今日は現在NGV(ビクトリア国立美術館)で行われている、Escher×Nendo Between Two World展を見に行ってきたことについて紹介したいと思います。
以前訪れたMoMA(ニューヨーク近代美術館展)については、こちらをどうぞ↓
目次:
- Escher×Nendo Between Two World展
- エッシャーの有名な作品が多数展示、初期の作品から自画像、だまし絵まで
- nendoが作る、白黒の空間オブジェ
- 8歳の娘と訪れた感想
- エキシビションをゆっくり訪れたいなら、チケットを事前予約しオープンと同時に訪れるのがおすすめ
- Escher×Nendo Between Two World展の割引チケットを購入して訪れよう
- 日本でもマウリッツ・コルネリス・エッシャー展が行われているようです
- まとめ
Escher×Nendo Between Two World展
先日、NGVで4月まで開催されている、Escher×nendo Between Two World展を娘と一緒に見に行ってきました♡
Escher×nendo Between Two World展は、オランダの有名な版画家、マウリッツ・コルネリス・エッシャーの作品と、エッシャーの作品からインスピレーションを得て、日本のデザイン・スタジオ、nendoが作った空間やオブジェが一体的に展示されると言う主旨で行われたエキシビション。
オランダのデン・ハーグ美術館とエッシャー財団の全面協力を受けて開催されたようです。
詳細はこちらから↓(日本語)
英語の詳細はこちら↓
エッシャーの有名な作品が多数展示、初期の作品から自画像、だまし絵まで
エキシビションに訪れる前に、エッシャーの作品をざっとネットで調べていたのですが、思った以上に彼の有名な作品が展示されており、見所満載でした。
Self-Portrait 1929
Drawing hands 1948
Hand with refrecting sphere 1935
Reptiles March 1943
Convex and Concave 1955
私は詳細なスケッチ作品が印象深くて好きだったけど、娘は版画の動物が描かれた作品とだまし絵が面白くて好きだったようです。
nendoが作る、白黒の空間オブジェ
nendoの作品は以前、NGVのTriennialでManga Chairと言う色々な形をした、椅子のオブジェを見たことがあったのですが、きちんと作品を見たのは今回が初めてだと思います。
エキシビションが楽しかったのは、エッシャーの作品だけじゃなく、nendoが作ったオブジェの中を歩いたり、中に入ったりすることが出来たからだと思います。
このように全く違った2人のアーティスト作品を展示するエキシビションは、NGVではアンディーウォーホールとアイ・ウェイウェイ以来初めてのようですが、個人的にはとても面白いと思いました。
8歳の娘と訪れた感想
娘とNGVのエキシビションを訪れるのも、これで4回目になりました。
エキシビションをより楽しくするために、事前にインターネットでエッシャーの作品を検索。一緒に絵を見たり、説明を読んでから訪れることにしています。
前回のMoMA展と同じように子供向けの作品説明もあり、それを一緒に読みながら進みました。
娘のお気に入りの作品はこちら。
今年行われたNGVのKids Summer Festivalで、この絵がモデルになった工作をしたのを覚えていたようです。
nendoのオブジェの中に入ったり、間を歩いてまわるのも楽しかったようです♡
娘と二人でお出掛けする時は、大体外で軽いものを買って食べるのですが、その費用は約$20。
娘に「お弁当でも良かったら、エキシビションの本を買ってあげる。外で食べるなら予算がないから本は買えないけど、どっちが良い?」と聞くと、「お弁当で良い!」と言うので、お弁当を持参し、本をお土産として買ってあげることにしました。
この本がまた素敵だったので、機会があったら紹介したいと思います。
子供向けではありますが、大人が読んでも十分楽しめる1冊です。
エキシビションをゆっくり訪れたいなら、チケットを事前予約しオープンと同時に訪れるのがおすすめ
エキシビションをゆっくりじっくり楽しみたい方はチケットを事前予約し、OPENと同時にNGVを訪れることをおすすめします。
チケットを買う列は朝一(10時)にも関わらず15人以上並んでいたので、それより遅く行く場合はチケットを買うだけでも、かなり待つ可能性があります(特に週末)
私達は事前チケットを持っており、朝一で訪れたため、待つ必要もエキシビション内が混むこともなく、ゆっくりと作品を見て回ることが出来ました。
Escher×Nendo Between Two World展の割引チケットを購入して訪れよう
事前にエキシビションのチケットを買うなら、KLOOKからがおすすめです。
NGVから直接予約した時にかかる手数料($4.5)がかからない上に、$3程割引で購入出来ますよ。
予約の仕方は、MoMAの割引チケットを購入した時とほぼ同じですので、こちらを参考にして下さい。
ただ、予約の確認が取れ、チケットがメールに添付され送られて来るのに1営業日かかるのと、訪れる時間を選択しなければいけないので注意が必要です。
事前予約して行けばチケットカウンターの長蛇の列に並ぶこともなく、直接エキシビションの入り口でプリントした(または携帯の画面上でチケットを提示)チケットをスキャンしてもらうだけで入場できます。
日本でもマウリッツ・コルネリス・エッシャー展が行われているようです
どうやら現在日本でも「ミラクル エッシャー展」が行われているようですね。
東京と大阪はすでに終わったようですが、福岡と愛媛はまだのようなので、見たい方は是非訪れてみると良いと思います。
NGVに展示されている同じ作品も展示されるようで、「開催期間がかぶっているのに、どうしてるんだろう?」と不思議に思っているのですが…。
でもエッシャーの作品は版画なので、「同じ作品が複数プリントされていたのかな?」と思ったりしています。
まとめ
Escher×Nendo Between Two World展、とても興味深く面白かったです。
メルボルンは日本と比べて人が少ないので、ひとつひとつの展示をゆっくりじっくりと鑑賞することが出来ますよ。
4月の末まで行われているので、興味のある方は是非足を運んでみて下さい♡
以上、【ビクトリア州立美術館】NGVのEscher×Nendo Between Two World展を見に行ってきましたでした。