新型コロナによる長期の休校を経て、ついに来週の火曜日から学校が再開されます。
オーストラリアでは各州ごとに学校が再開される日が異なるのですが、私が住む保守的なビクトリア州では一番最後に学校が再開されることになりました。
新型コロナウイルスの影響で、娘の通う小学校が休校に決まったのは３月２４日。
我家では１９日から自主休校にして娘を学校に行かせていなかったので、約３ヶ月も学校には行っていなかったことに。
オーストラリアは死者も１０２人と他の国に比べると新型コロナウイルス感染による被害が少く、身近に感染して苦しんだ人が１人もいなかったせいか、娘は「学校が再開して、新型コロナウイルスに自分がかかったらどうしよう…」と言うような不安はないよう。
学校が再開されるのを今か、今かと指折り数えて楽しみにしています！
オーストラリアの新型コロナウイルスの現状と、学校再開への不安
オーストラリアの新型コロナウイルスの感染者は一時期一気に増えたものの、その後の厳しい外出制限のお陰で、現在は新規の感染者数が１日１桁台まで減っています。
※最新の情報が知りたい方は、オーストラリア政府のHPから確認してみて下さい。
それでも感染する可能性が完全になくなったわけではありません。
再開が決まり、学校内に親は（許可なしでは）入れない。
教室内には消毒液が置かれ、子供達は頻繁に手を洗う、今までよりも校内の掃除の頻度が増えるなど、色々な対策がとられていますが、どうやら学校内での（生徒間の）ソーシャル・ディスタンシングは行われていないようなんです！
While the Victorian Chief Health Officer has advised that students will not be required to maintain physical distancing at school, staff and parents will be supported to practice physical distancing.
This will apply until further notice.
※ビクトリア州のものなので、他の州では違う場合もあると思います。
ニュースで見たのですが、日本ではフェイスシールドを付けて学校に通っている子供もいるそうですね！
オーストラリアは感染者数が少ないとはいえ、何も対策をしないのはどうなんだろう？と思ったり…。
また、学校に行くにあたってマスクをつけることも推奨されてはおらず、ほとんどの子供達はマスクを着けていません。
そんな中、娘だけマスクを着けて行かせるのは気が引ける…。
娘には「人と人との距離を出来るだけ保つよう」教えているけど、１０歳の娘が常に気を付けられるはずもなく、再開しても学校に娘を行かせるべきなのか、正直かなり迷いました…。
ただ、プレップ（幼稚園の年長）と１年生、２年生は３～６年生よりも早く５月２７日から一足先に学校が再開されており（新しいルールに慣れる時間がかかるため）テレビのニュースで見る限りでは、学校再開による大規模なクラスターが起こると言うようなことは今のところ伝えられていません。
また、先に学校が再開された他州でも、数校で生徒の感染が報告されているけど、大規模なものではなく、不安は勿論まだあるけど、最終的には「娘を学校に行かせても感染する可能性は低い」と思えるようになりました。
３ヶ月ぶりにお友達と再会
今週末のオーストラリアは、クイーンズ・バースデイの祝日で三連休。
新型コロナの制限が緩和されたこと。
学校再開の第一歩として、近所に住むお友達と公園で一緒に遊びました。
FaceTimeなどを利用し、オンライン上では毎日のようにお友達と話していた娘ですが、実際に友達に会うのは３ヶ月ぶり！
公園につく前にお友達を見つけて、名前を叫びながら全速力で走って行き、嬉しくて思わずHugしそうになったけど、思いとどまることが出来たのは大きくなり、色々なことが分かるようになったからなんだろうな。
最初はふたりとも何だかおっかなびっくり。
でもすぐに普通に戻り、雲梯をしたりブランコに乗ったりと公園中を駆け回って楽しそうに遊んでいました。
こんな風にして、突如奪われた日常はゆっくりゆっくりとですが普通に戻りつつあります。
まとめ
日本でも学校が再開したところが多いのではないでしょうか？
子供達はどうしていますか？
大規模な学校での集団感染などは起こっていませんか？
国は違っても、親としては子供の学校が再開され、ホッとした気持ちが半分、不安が半分だと思います。
全国で一気に学校が再開すれば、少なからず感染する子供達も出てくると思うけど、正直それは防ぎようがないことだと（個人的には）思っています。
出来ることは限られているけど、自分達がするべきことをして、少しずつ「ニューノーマル」と言われる日常に戻っていく娘を、親として見守って行けたらと思っています。
以上、【オーストラリア】新型コロナウイルスによる長期の休校を経て、ついに学校が再開へでした。
