今日は娘の通っている小学校のファンドレイジングについて書いてみたいと思います。
目次:
- オーストラリアの学校で行われる資金集め
- 学校の遊具を買うための資金集めで、ケーキストールをすることに
- 市販のスポンジを使ったケーキ作り
- 不健康だけど子供が好きな物が山盛り乗ったケーキは大人気!
- チョコレートがバリバリ割れて大失敗!
- まとめ
オーストラリアの学校で行われる資金集め
オーストラリアでは、学校に必要なものを買う資金を集めるためにファンドレイジングが良く行われます。
日本のように先生を主体にするのではなく、生徒の親(保護者)が中心になって行われ、参加は強制ではなくボランティアで手伝える人が手伝うようになっています。
学校の遊具を買うための資金集めで、ケーキストールをすることに
娘の小学校の今回の資金集めの目的は、学校のプレイグラウンド部分に来年新しく設置する遊具を買うため。
資金集めの方法はファンドレイジング定番、保護者が作ったお菓子やケーキ類を校庭で売る、ケーキストールになりました。
娘の学校ではファンドレイジングがかなり多いんですよね…。
2ヶ月に1回くらいあり学年ごとに行われるのですが、今回は2年生の番だったので私もケーキを作って持っていくことにしました。
市販のスポンジを使ったケーキ作り
オーストラリアの家には、ほとんどの場合大きなオーブンが設置されています。
我家のアパートにもオーブンはあるのですが、煙探知機がオーブンの真上にあり、少しでも煙が出ると凄い音で鳴り響くんです。
万が一煙がアパートの廊下にある煙探知機を鳴らしてしまうと全館避難になり、消防車まで来てしまうんですよね…(・_・;)
本当の火事ではなかった場合、20万円くらい請求されることがあるので(消防車はオーストラリアではタダじゃないんです!)怖くてオーブンが使えず…。
なのでケーキの土台はスーパーで買うことにしました。
不健康だけど子供が好きな物が山盛り乗ったケーキは大人気!
材料はケーキの土台2つ、ケーキ用のチョコレート、M&MのMini、Haribo(グミ)
チョコレートを湯煎で溶かしスポンジに乗せ、あとはトッピングを乗せるだけです。
湯煎したチョコレートが思った以上のスピードで固まってしまったので、途中もう一回ボールに残ったチョコを溶かして重ね塗り。
その上にトッピングを乗せたので、見た目が微妙になってしまいました。
↑こちらが完成品。
「何て体に悪そうなケーキだろう…」と思いますよね!分かります。
以前ケーキストールがあった時は、シティの有名なケーキ屋さんでパティシエとして働いていた友人のお家に週末訪れ、彼女に教えて貰いながら野菜のパウンドケーキ(ほうれん草と人参のケーキ)を作ったのですが、全く売れなかったんです!
プロが作ったものなので味は美味しかったんですよ!
でも子供達には見た目のアピールが足りなかったんですね…。
色が緑とオレンジだったのも避けられてしまった理由かも(・_・;)
ケーキストールをする時はお店番をすることも多いのですが、子供達に人気なのは今日私が作ったような、子供が好きなものがいっぱい乗ったケーキやカップケーキ。
そんな訳で今回は、味はともかく売れるものを作ってみました。
チョコレートがバリバリ割れて大失敗!
見た目は微妙ですが何とか完成。
当日売りやすいように8つにケーキを切ろうと思ったのですが…
チョコレートは湯煎で溶かしただけで、チョコレートクリームなどの柔らかいものではなかったので、切ると表面のチョコがバリバリに割れてしまいましたΣ(゚д゚lll)ガーン
娘は横でボソッと「Desaster」と一言…。
私も頭の中で全く同じことを思っていたので笑ってしまいましたけど。
オーストラリアの人はあまり細かいことを気にしないし、せっかく作ったので、このまま持っていかせることにしました(*´艸`*)
まとめ
オーストラリアの子供達はアレルギーを持った子が多いので、食べ物を持っていく時は作った物の材料の一覧を書きだすように言われます。
ケーキストール当日は一か所に持ち寄られたものが集められ、係のお母さんたちが相談して、いくらで売るかを決めました。
ケーキストールは子供達に大人気で、毎回$600くらい売れるんですよ!
ちなみにケーキやお菓子の材料代は作った人各自の負担になります。
手間をかけたのに最後に残念な結果になってしまいましたが、とりあえず売れ残らないと良いな…と思います!
以上、【オーストラリアの小学校】ファンドレイジングのためのケーキ作りでした。