今日はCity of Melbourne(メルボルン)が主催する、Knowladge weekの子供向けクラスに娘と一緒に参加してきたことについて紹介したいと思います。
目次:
- Knowledge week:Build a robotic Arm ロボットの腕を作るクラスに参加
- 早速ロボットを組み立て!思ったよりも難しくて大苦戦
- マイペースで頑固な娘と衝突
- 苦戦しながらも、何とか完成
- まとめ
Knowledge week:Build a robotic Arm ロボットの腕を作るクラスに参加
先々週の土曜日は、メルボルン市が主催するKnowladge weekのBuild a robotic arm、「ロボットの腕を作ろう!」という子供向けのクラスに参加してきました。
場所はSt KildaにあるLinden New Artの一室で行われ、約15人程の子供達が集まりました。
今回はロボットの腕を作るクラスとのことで、参加する前の週はロボットの腕が現在どんなところで使われているのかを中心に家庭学習の時間に学ぶことに。
車を作る工場で使われるロボットの腕、これから世界的に高齢者が増えていくのに合わせ、介護にロボットの手を使って介護する人の負担を減らす研究がされている動画などを娘と一緒にみました。
オーストラリアの子供向けチャンネル、ABC/MEで良く見る、BTN(Behind the News)という番組は、現在オーストラリアや世界で起きているニュースを子供が分かりやすく紹介している番組で、我家のお気に入り!
このBTNでやっていたロボットの腕の番組も面白くて勉強になりました。
こういうクラスに参加する際、事前に少し時間をかけて勉強しておくと全然理解度が違うので、出来るだけ事前に予備知識を入れていくようにしています。
早速ロボットを組み立て!思ったよりも難しくて大苦戦
上の写真のロボットの腕が、この日の課題。
このクラスは9歳から12歳対象、2時間のクラスでした。
大人は子供を置いて2時間後に戻って来ても付き添っても良いのですが、私は付き添うことに。
このロボットの腕はシリンダーに入った液体をチューブを通じて繋がっているもう一方のシリンダーに移動させることで(Hydraulic Power)、ロボットの腕のが上下左右に動く仕組みになっています。
私達が作ったものとは少し違うのですが、同じようなロボットの腕の動画を見つけたので、興味のある方は見てみて下さい。
材料も揃えやすいので、小学校高学年の夏休みの自由研究にもピッタリだと思いますよ!
準備されていた材料はこんな感じ。
2人に1冊説明書がテーブルに用意されており、娘は同じ年の中東系の男の子と説明書をシェアして、ロボットの腕を組み立てていきます。
はじめてすぐに気が付いたのですが、「このクラス、難しい!」娘1人では絶対に組み立てられなかったと思います(・_・;)
先生と助手のお兄さんが1人の計2人で子供達15人を教えるのは無理だと思う…。
幸い会場には付き添っている親も7人ほどいて、それぞれが自分たちの子供を助けることで何とか時間通りにクラスが進んでいく感じでした。
私は説明書をシェアした、中東系の男の子のお父さんに助けてもらいまくり!
彼らがいなかったら、絶対時間内に終わらなかったと思う…(・_・;)
実は彼らとは去年もKnowladge weekの子供向けクラスでご一緒しており、顔見知りだったんですよね。本当に助かりました!
マイペースで頑固な娘と衝突
ロボットの組み立て自体はそれ程難しくないのですが、材料が多く、組み立て過程が多いので遅れをとると追いつくのが大変…。
ひとりっ子の娘はどこに行ってもマイペースでこだわりが強く、皆のペースについていかないと時間内に終わらないのに、のんびり納得いくまで説明書を読みながら一つ一つ部品を組み立てていきます。
娘のためのクラスだから、手伝い過ぎたら意味がない。
でも遅れ過ぎるとどこをやっているのか分からなくなるので、やんわり「ここはこうだよ、これをこうしたら出来るよ」と口をはさむと、娘は「知ってるの!」と言って、のんびーりと一向に急ぐ様子がなく、横の私は苛々…。
全く私のアドバイスに耳を傾けないので、最後は「じゃあ、もうひとりでやって!」と放置しておきました。
でもそうするとやっぱり困るわけで…。
見かねたお隣の男の子が娘を凄く手伝ってくれて、3分の1くらいは彼と彼のお父さんが作ってくれたと言う…(・_・;)
苦戦しながらも、何とか完成
本体を組み立てた後はシリンダーの一方に水をいれ、それを本体についているシリンダーにチューブで連結させ完成!
4本のチューブはそれぞれ、本体(左右に動く)、1つ目と2つ目の腕の部分(上下に動く)そしてロボットの手元(閉じたり開いたりして、軽いものならつかめる!)に繋がっており、程液体が移動する力を使って、段ボールで作ったとは思えない程自由に動かすことが出来ます!
見本と比べて地味な印象なのは、水に色がついていないから。
去年のKnowladge weekでは、同じく液体が移動する力を使ったクレーンを作ったんだけど、赤い水がシリンダーに入っており、これが家のカーペットにこぼれて大変なことになったんです(・_・;)
だから今年は色を付かない水で作りました。これなら万が一こぼれても安心(*´艸`*)
まとめ
去年はシリンダーを1つだけ使った簡単なクラスだったけど、今年は難易度が大幅UPしており、大苦戦しました。
隣に座った中東系のお父さんと男の子には大感謝!
彼らがいなかったら絶対組み立てられなかったと思う…。
実際ロボットの手先を反対に接着剤でつけてしまった時も、直してくれたのは彼らでした(・_・;)
オーストラリアの学校制度に納得がいかず、お母さんがフルタイムで働き、お父さんがフルタイムでホームスクーリングをして男の子を教えているようで、こういうイベントには必ず参加しているんだとか。
「また来年会おう!」と言葉を交わし、彼らとはお別れしました。
9歳からのクラスだったのですが、今回は少し娘には難しく、「楽しんで学ぶ」と言うよりも、「時間内に組み立てなければ!」と思い(全然急いでいる様子は見れなかったけど…)あまり楽しめなかったようです。
次回はクラスの説明を良く読んで、娘の能力にあったクラスを選んでみようと思いながら、落ち葉がたくさん積もる、秋のSt Kildaの街を後にしました。
以上、2019 Knowledge week : Build a robotic Arm 段ボールで上下左右に動くロボットの腕を作るでした。