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見たことを後悔!?見たあとの後味が悪い映画

 今日はここ数ヶ月間に私が見た『見終った後の後味が悪い映画』を紹介します。

 

私の好きな映画はHappy Endの映画または少し切なく泣ける映画なのですが、旦那さんはバッドエンドの映画(ホラーもスリラーも大好き)が好きなので、あまり見たくなくても見る機会が多いです。

 

ジャンルは微妙に違うのですが、暴力、流血、人間の欲望など、見終わった後落ち込むこと確実な映画ばかりなので、ネガティブパワーに負けないよう元気な日にみることをお勧めします!(笑)

 

見たことを後悔!?見たあとの後味が悪い映画

目次:

 

見終わった後、何とも嫌な気分になる映画、ナイト・クローラー

 

 

あらすじ

 学歴もコネもなく仕事にあぶれたルーは、ある日事故現場を通りかかり、テレビ局に悲惨な映像を売るカメラマンたちの存在を知る。

さっそくビデオカメラを手に入れたルーは、<ナイトクローラー>となり、夜のL.A.を這いまわる。

良心の呵責など1秒たりとも感じないルーの過激な映像は高く売れ、評価されるが、高視聴率を狙うテレビ局の要求はさらにエスカレートしていき、遂にルーは一線を越えるー。

(アマゾンより引用)

 

感想

お金のため、目的のためなら何でもする。色々な意味で人間の醜いところが見事に描き出された映画だと思います。

 

最初はそんなことないけど、見て行くうちに気持ちが重ーくなってくるこの映画。最後は悪が捌かれることを密かに期待したけど…。

見終わった後、何が一体正しいことなのか考えさせられる映画でした。

 

 食人族が人を食べるシーンがグロテスク!グリーン・インフェルノ

 

 

 あらすじ

 

過激な慈善活動をしている学生グループは、資源を狙った企業の森林伐採により絶滅の危機に瀕しているヤハ族を救おうと現地へ乗り込む。
しかし、彼らの乗った飛行機はエンジントラブルを起こし、熱帯雨林に墜落。

生き残った学生たちは助けを求めるのだが、そこにいたヤハ族とは、人間を食べる習慣をもつ食人族だった…。
捕らわれた彼は一人、また一人と喰われていく。(アマゾンより引用)

 

感想

あらすじにあるように、食人族に捕らえられてしまった学生グループの映画。

一言で言うと非常にグロテスク…。1人また1人と、色々な方法で人が料理され食べられて行く様子が最高に気分を憂鬱にさせます。

 

食人族にとっては人を捕らえて食べることが普通のことで、彼らからは全く悪気を感じず、映像は非常にグロテスクなのにほのぼの食事をしてたりするところがまた怖い!

でも私が一番もやもやして後味が悪かったのは、最後の主人公がした決断だったりしたんだけど。

 

何でそうなる前にどうにかしないかな…ともやもやする映画!わらの犬

 

 

あらすじ

 

ロサンゼルスに住む脚本家デヴィッドは妻エイミーと共に、静かな環境を求めて彼女の故郷ミシシッピー州の田舎へと引っ越す。

だが、エイミーのかつての恋人チャーリーと再会した日から不穏な空気に支配され、やがて都会者を嫌う地元の荒くれ男たちを敵に回したデヴィッドとエイミーは、想像を絶す暴力の世界へと引きずり込まれていく・・・。

ラスト20分の非情な暴力描写は観る者を恐怖の底へ突き落す!(アマゾンから引用)

  

感想

 最初から最後まで「何でー!」と思うことが満載な映画でした。

 

ネタばれしたくないので詳しくは書きませんが、あなたもみたら「何で?もっと早く普通気づくでしょ?もっと良い方法があったでしょ?」と思うはず!

リメイクだから原作に忠実に作ってあるんだと思うけど、見てる間ずっともやもやして、途中見るのをやめようかと思ったことが何度かありました。

 

最後の20分間は本当に暴力の連続!

ここでも、「何でそうなるかな…もっと違う方法があったのでは?」って何度も思ったけど、旦那さん曰く「他の選択したら、そもそもこれ映画にならないし(-_-)」確かに!(笑)

 

最後まで救われない気持ちになる映画です。田舎の小さい町が全部こんな感じだったら、絶対私は住めないよ!

 

最後の主人公のリアクションに注目!デッド・オア・リベンジ

 

 

あらすじ

 

ジョージアの人里離れた場所に、トレッキングにやってきたアメリカの若者3人。
しかし、その地はかつてのグルジア戦争で地雷が撒かれたエリアだった。

3人は三角関係のもつれからケンカになり、ダニエルがその場を立ち去る。その直後、クリスが地雷を踏んでしまう。 足を動かせば身体もろとも爆発することは免れない―。

 

そこへ通りがかった地元の男イリア。クリスを助けたくて何とかしようとするアリシアの心を操るかのように、イリアは要求を次第にエスカレートさせていき…。(アマゾンから引用)

 

感想

 

これも最後まで見るのが辛かった映画のひとつ。

中盤はだらだら変態男イリアの異常行動と、地雷を踏んでいるため何も出来ない主人公のやりとりが続き、憂鬱度がピークに!

