私の旅した:子連れ海外旅行ガイド

娘と一緒に旅し経験した、子連れ海外旅行ガイド

【海外在住の人はどうしてる?】年老いてきた両親の今後について、将来不安になることが多い今日この頃

 

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 日本を離れ、海外での生活も13年目になり、自分も年をとって来たけど両親も来年で70代と随分年をとってきました。

 

 今日はそんな日本にいる両親について、将来の不安や海外在住の自分が出来ること、迷っていることなどを、少しだけ書いてみようと思います。

 

日本に住んでいる両親が少しでも楽に買い物を出来るように、ネットスーパーの使い方を教えてみた経験について紹介しています。


日本に住む父について書いています。

 

目次:

 

私の両親について

 

私は現在オーストラリアに住んでおり、兄弟はいません。

日本の両親は共に健在。

 

母はもうすぐ70歳にして週4回でジムに通い、買い物も毎日自転車でビューンと行ってしまうほど元気。

 

見た目にも気を配っており、朝起きると毎日美顔機でマッサージ、そして必ずお化粧。

皺も少ないせいか60代前半にしか見えません。

 

父は50代の頃から心臓に問題があり、毎日9錠も薬を飲んでいます。

 

今の時代、元気な70代は沢山いる中、仕事を退職した途端目標を失ったようにすっかり元気がなくなってしまった父。

 

現在は、家でソファーに座り1日中TVをみているか新聞を読んでいるかの毎日を送っています。

 

65歳で定年退職したので、この5年間、時には厳しく時には優しく、少しでも運動するように言い続けてきました。

 

5万円以上するウォーキングマシンや、ステッパー、ウォーキングシューズや運動しやすい服も送ったけど「そのうち使うよ」と言ったまま結局は使うことはなく。

 

最近は少しでも「運動したほうが…」と言うと怒り出す始末。

 

そうこうしている間に目に見えて足の筋肉は衰え、毎回会う度に思うように歩けなくなってくる父を悲しい気持ちでみることが多いです。

 

年をとって本当に頑固になってしまった父。

 

年をとって色々なことが出来なくなるのはしょうがない。

 

でもこれから10年、15年と生きるのなら、一緒に住んでいる相手を思って迷惑をかけないためにも、少しでも努力して健康でいるようにして欲しいのに…。

 

父に関しては、本当にどうしていいのか途方にくれることが多いです。

 

海外在住の自分は、将来両親のために何が出来るのか?

 

最近将来2人がもっと年をとって介護が必要になった場合、海外在住の自分は何が出来るんだろう?と考えることが多くなってきました。

 

海外在住で両親を日本に残して来ている人なら、同じような不安を抱える人は多いと思います。

 

皆さんはどうしているんだろう?

兄弟が日本にいる場合は、またきっと違うでしょうね。

 

私は現在在宅で働いているのですが、その分のお給料はほぼ全て貯金しています。

 

月によって収入が大きく変わる仕事だし、娘が小さいこともあって長い時間は働けないので大した金額ではないのですが、日本で何かあった時のために備えています。

 

オーストラリアから日本へは、家族3人だと飛行機代だけでも25万円くらいはかかってしまうので、備えておけばいざという時に安心。

 

旦那さんにも、あまり自分の家族のことで迷惑をかけたくないと思う気持ちもあります。

 

日本を離れて13年、今や浦島太郎状態!日本の複雑な手続きが果たして自分に出来るのか?

