日本のホリデーから帰って来るまで家探しはお休み!と書きましたが、実はその後もお家探しを続けています。
今日は初めてオークション以外の方法で売っている家を気に入り、いくらでオファーしようかと旦那さんと相談していたのですが、その際、この家を担当する不動産屋さんにそそのかされ、危なく契約書にサインをしそうになってしまった話を書いてみようと思います。
私のオーストラリアでの家探しの様子は、こちらからどうぞ!予算が少ない我家が、メルボルンで家を買うまでについて紹介しています(まだ買っていませんが!)
目次:
- Dream Houseではないけど、買いたい家のほぼ全ての条件を満たしている家をみつける
- お隣さんは大事/裏に住んでいる人のお話を聞く
- 家に帰って、いくらでオファーを出すか相談する
- どうしても売ってしまいたい不動産屋、危なくそそのかれそうになる
- 不動産屋さんへの不信感が募る
- 納得いかない状態でサインは出来ない!オファーはしないことに決めました
- まとめ
Dream Houseではないけど、買いたい家のほぼ全ての条件を満たしている家をみつける
一番住みたいと思っていたエリアは、予算を大幅に増やさない限り家を買えないことが分かったので、現在はそのお隣のサバーブを中心に家を探しています。
さて、先々週末に見に行った家は、住みたいと思っていたエリアから徒歩20分の場所にありました。小学校へは徒歩5分、家の前には小さな公園があり緑が溢れています。
家自体は比較的新しく、またビルダー保険が3年ほど残っているそう。部屋は3部屋あり、家を買ったら義理の両親が毎年3週間ほどやってくる予定なので、階段を上らなくても良い1階に1部屋あるのは理想的。
ただ買い物に行くには徒歩20分かけてスーパーに行かなければいけません。図書館も徒歩25分。少し遠いかな…。
でも娘が自転車に乗れるようになったので、私も自転車を買えばスーパーまで7分。これならそれ程遠くないかも?
初めてこの家を見た時に「ここだ!」っていう直感みたいなものはなかったけど、私達が買いたい家の条件を全て満たしている家でした。
お隣さんは大事/裏に住んでいる人のお話を聞く
家自体も大事だけど、その地域の治安やお隣にどんな人が住んでいるかって言うのも、私は大事だと思うんですね。今回のお家は家の内覧をしている時に、お隣に住んでいる人に話を聞く機会がありました。
話しかけられたのは1年半前に隣に家を買ったと言うイタリア人のおばあさん。旦那さんを亡くされて、ダウンサイズするために住んでいた家を売り、このお家を買ったそうです。
このおばあさんがとてもフレンドリーで、この家が3か月売れてないこと、オークションをした結果、オファーはあったけどオーナーの希望額には届かず売れなかったこと。
近所はとても静かで治安も悪くないこと(家を買う前に住んでいたのも近所らしい)実はこの家を建てたのは親戚で、彼はマスタービルダーだと言うことなど、20分くらい話を聞かせて貰いました。
何となくなのですが、「こういう人がお隣さんだったら良いな…」と思ったんですよね。優しそうだし1人だからきっと静かだと思うし。
あと私は猫が好きなので、猫を3匹飼っていて、娘に「いつでも遊びに来ていいわよ♡」と優しく言ってくれたのもポイント高かったです。
家に帰って、いくらでオファーを出すか相談する
家に帰って調べてみると、この家はオークションが終わってからすでに2か月、マーケットには3か月間出ていることが分かりました。この週に家の値段を20K程減らしたようで、オーナーの一番上の希望金額でも私達の家購入の予算内。
ここに絶対住みたいわけではないけど、条件を全て満たしている上に予算内。お隣さんも良い人そうだし、長年住んでいる人が治安が悪くないと言うなら、住んでも良いな…と思ったんですよね。
そこでオーナーの希望金額の10K少ない金額でオファーを出そうと旦那さんと相談しました。
ただ、投資目的で家を持っている知人に相談すると、「3か月も売れ残っている家なんだから、もっと低い金額からオファーするのが普通だよヽ(`Д´)ノオーナー希望金額でも予算内なんだったら、最終的にはその値段を出せば買えるんだし、最初に低い金額でオファーを出して失うものなんてないでしょ?」と言われ、結局口頭で、オーナーが売りたい最高金額よりも20K少ない金額でオファーを出すことに決めました。
どうしても売ってしまいたい不動産屋、危なくそそのかれそうになる