 

でもこの映画が印象的だったのは、最後の15分間。主人公がとった行動については、きっと意見が別れると思います。私は肯定派。

 

ただ、それを旦那さんに言ったら「16年近く一緒にいるけど、正直その感想にはショック…まだまだ知らないことがあるものだね」と言われてしまいました(-_-;

意外なところで自分の冷血感なところがあらわになってしまった映画でした。

中盤は微妙だけど、このエンディングがあるから評価が高い映画なのかもしれません。

 

最後まで救われない映画…嘆きのピエタ

 

 

あらすじ

 

生まれてすぐ親に捨てられ、30年間天涯孤独に生きてきた借金取りの男ガンド。

冷酷無比な取り立ての日々を送る彼の前に、突然母親だと名乗る謎の女が現れる。

 

女は本当にガンドの母親なのか?なぜ今、現れたのかー?疑いながらも、女から注がれる無償の愛に、ガンドは徐々に彼女を母親として受け入れていく。

ところが突然、女が姿を消して・・・。(アマゾンから引用)

 

 

感想

 

韓国映画はこういう気持ちをずーんと重くさせる映画が多いんだけど、一番最近みた韓国映画がこれ。

韓国についてはあまり知らないけど、本当に後味が悪い映画でした。ちょっとの希望もなく残るのは絶望だけ。

 

そもそも、「この人なんで今まで警察に捕まらなかったのかな?」って言う。

 

後半、借金取りの残忍な主人公が、30年間あったこともなかった母と名乗る謎の女性との出会ったことによって少しずつ変わって行こうとするけど、最後にどんでん返しが来て驚き。

結局自分がした酷いことは、自分に帰ってくるんだろうか…と、なんとも言えない気持ちになりました。

最後のシーンが気分を最高に憂鬱にさせます。

 

主演の女優さんの演技が素晴らしい!火車ーHelplessー

 

    

 

あらすじ

 

結婚一か月前、両親宅へ挨拶へ行く途中、サービスエリアに寄ったムンホとソニョン。
コーヒーを買いに行ったムンホを待っていたものは、ドアが開いたままの車だけだ。繋がらない携帯電話、痕跡もなく彼女が消えた。

 

彼女を探すために前職が強力班刑事で親戚の兄ジョングンの力を借りるムンホ。しかし、家族も友人もいない彼女のすべては嘘だった。

失踪当日、銀行口座から残金をすべて引き出し、住んでいた家の指紋までも消していたソニョンの行動に単純な失踪事件ではないことを悟るジョングンは、彼女が殺人事件と関わりがあることを知る…。(アマゾンから引用)

 

 

感想

 

これもまた韓国の借金事情と絡んだ映画。実は原作は宮部みゆきさんの小説です。小説も読んだのですが、原作にかなり近い感じに作ってあるのに、映画は随分違う印象を受けました。

 

韓国の映画はひどく残酷で救われないタイプの映画が多いですよね…。

 人間が本当に精神的に追い詰められた時、どんな風になってしまうのかを垣間見たようで、背筋がぞっとするような思いをしました。

 

主人公の女性の背景が段々明らかになっていくのですが、なんとも切なく悲しい気持ちになりました(小説より映画を先に見た)

映画で特に印象的だったのは主人公の女優さん。何だか不気味な雰囲気が全身から放出されているような演技で、私はストーリーよりも彼女の方が怖かったかも…。後味は悪いけど面白かったです!おすすめ!

Nocturnal Animals

 

 

この映画はどうやら日本では公開されていないようなのですが、最近見た中では、後味が悪いながらも強烈な印象を残す映画だったので紹介。

 

あらすじ

 

ある日主人公の女性のもとに、別れた夫から彼の書いた小説が送られてくる。

残忍な内容の小説を読みすすめるうちに、これが現実のストーリーのように感じていく主人公。

これは本当に起こったことなのか?それとも彼の想像上のストーリーなのか?

 

 

主人公が書いている小説が、映画の中で実際にあったことのように描かれているのですが、見るのが辛い場面が続きます。

 大人が出てくるこのタイプの映画は大丈夫なんだけど、私も娘がいるので、子供が出てくる(ティーンだけど)のはきつい…。

 

どうしてこんなことが許されるんだろう?起こるんだろう?と、救いようのない気分がずしんと心に残った映画でした(小説として描かれているんですけどね)

 

ジェイク・グレンホール、こういうタイプの映画を演じさせたらピカイチだと思います。表情とか言動の中に影を感じるというか・・・。最近は彼をみるだけでちょっと憂鬱な気分になるし(笑)

 

私は個人的にAmy Adamsが好きで借りたのですが、彼女はそれ程出てこなかったな。

昔からAmyに似ていると言われているIsla Fisherが小説の中の妻役を演じているのも興味深かったです。改めて本当に似ていると思いました!

 今のところ英語でのDVDしかないようなのですが、興味がある方は見てみて下さい。

 

 まとめ

 

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どれも同じくらい後味が悪い映画なので、そういうもやもやしたり救われない気分になる映画が好きな方にはお勧め!

 

私は普段落ち込みやすい性格なので、正直このような映画は苦手です。

 逆に、「こういう映画が好きな人はどんな時にみたくなるのかな?」と不思議に思ったりするくらい。もし見ましたら、是非感想を教えて下さい!

 

以上、見たことを後悔!?見たあとの後味が悪い映画でした。