 

我家のお墓は富士山に近く、景色の良い富士霊園にあります。

 

私が子供の頃は両親共にフルタイムで働いて、仕事が忙しかったこともあり、覚えている限りではお墓参りに行った記憶がほとんどありません。

 

でも8年前に妹が亡くなってからは、私も日本に帰るたびにお墓参りへ。

 

富士霊園へは車で東京から2時間ほど。

父が60代前半の頃は良かったけど、70代にもなると運転するのも身体的に辛く、東京郊外で電車で30分くらいで行ける場所にお墓をうつせないかと言う話が出ました。

 

いくつか問い合わせをしたようなのですが、結果からするとお墓はうつさないことに。

 

お墓を東京郊外に買ってうつすのに約800万円かかると言われたことが主な理由ですが、それ以外にも手続きが大変だったことも大きな理由だったようです。

 

日本は色々な手続きの複雑で、本当に手間がかかる国だと思います。

 

13年も日本を離れてしまった今、すでに浦島太郎状態で、いつか両親が亡くなった時に手続きを自分でちゃんと出来るか正直自信がありません。

 

両親をマレーシアにつれてくるのは、年を取った2人にとって幸せか?

 

いくつか考えている中では、将来私達がマレーシアに戻り(旦那さんはマレーシア人)そこで徒歩圏内、または同じコンドミニアム内に家を買い、近くに住んで面倒をみると言う案。

 

でもこれは、両親が嫌(マレーシアには住みたくない)とのこと。

 

自分の住みなれた国で死にたい。日本の美味しいご飯を食べたい。

 

病院は日本語がちゃんと通じるところに通いたい。

 

毎日暑いのには耐えられない。日本のテレビを見たい。

 

言われてみれば当然ですよね。

 

私は26歳の時に日本を離れましたが、それだって外国の生活に慣れるまでは大変だったし、時間がかかりました。

 

本当のことを言うと、今だって慣れないことばかりです。

 

だから年をとった両親を海外に移住させるのは(本人が望んでいないなら特に)2人のためにならないのかもしれない。

 

また環境がかわると、一気にぼけてしまったという話も良く聞きますよね…。

 

両親を介護老人ホームに入れることは、ひどいことなのか?

 

実は母に関しては、母方の親戚が介護老人ホームを経営していて、介護が必要になったらそこに入れて欲しいと昔から言われています。

 

でも祖母を10年近くも介護老人ホームに入れていた経験から、こういう施設にはあまり良い印象を持っていません。

 

また介護老人ホームに入れるにはある程度のお金もかかるし、ずっと払い続けることが出来るのか?という不安もあります。

 

また逆に父は「絶対こう言う施設には入らない!」と言っているので、それもどうするべきか…。

 

自分の終活について

 

私は娘がひとりいるのですが、将来娘の手をなるべくわずらわせないためにも、自分の最期が近くなった時にどうして欲しいかという希望は元気な時からきちんと伝えていこうと思っています。

 

年老いて重い病気になった場合は「延命する処置は受けない」と言うカードにサインしているので、痛みを出来るだけ除いてもらい、延命はせず自然のまま死を迎えられればと思っています。

 

また将来事故や病気で脳死状態になった場合には、臓器提供のドナーに登録しているので、使えるところは必要としている人に使ってもらって、誰かの役に立てもらえれば満足。

 

選べるならば亡くなった後は散骨にしてもらって、娘の記憶の中に少しでも自分の思い出が残っているならば、それだけで幸せ。

 

お墓って死んでしまった人のためと言うよりも、残された人のためと言う部分が大きいと思うけど、もしも願いが叶うなら私と旦那さんはそうしてもらう予定です。

 

まとめ

 

自分の思っていることを書きなぐった、取り留めのないブログになってしまいましたね…すいません。

 

不安になってもしょうがないよ、そうなった時に考えよう」と旦那さんは言うけれど、準備している方がいざと言う時には良いと思うし、考えるなと言われてもやっぱり考えてしまう。

 

他の海外在住の人はどうしているのかな?

 

少しだけ聞いてみたいなと思って今日はブログに書いてみました。

 

もし同じように海外在住で、日本に両親を残して大変だったことがあるなど、実体験がある方は感想を教えて頂けると本当に参考になります。

 

コメントは書いておいてもらえれば非公開にも出来るので、アドバイスがありましたら是非聞かせて下さい。

 

以上、【海外在住の人はどうしてる?】年老いてきた両親の今後について、将来不安になることが多い今日この頃でした。