今日は全豪オープンテニス、男子シングルスのセミファイナル、ロジャーVSジョコビッチの試合が夜の19時半からRod Laver Arenaで行われました。
結果から言ってしまうと、全豪オープンで7回も王者に輝いているジョコが勝ち、決勝に進みました。
テニス界で一番の人気を誇り、世界中にファンのいるロジャー。
今年の全豪オープンは、3回戦で4時間以上に及ぶ接戦を制し、QFでは怪我をしたにも関わらず、7回ものマッチポイントをしのいでセミファイナルへ。
本人も言ってたけど、今年は多くの「幸運(Luck)」が彼に味方し、ここまでやってきました。
ロジャーは1500試合以上にもおよぶ長いプロのテニスキャリア中、(試合が始まってからは)一度も途中棄権したことがないことで有名。
ただ、試合が始まる前に自分のコンディションを考えて(怪我などの理由で)試合を棄権することはあったので、怪我をし、ベストではない状態で、今日の試合は棄権するかもしれないと多くのテニスファンが心配していました。
だから試合が行われると聞いた時は本当に嬉しかった!
この数年の間、世界1位を維持し続けていたジョコは、万全な体制でも勝てるか分からない相手。
ましてや怪我をしている状態では、ロジャーであっても勝てないであろうことは分かっていたけど、最後まで全力をだして戦い切り、素敵な試合を見せてくれました。
ロジャーが表彰台に登ることなく、会場を去っていく姿を見るのは、彼の長年のファンとしては切ないし、本当に悲しい。
今年で39歳と言う年齢を考えると、あと何年全豪オープンで彼の試合を見ることが出来るのかも分からない。
大ファンであるからこそ、接戦になるとハラハラして胃がキリキリ痛むけど、彼のメルボルンでの試合を1試合1試合目に焼き付けました。
まとめ
年齢のせいもあって、「これがロジャーを全豪オープンで見れるのは最後じゃないか?Is this Good Bye Federer?」と言う見出しでニュースが流れています。
でも、来年も彼がメルボルンの地にやって来てくれることを信じ、今週末の決勝をテレビで観戦しようと思います。
男子シングルス世界第1位のナダル君がOFでティエムに負けたり、女子シングルスのセミファイナルでは、オーストラリアの期待の星、アッシュ・バーティーがアメリカの選手に負けるなど、波乱も多かった今年の全豪オープン。
「優勝賞金を全部オーストラリアで起こった森林火災のために寄付する」と言ってくれた、ドイツのテニス選手、Alexander Zverevを応援したいところですが、ナダル君と死闘を繰り広げたティエムだったら、ジョコとファイナルで対等に頑張ってくれるんではないかな…と思うこともあり、決勝で誰を応援するか決めきれていません!
どちらが決勝に進んでも、きっと観客を魅了する、素敵な試合になると思っています。
以上、【全豪オープンテニス】男子シングルス セミファイナルでした。
ロジャーが今年最後のメルボルンの夜を、家族と一緒にゆっくり楽しんでくれますように!