長い長いロックダウンを経て、私の住んでいるメルボルンはやっと新型コロナによる規制が緩和されました。
まずは夜9時から早朝5時までの、夜間外出禁止が今日からなくなりました。
ここ数か月、ずっと不眠症気味だったのですが、夜間外出禁止令が出ている間は夜中にベランダに出て、外の様子を眺めるのが密かな楽しみでした。
肌寒い中、誰も歩いてない、車もトラックくらいしか走っていない静まり返った外の様子を見ていると、人が突然地球上からいなくなってしまったような不思議な感覚を覚えることも。
こんな大規模な外出禁止令が出されることになるなんて、去年の今頃は夢にも思わなかった。
ある意味、とても貴重な体験だったと思います。
数カ月ぶりに、娘と一緒に買い物へ行く
昨日までは1家族のうち、1名しか買い物に行けなかったのですが、今日から同じ家に住む家族なら人数制限なく一緒に買い物に行けるようになったのも本当に嬉しかった!
今日は娘を公園に連れて行った後、早速ふたりで近所のベトナム食料品店に立ち寄り、お買い物。
私は大好きな平たい米麺(Rice Noodle Roll)のBanh Uot Cha Lua。
娘は叉焼まんと迷ったけど、カリーパフとカリッと揚った小さい春巻きをランチに買いました。
パンダンカスタードのワッフル包みをデザートに買い、最後に寒いけどバブルティー(タピオカ飲料)を買って、久し振りの娘との買い物は終了。
緩和されたとはいえ、引き続き感染に気を付けなければいけないのは同じなので、ほんの短い時間だったけど、少しだけ自由と日常が戻ってきた気がして本当に嬉しかった。
公園や散歩へも家族そろって行けるようになったので、週末は久し振りに3人で出掛けたいと思っています。
10月12日から、小学校が再開に
今回の規制緩和で何よりも嬉しかったのは、学校再開が決まったこと!!
学校再開は(小学校)当初プレップ~3年生まで(2年生だったかな?)再開する日が決まっていて、それ以外の学年は感染者数を見て決めるとなっていたんですね。
だから、日曜日に州首相から「6年生まで全学年で10月12日から学校が再開されます」と聞いた時は本当に驚いたし、娘は飛びあがって喜んでいました(笑)
思い起こせば、今年はまともに学校に通ったのは1学期のみ。
2学期は最後の2週間のみ登校。
冬休みの間に感染者が急激に増え、3学期は1日も通うことのないまま休校に…(;_;)
「今年はもう、学校に通うことはないのかもしれない…」と覚悟していたので、親としても本当に嬉しかったです。
1回目のロックダウンはメルボルンのあるビクトリア州だけではなく、オーストラリア全国で一斉に行われたものだったので、特に「勉強が遅れたりしたら、どうしよう…」みたいな焦りはありませんでした。
でも他の州は普通に学校に通っている中で、3学期(約3ヶ月)もビクトリア州だけ休校になった時は、流石に「勉強は大丈夫なんだろうか…」と不安になりました。
家でも勿論出来るところはサポートしたけど、やっぱり大人とは言え素人なので、学校で朝の9時から3時まで先生に教えて貰うようにはいかず…。
ただ、再びロックダウンになって娘もストレスを感じているはずなので、勉強よりも娘が毎日楽しく過ごせることを優先し、学校のオンライン授業をこなす以外特別なことはしませんでした。
結果的には、(我が家は)それで良かったと思っています。
今後遅れが出て困った時は、その都度一緒に勉強していくつもりです。
まとめ
こんなに長期間色々な制限を受けた中で暮らしたことがなかったので、ストレスを感じることもあったし、苛々したり、将来を不安に思う日も時にはありました。
でも、感染者数が10台で落ち着いて来て(今日は5名でした!)ロックダウンが解除される間近の今、振り返ってみると、人生の中で家族とこんなに長い間一緒に過ごせることってあるだろうか?って思うんですよね。
とても貴重な日々だったと思います。
ボーナスは減ったけど、旦那さんがロックダウンン中も仕事を自宅で続けることが出来、家族全員が新型コロナに感染することもなく、健康に暮らせたことに感謝しています。
来月の中旬までは、今までと同じように家から5km以上離れた場所にはいけないけど、出来るようになったことが増えたことに感謝し、あと約2週間、学校が再開されるまでの毎日を穏やかに過ごしたいと思います。