オーストラリアのビクトリア州では、2ヶ月以上にわたった6回目のロックダウンが今週の木曜日でついに終わります。
ロックダウン中は、先が見えないことへの不安、学校に登校できない(ロックダウン中はオンライン学習)娘の学力への影響、そして突然他州への引っ越し計画が浮上したりして、自分も娘も精神的に不安定になり、この1ヶ月半は本当に辛い思いをしました。
そんな中でも、何とか毎日を楽しく健康に過ごそうと、1日1回は必ず家族で外に出ることに。
家にいるともんもんと暗いことばかりを考えてしまうことが多かったので、この1日1回の散歩は、自然と触れ合い、気分転換できる、とても大事な時間になりました。
規制が緩和されて移動できる範囲が5kmから15kmまで広がったので、15km範囲内で行ったことのない自然の多い公園を探し、色々な場所を訪れました。
同じエリアに10年以上も住んでいるのに知らなかった、素敵な場所を沢山見つけることが出来たのは、ロックダウン中の大きな収穫。
20度を超えるような暖かい日は、家から車で10分程にあるビーチへ通い、娘は水遊び。
私は日の光を身体に浴び、波の音を聞きながら、砂浜を裸足で歩いてEartingをしてストレス発散。
砂浜にピクニックマットを敷いて横になり、図書館で借りて来た日本の漫画、Haikyu!!!を読むのも楽しかった!(◍ ´꒳` ◍)
途中の巻を誰かが借りていて、なかなか通しで読めないのが少しもどかしいけど…。
色々な場所で見つけた、春の花にも元気をもらいました。
私の一番のお気に入りは、燃えるような赤い色をした、ボトルブラシと言うオーストラリア原産の花。
名前の通り、ボトルを洗うブラシに似ていますよね(笑)
ピンク色になる湖がPort Melbourneの近くにあると言うニュースを見て、Westgate Parkを訪れたのですが、残念ながら私が行った日は普通の色でした…(・_・;)
どうやら、色々な条件が揃って初めて湖はピンクになるよう。
夏の終わりにピンクになることが多いようなので、その頃になったらもう一度訪れようと思っています。
天気が悪かったり、寒くて外に出るのが億劫になる日もあったけど、そんな日はPokemon Goを娘と一緒にやりながらお散歩。
2時間半の散歩で、100匹以上のポケモンを捕まえたことも…(笑)
お散歩の途中で見つけた、クレヨンで顔が書かれている可愛いポールの中を覗き込んだら、誰かが書いた素敵な手紙が入っていて、読んで幸せな気持ちに(◍ ´꒳` ◍)
5回目のロックダウン中から、川沿いの散歩コースでいつも見かけるブラックスワンの赤ちゃん達。
皆さんは白鳥の赤ちゃんを英語でなんて言うか知っていますか?
私も最近まで知らなかったのですが、白鳥の赤ちゃんは英語でCygnetと言うそうです。
現在はお母さんスワンとほぼ同じサイズになり、羽の色も白っぽいグレーから黒くなりつつあります。
口ばしも成長と共に黒から赤になるのかな?
お散歩途中で芝生エリアに座り、娘とパンチングニードルにも挑戦してみました。
ちょっとコツがいるんだけど、それ以外はひたすらブスブスと針を布地に刺していくだけなので簡単だし、この単純作業が何気にストレス発散に丁度良かった!
キットは全部揃って$5と格安。Kmartで購入しました。子供でも簡単に出来ますよ♬
夫婦で2回目のワクチン接種を終えたので、6回目のロックダウンになってから初めて友人に会って来ました。
サウスメルボルン・マーケットの前で待ち合わせ。
サウスメルボルンに来たのは、私と娘は2年ぶり。大好きな10年来のマレーシア人の友人に会うのは半年ぶり!
マーケット内にある、旦那さんがお気に入りのカフェ。
オフィスがサウスメルボルンにあるので、ミーティングがある日は大体このお店のクロワッサンをTake awayして、お茶の時間に同僚と食べるようで、時々家にもお土産で持って帰って来てくれます。
週末のマーケット内は大混雑していて、確か買い物は家族で1人ってルールだったと思うけど、誰も守っている様子はなく…(・_・;)
ここからボタニックガーデンまで友人と歩いて、一緒にホットチョコレートとクロワッサンを食べながらピクニックをする予定だったのですが、友人がワクチンを接種していないことが分かり、急遽旦那さんだけが彼女とボタニックガーデンで話し、私と娘は別行動することに…(T_T)
彼女はナースなので、ワクチン接種してると思ってたんだけど…。
ルールとしては、ワクチン接種している人は外で2家族、5人まで集まれるけど、接種していない人は1人までとしか屋外で会うことが出来ないので、4人で一緒に集まることは出来ず。
ナースの友人は、決まった期間中に接種を受けないと仕事を辞めなければならず、転職するため、この日は旦那さんに彼の会社(彼女は元同僚)は接種が義務化されたのかを聞きたかったよう。
残念ながら、彼の会社でもワクチン接種が義務化され、接種していない人は来年から働けないことになってしまったので、ワクチンを接種しない限り、彼女がこの業界で仕事を見つけるのは難しいと思う。
ビクトリア州ではシドニーのあるNSW州と違って、ロックダウンがあけても未接種の人は自由がかなり制限される。
接種を受ける受けないは個人の自由だし、尊重されるべきだと思うけど、受けないと決めた人は不自由だろうな…。
まとめ
たぶん、これからの人生で、こんなに家族全員が一緒に家で過ごすことはもうないと思う。
そう思うと貴重な体験だったし、いつかこの2年間を振り返って、「こんなこともあったね」と家族で笑いあえる日が来たら良いなと思う。
でも今は、ロックダウンが終わることが、(不安も勿論あるけど)とても待ち遠しいです。