私の旅した:子連れ海外旅行ガイド

娘と一緒に旅し経験した、子連れ海外旅行ガイド

小学校3年生の学校の宿題

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今日はオーストラリアの小学校に通う娘の学校の宿題について紹介してみたいと思います。

 

目次:

 

3年生の娘、生態系について学ぶ

 

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娘が通う小学校では、3年生の3・4学期にEco System(エコシステム/生態系)をテーマにして、地球に存在する動物や植物などについて色々学んだようです。

 

3学期は遠足で海洋保護区に出掛け、1日専門家やレンジャーと一緒に海の生態系について学び、4学期では3人ずつのグループに分かれ、興味のある場所(例:砂漠、海、川、池等)の生態系についてまとめるという宿題が出ました。

 

娘は仲良し3人組でグループを作り、話し合いの結果「熱帯雨林」の生態系について調べることにしたようです。

 

宿題が本格的で驚く

 

話には聞いていたのですが、「図書館で熱帯雨林の本でも借りて、それを適当にまとめるんだろう」と思っていた私。

 

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実際には上のような、宿題にどんな要素を入れて完成させるかを説明した紙が渡され、これをグループで相談し、1人ずつのタスクを分担。

 

図書館で本を借りるほか、テーマに関係あるドキュメンタリーを図書館で借りて家で見る。

インターネットでリサーチして情報を得るなど、かなり本格的。

  

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お友達のお家に1日集り、各自調べたことをノートにまとめて学校でスキャン。

 

発表はipadと、グループで協力して作った熱帯雨林のジオラマを使って説明するというものでした。

 

私が小学校に通っていたのなんてもう30年前の話なので、比べるのもおかしいと思うのですが、毎日の授業にもインターネットやipadなどを使うことが多く、昔とは子供達の学び方が大きく変わったんだな…と感じました。

 

1つのテーマで色々な教科についても学ぶ

 

大きなテーマは「生態系」について調べると言うことだったけど、グラフを使うところでは算数を、生態系のジオラマ制作ではアートを、文章をまとめる時は英語のライティング

 

インターネットを使ったリサーチではタイピングのスキルがいると思うし、グループで協力してタスク分担をしたり、皆の前で発表する時の台本を作ったりと、1つの宿題で色々な教科の勉強をすることが出来るのも面白いな!と思って、娘の様子を見ていました。

 

発表会に参加して思うこと

 

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生態系についてそれぞれのグループでまとめた後は、親を招待して発表会がありました。

発表会は平日の3時45分からスタート。

 

こういうお知らせは1週間くらい前に突然言われるので、日本人の私としては「もっと早くに言ってよ!ヽ(`Д´)ノ」と思うのですが、周りの方はあまり気にしていなさそう…。

 

「仕事をしている人は、皆どうしているんだろう?」と不思議に思う程、オーストラリアではこう言うイベントに親が参加します。

お母さんだけじゃなく、お父さんの参加も本当に多いです。

 

それでもやっぱり仕事を抜けて来れない親御さんもいるので、そんな時は自分の子供の発表を見に来た親御さん達が、他の子供の発表も色々質問しながら見て周ったりします。

 

一生懸命頑張ったし、子供は誰かに見て欲しいはず。

オーストラリアの人は褒めるのが本当に上手なので、子供が喜ぶ言葉を沢山かけながら説明を熱心に聞いている姿に、いつも「素敵だな」と思います。

 

まとめ

 

私も娘に促されて、親が参加出来なかった子の発表を見るのですが、「Great!」とか「I think that's really interesting」とか適当な誉め言葉は使えるけど、「ここがこういう風に面白いと思って、でもこれをこうした方がもっと良くなると思う」など、本当に子供達のためになるコメントを言うことは中々出来ず…。

 

また「何か質問はありますか?」と言う子供達の問いかけに、良い質問がパッと思い浮かばず、無言になってしまうことも(・_・;)

 

最近は行く前に娘に相手になって貰い、あらかじめ質問を練習してから行っています。

ロール・プレイングっていうやつです!

 

大人として非常に情けない感いっぱいですが、娘に勉強を頑張って!と言いつつ、親の自分が出来ないことを「英語が苦手だから…」と放置することは出来ないし、私も出来ることは努力しないとな…。

 

娘の宿題にお付き合いするというよりは、私も英語で色々なことを日々学び直している感じがします。

 

以上、小学校3年生の学校の宿題でした。