2020年1月15日更新!
仲の良い友達が海外に住むようになり、友人のお家に泊めてもらい、その国を訪れてみようかな?と思う方も多いと思います。
今日は海外に住むようになり13年目の私が、過去7回日本からの友達を家に泊めた経験から、海外の友達の家に遊びに行く時に気を付けて欲しいこと、泊める側からの本音などを紹介したいと思います。
海外で友達の家に遊びに行き、その後も良好な友人関係を続けていく上でも参考になると思うので、是非読んてみて下さい!
※愚痴も含まれています。
苦手な人は読まないでスルーしてアドバイス部分から読んでみて下さい!
目次:
- 過去に7回友人を家に泊めた後に感じた、私の本音
- 親しい友人だとしても、あまり長く泊まるのはやめておこう
- 何日も泊まらせて貰うのなら、お礼を兼ねてお土産くらいは持って行きましょう
- 滞在中、自分でもある程度一人で行動出来るようにし、相手の負担を減らそう
- 自分にかかった費用は必ず自分で払う!泊めてもらっているのに、全ての費用を相手に出させるのはマナー違反
- 友人の家に滞在中の食事代はどうする?
- 感謝の気持ちを忘れないことが一番大事
- まとめ
過去に7回友人を家に泊めた後に感じた、私の本音
私は現在オーストラリアに住んでいますが、過去に7回ほど友人が遊びに来ました。
「遊びに行きたい」と言われるくらいなので、それなりに仲の良い友人たちなのですが、友人が帰った後、もやもやした気持ちになることが本当に多いんです。
実際それが原因で連絡をとらなくなった友人も…。
まず海外だからだと思うのですが、どの友人も5日間から、ひどい時には10日間も泊まりたいと言ってきます。
そもそも普通に考えて、日本で結婚している友人の家に5日間も遊びに行くことってありますか?
常識的に考えると、あまりないのではないかと思います。
なのに海外に住んでいると言うだけで、こう言う風にお願いされることが本当に多い!
飛行機代を出してわざわざ来るのだし、長く楽しみたい(宿泊料かからないし)って言うのは分かるのですが、親しさ具合にもよるけど5日間も泊まられると正直泊めるほうは負担が大きいんです。
旦那さんがいる場合は、友達にそんなに長く来られると気を使います。
泊める側に子供がいるとさらに大変です。
ただ私も単純に、友人が会いに来てくれるのが嬉しい時期もありました。
でも実際友人が来ると、旅行中は完全におんぶに抱っこ状態。
毎日一緒に行動したがる、観光地に行っても入場料を自分で出さない、ご飯は私が作る、外食の支払いは泊めている私もち、家事も手伝ってくれない…。
極めつけは、バスルームが一つしかないのに髪の毛を整える時間が毎朝40分くらいかかるとか!
勿論中には常識的な友人もいて、その子はお皿を洗ってくれたり、娘と遊んでくれたり、自分の分の入場料はちゃんと払ってくれ、最後に包んできたお金をわたしてくれようとしたので、それは断わりました。
そう、こう言う状態で友人からお金を受け取るのは非常に気まずいんです!
なんだかわけもなく心苦しいんです。
貰ったらお金のためにずっと頑張っていたような気持ちになるんです!
それに(私の場合は)宿泊料や光熱費を取ろうとしてるわけでもありません。
慣れない外国に遊びに来ているのだし、友人なので、出来るだけ一緒に行動してあげようとスケジュールを調節するのも構いません。
でも友人宅に泊まるなら、日数はともかくとして最低限、自分の分の観光地の入場料とか、(自分が食べた分の)外食時の食事代くらいは、言われなくても払うのが当然だと私は思うんです。
それがマナーだと思います。
こんなことを書くと、あなたの友人だけがそうなんじゃないの?と思われる方がいるかもしれませんが、こちらに在住してる友達に聞いても、同じような話を本当に良く聞きます。
この様な苦い経験を経て、現在は自分から「遊びに来て!」とは社交辞令でも言わないし、友人に「遊びに行っても良い?」と言われても、やんわりと「忙しいんだよね…」と断ることにしています。
親しい友人だとしても、あまり長く泊まるのはやめておこう
1週間の海外旅行自体は長くないけど、1週間も誰かに泊まられるのは、本当は結構しんどいものですよ。
結婚していて旦那さんがいたり、子供がいたりする場合は特に。
ただ、友人だと思うとなかなか「それは長いから…」って言えないものです。
泊めてもらう場合は友人の負担を考えて、泊まる期間を考えましょう。
もっと長くその国で旅行したいのなら、3日は友人宅、後の3日はホテルを取るなどでも良いと思います。