この時点で私達は日本に行くまで1か月を切っており、出来るだけ早くスムーズにことを進めたいと思っていたんですね。
だから知人に相談した後、すぐに電話をし、口頭でオファーをしたのですが、不動産屋さんが言うには「オーナーは口頭のオファーは受けません。オファーをするなら、とりあえず書面にサインをして下さい」と言われたんです…。
「私達の出したオファーの金額でオーナーが了承するか分からないのに、どうして書類にサインしなきゃいけないの?(-_-;」
不審に思って質問すると、「サインしてからオーナーが24時間以内に了承するかどうか決めるから!とりあえず話はサインをしてから!」みたいに不動産屋さんに迫られたんですね…。
旦那さんは説得されそうになっていたのですが、私は「何か変だよ…ちゃんと納得するまでは書類にサインしない方が良い!」と、この日は不動産屋にサインをしには行きませんでした。
不動産屋さんへの不信感が募る
不動産屋さんの話では「サインしてもそれが契約にはならないから!」みたいなことを言われたけど、サインして良いのか分からず…。
旦那さんも同じように思っていたようで、次の日彼が所属しているフットサルのクラブのご飯会があり、チームメイトに私達の状況を説明したようです。
すると「それは契約書だから!上手いこと言ってサインさせてRock inした後、他にもっと高い金額で家を買う人を探すんだよ!不動産屋に良くある手だから、サインすると大変なことになるよ!」
「知人でもサインしてから不動産屋の返答がなくて、3ヵ月も放置されて結局買えなかった人もいるし、もしオファーで契約書にサインをするなら、弁護士にオファーの契約書を製作してもらい、例えば2日以内にオファー受け入れの返事がない場合は、契約を破棄できるとか、ちゃんと書き足してもらった方が良いよ!」とアドバイスを受けました。
その話を聞いてから、旦那さんは不動産屋さんに騙されたと思ったようで、2人して担当の不動産屋の人に不信感を感じるように…。知らないって恐ろしいな…と思いました。
納得いかない状態でサインは出来ない!オファーはしないことに決めました
本当のことを言うと、もし私達が提示した金額が不満なら(20K少ない金額でオファーを出す予定だったので)オーナーと相談して多く出す用意もありました。
でも、ごたごたしている間に1週間が過ぎ、日本に行く前に全ての作業を終える時間がなくなってしまいました…。
また「時間がないし、オーナーがいくらで売りたいと思っているのか聞いてくれませんか?」と何度も聞いたのに、「サインしてからじゃないと、オーナーにいくらなら売るか聞くことは出来ない!」と言われて、その対応の悪さに嫌気がさしたのも事実。
家を買うのは人生のうちでも一番大きな買い物で、この後何十年もローンを払っていくんだし、こんな信用できないエージェントに任せて良いのか?とも思いました。その結果、ホリデー前にはオファーを出さないことに決めました。
まとめ
このお家はオークションと違い、オーナー希望最高額を出せば家が買えるので、こんなに面倒なことになるのなら、最初から希望金額を出せば良かったな…と思ったりもしたのですが、結局上のような結果に。
「ホリデーに行く日が近いから、出来るだけ早くことを進めたい」と相談したのに、全くこちらの意向をくんでもくれなかった不動産屋の担当者。この家は好きだけど、この人から買うの嫌だな…と思ってしまったんですよね。
家を買うのって感情的なものも凄く大きいと思うので、買う段階で嫌な思い出が出来てしまったこの家を買うことが、正しいのか分からなくて…。
また、不動産屋さんに「値段が分かるまでサインは出来ません!」ときっぱり言ったら、それまでは愛想が良かったのに、しばしの沈黙の後「No problem!Bye!」とガシャン!と電話を切られたのもいやーーーーーーな感じで、思い出すと今でも苛々。
帰って来てからまだこの家が残っていたら、ソリシターに相談してオファーの契約書を作って貰うことも考えているんだけど…
やっぱりこの家も私達の家じゃないのかな…(-_-と内心思っていたりもします。家探し、本当に難しい!!!!
さて、後味が悪い終わり方になってしまいました、今度こそ本当に家探しは1ヵ月お休み!気分一新、日本のホリデーを満喫してこようと思います!!
以上、【オーストラリアで家を購入】不動産屋にそそのかされて、契約書にサインをしそうになってしまった話でした。