娘がキャンプに行っていないこともあり、昨日は久し振りに旦那さんとふたりで映画を見て来ました。
話題のジョーカーと迷ったのですが、スティーブン・キング原作の名作映画、「シャイニング」の続編、ドクター・スリープ(Dr Sleep)を見に行ってきました。
今日はドクター・スリープを見て来た感想をブログで紹介してみたいと思います。
詳しい解説とかではなく個人的なざっくりとした感想なので、お時間のある方だけお付き合いください。
※日本公開は11月29日からと、まだ未公開のこの映画。
少しだけネタバレしているところもあるので、何も知らずに映画を見たい方はここでそっと画面を閉じて下さいね。
目次:
ドクター・スリープの予告編
この映画はスティーブン・キング原作の1980年に公開された名作映画、「シャイニング」のダニーの40年後が描かれています。
ダン(ダニー)役はスターウォーズやムーランルージュ、トレインスポッティングで知られる、ユアン・マクレガーが演じています。
あらすじ
雪山で起こった惨劇によるトラウマで、アルコール依存症になったダン(ダニー)
新しい街に引っ越し、偶然の出会った友人ビリーのおかげでアルコール依存症からも回復し、天職ともいえる仕事も見つけ、平穏で安定した生活を送り始めていた。
だがその後、ダンは彼と同じ不思議な能力を持ったアブラと出会い、彼の人生はまた思わぬ方向に動き出す。
映画の感想
「かなり微妙だった」と言うのが、映画を見た私の正直な感想です。
ユアン・マクレガーをはじめ、ワンダーやROOMに出ていたJacob Tremblay君が贅沢にも目立たない役で出ていたり、ミッションインポッシブルに出ていたレベッカ・ファーガソンを悪役として採用するなど、キャストも豪華。
それぞれの演技が悪いわけでは決してないんだけど、映画シャイニングの続編となると「ちょっとな…」と思ってしまいました。
まず、ストーリー的にダニーのお母さんや、若い時のジャック・ニコルソンが演じたダニーの父のジャックも登場するのですが、年齢の関係もあって本人にかわって似ている人が演じています。
ただオリジナルのキャストの印象が強烈なだけに(ダニーのお母さんとか特に)それが妙に気になってしまった…。
また、続編なのでいたるところに映画シャイニングの要素や映像が散りばめられているのですが、何となくわざとらしく感じたり、「それって本当に必要な場面?」と、とってつけたような感じがありして、見終わった後は何だかもやもやした気持ちになってしまいました。
映画「シャイニング」はジャック・ニコルソンの狂気の演技と雪で閉ざされたホテルで起こる奇怪な出来事を中心に描かれていて、見ている人の想像力を掻き立てる内容になっていたけど、ドクタースリープはダン(ダニー)やアブラの持つ超能力をテーマにした作品になっていて、続編なんだけど違うテーマだからか違和感があったのかもしれません。
いっそ続編としてだはなく、全く別の映画として見た方が素直に楽しめたのかも!
実際、映画は2時間半と長いけど、途中で飽きることなく最後まで見ることが出来ました。
映画自体としてはつまらないわけではないと思うんですよね…。
映画「シャイニング」のファンの人には、この映画は「面白い」と思う人と「これはひどい!」と思う人に分かれるような気がします。
まとめ
この映画を見ることで、映画「シャイニング」の意味合いも(見る人によっては)変わってきてしまうかもしれないので、個人的には見ない方が良かったかな…と少し後悔していたりします(・_・;)
続編って難しいですよね…。
元々3部作として作ったものは別として、ヒットしたからその後続編を作ることにした!みたいな映画はあまり良いものが少ない気がするのは私だけでしょうか?
公開されたばかりだけど、平日の夜だったからか広い映画館の中には私達を含めて6人だけ。
オーストラリアの映画館では、最近全席リクライニングシートを採用しているところも多く、足を伸ばしてごろんと横になり、久し振りに見る大人の映画を(娘がいると見るのは子供映画ばかり…)楽しみました。
以上、映画「シャイニング」の続編、ドクター・スリープを見た感想でした。