏休み最後の1週間で考えてもらう予定だったけど、結局計画を立て、準備が終わるまで2週間以上かかってしまいました…(・_・;)
でも、インターネットで誕生日のパッケージや値段のリサーチ、予算の計算、招待状の作成。
実際に映画館に行って誕生日パーティープランについてお店の人に尋ねたり、環境に優しいパーティーバックを自分なりに考えたりと、娘にとっては楽しいと共に色々と勉強になったと思います。
準備は整ったので、あとは誕生日当日、娘は勿論、参加してくれたみんなが楽しめると良いなと思っています。
以上、オーストラリアで娘の誕生日会を開く 計画・準備編でした。