何日も泊まらせて貰うのなら、お礼を兼ねてお土産くらいは持って行きましょう
海外で友人宅に泊まらせてもらう場合、お友達からお金を請求されることはほとんどないのではないかと思います(時々請求する人もいると思うけど、本当にまれだと思います)
その代わり、お礼の気持ちを込めてお土産を持参すると良いと思います。
お土産は相手の欲しい物を「泊めてもらうんだから、それぐらいはさせてくれると嬉しいよ」と言ってあげると、友人も頼みやすいと思いますよ。
もし友人の好意に甘えて1週間も泊まらせて貰う場合は、お土産もそれなりものをあげるのが良いと思います。
長く泊まるってことは、相手にもそれだけ負担をかけるっていうことです。
それに1週間分の宿泊料(オーストラリアだったら1週間もホテルに泊まれば$1000くらいは普通にかかります)が浮くと思えば、お土産代くらい安いものですよね。
滞在中、自分でもある程度一人で行動出来るようにし、相手の負担を減らそう
私と同じように、迎えてくれる友人もあなたの為に出来るだけ一緒に楽しい時間を過ごせればと思ってくれていると思います。
でも何をするにも助けが必要で、ずっと一緒に行動を共にしなきゃいけないって言うのは大変です。
あなたは休暇中かもしれませんが、相手には普通の生活があるんです。
事前に行きたい場所を考えて、どうしても一人でいけない場所は一緒に行ってもらったり、連れて行ってもらっても良いと思います。
でも公共の乗り物に乗って行けるようなところは(安全な国なら)自分1人で行って見るのも海外旅行の醍醐味だと思いますよ。
携帯をその国対応のSIMにかえれば(またはローミングすれば)困ったことがあったら、友人に電話すれば大丈夫!
自分にかかった費用は必ず自分で払う!泊めてもらっているのに、全ての費用を相手に出させるのはマナー違反
お土産はあくまでも泊まらせてもらったお礼です。
その他、自分にかかった観光地の入場料などを払うのは、言うまでもありませんが当然のことです。
現地の言葉が分からない場合は、友人がまとめて先に払ってくれることもあるでしょう。それでも後でも良いので、自分の分は必ずその日のうちに払いましょう。
これは常識です。
友人の家に滞在中の食事代はどうする?
家での食事に関しては、私の場合、全部作って材料費をだしても別に良いと思っています(個人的な考えです)
そのかわりお皿を洗うのを手伝う、料理を作っている間は子供と一緒に遊んであげるなど(子供に日本語を沢山話してあげる、などでも良いと思いますよ)少しでも手伝ってくれると、やっぱり助かります。
外食に関しては臨機応変に。
ただ旅行を通して全部払って貰うって言うのは、絶対にやめましょう。
いくら優しい友人だって、家に何日も泊めてあげた上に観光にも連れて行ってあげて、その上、あなたの外食まで負担する羽目になったら、絶対嫌な気持ちになると思います。
外食の度に自分の分を払うのでも良いし、観光地に行くのに長時間車を運転してもらったり、夜遅い時間に空港に迎えに来て貰ったりしてる場合は、外食代くらいは(毎日外で食べることはないと思うので)感謝の気持ちを込めてあなたが出しても良いんではないかとも思います。
実際私もオーストラリア国内で友人に泊めて貰ったら、外食に関しては相手の分まで全部出すようにしています。
感謝の気持ちを忘れないことが一番大事
色々書いてきましたが、常識的なことをしていればまず問題はないと思います。
ここに書いたのは最低限のマナーだと私は思います。
そして一番大事なのは、相手に感謝の気持ちを忘れないこと。
快く家に迎えてくれて、あなたの気が付かないところで新しい枕やタオルを買って部屋を準備してくれていたり、仕事を休んでくれたり、もともと入っていた予定を変更してくれたりしてるかもしれません。
友人が家に泊まらせてくれてお付き合いしてくれるのは、あなたが友人で、遠くから来たからと言って当然のことではないんです。
そのことを忘れなければ大丈夫。
もしここまで読んで、こんなに気を使わなきゃいけないの?と思う人は、残念だけど友人の家には泊まらせてもらわずに、自分でホテルをとった方がいいと思います。
まとめ
友人とどれくらい親しいか、または相手の友人の考えによっても違ってくると思いますが、友人を7回泊めた経験から、「こうしてくれると気持ちよく泊めてあげられるのに」「また遊びに来てね!と言えるのに」と思うことを書いてみました。
難しいことじゃありません。
親しい仲にも礼儀ありと言うだけです。
これからも友人と良い関係を続けるためにも、旅行を楽しむためにも是非実践してみて下さいね。