今娘の学校で人気なのは、オーストラリアの2大スーパーの1つ、Colesで貰うことが出来るスティッキーズ。
スティッキーズとは、様々な食べ物のキャラクターの下に吸盤がついていて、色々な場所にぺたんと貼り付けることが出来る玩具のこと。
Colesで$30買い物をするごとに1つ貰える他、特定の商品を買うとボーナスとしてステッキーズを貰うことが出来ます。
今シーズンは24種類。
スティッキーズは貰う時は袋に入っており、中身を出すまで何のキャラクターが入っているか分からないようになっています。
もしも同じキャラクターが出てしまった場合は学校に持って行き、お友達と自分が欲しいものを交換。
1つでも多くのスティッキーズを集めようと子供達は奮闘しているらしい…(・_・;)
我家ではColesで普段あまり買い物をしないのですが、新型コロナウイルスに備えるためにまとめ買いした時と、お友達と一緒にオンラインで買い物をする際に利用し、思いがけず11個もスティッキーズを貰いました(ボーナス含む)
娘はお友達と自分が持っているスティッキー(だぶって出たもの)や家にある玩具などを毎日交換し一喜一憂。
最終的には、〇がついている7個以外全て集めることが出来たようです。
24種類の他に5種類「レア」なものがあり、それを持っているお友達は(娘の学校では)すごく羨ましがられているらしい…(笑)
娘も1種類だけレア(?)なスティッキーを持っているのですが、それがこちら。
バナナブレッドのスティッキーです。
これはガソリンスタンドなどに併設されている、Coles Expressと言うお店のみで貰えるスティッキーで、$30以上買い物+お店で売っている$2.50のバナナブレッドを買った時に貰うことが出来ます。
他のスティッキーと違うところは、条件を満たせば必ずバナナブレッドのスティッキーが貰えると言うこと。
1人につき、1個まで貰うことが出来るようです。
娘はたまたま旦那さんと一緒にガソリンを入れに行った時に広告に気が付き、「あとでお金は返すから!」と旦那さんに頼み込んで、このバナナブレッドのスティッキーを手に入れたそう。
このバナナブレッドのスティッキーについては(娘の学校では)ほとんど知られていないようで、お友達から羨望の眼差しを受け、交換のお願いが殺到しているようです。
どこで貰ったか、教えてあげれば良いのに…(・_・;)
財布の紐がかたい娘ですが、自分のお小遣いから$2出して専用ケースも購入。
娘が自分で働いて貰ったお小遣いの使い道には口を出さない決まりになっているので、内心「いらないんじゃないかな…」と思ったけど、何も言いませんでした。
家に帰って見てみると、ケースの横にはすごろくが付いており、これが中々面白い(毎晩付き合わされるのは大変だけど…)
学校にも持って行って、お友達と楽しんでいるようです(*´艸`*)
プラスチックの玩具について考える
我家では、数年前から環境のために出来るだけプラスチック製品を使わない生活を心がけています。
スティッキーズとはそもそも、Colesが「子供達がフレッシュフード(野菜やフルーツ)に親しみ、もっと食べてくれることを促進する」と言う名目のもとで出した玩具なんだけど、この記事にもあるように、本当は子供を玩具で釣って売り上げの促進を図るプロモーションだと私も思うし、オーストラリア全体でプラスチックのゴミを減らそうと努力しているのに、この玩具はプラスチックで出来ている。
だから前回スティッキーズシリーズが出た時は、買い物をした際も断って貰わず、娘は自分では1つもスティッキーズを持っていませんでした。
ところが、やっぱり他のお友達が羨ましかったんでしょうね…。
家にある他の玩具を学校に持って行ってはお友達と交換して来て、最終的には13個くらいのスティッキーズを集めていたようなのですが、私が見つけるまでずっと隠していました。
ちゃんと事前に「どうしてスティッキーズを貰わないか」は説明していたけど、娘は9歳なので、頭では分かってはいても他の子が持っていたら、やっぱり自分も欲しいと思ったんだと思うし、お友達は許されているのに、自分だけが貰うのを許されていなかったことが悲しかったんだと思います。
そんな娘のことを思うと、私も何だか悲しい気持ちになってしまいました…。
そんなこともあり、今年は信念には反しているけど、娘にはスティッキーズを他の子と同じように集めさせてあげることに。
厳しく制限することは出来るけど、娘がもう少し大きくなって、本当に私が言った意味を理解出来る日が来るまで、少しだけ待ってみることに決めました。
以上、オーストラリアの子供達に大人気!Colesのスティッキーズ(Stikeez)を集めるでした。