今日はオーストラリアで生活する3年生の娘の家庭学習について、自分の覚書も含めてブログに書いて見たいと思います。
※ブログは来週末までお休みします。
2年生の時の家庭学習については、こちらに書いています。
目次:
- オーストラリアの小学校3年生 娘の家庭学習時間
- 算数はMathleticsを使って
- タイピングは楽しいオンラインソフトを使って学習
- 月ごとに違うテーマで勉強
- 冬休み中に読んだ本たち
- 土日は外に出掛けて、経験から色々なことを学ぶ
- まとめ
オーストラリアの小学校3年生 娘の家庭学習時間
小学校2年生までは毎日20分学校から帰って来て家庭学習をしていましたが、3年生からは10分延ばして30分程勉強しています。
月曜日:Mathletics 30分
火曜日:学校の宿題10分 今月のテーマに沿って学習20分
水曜日:Mathletics 30分
木曜日:タイピング10分 今月のテーマに沿って学習20分
金曜日:スクラッチ(コーディングApp)
土・日曜日:家庭学習はお休み
算数はMathleticsを使って
算数に関しては、家ではMathletics(オンライン学習)を使っています。
Mathleticsはオーストラリアの多くの学校で使われており、家庭でもパスワードを渡されて使えるようになっていることが多いと思いますが、娘の学校では今年は採用されなかったので自費で申し込みました(通常1年で$100程)
家庭学習がMathleticsの日は、私は娘の横に座って問題を解く様子を眺めるだけ。
見ているだけでも、どこでいつも間違うのか、何が苦手なのかが良く分かります。
苦手な部分が分かった時は、Mathleticsの無料でダウンロード出来る問題集(レベル別)から練習にちょうど良い問題を見つけてプリントし、追加でさせることもあります。
このMathleticsの問題集は、あまり知られていないけど便利で中々優秀。
足し算、掛け算、割り算、分数など学ぶ項目によって問題集があります。
Printable(赤丸で囲ってあるところ)と書いてあるところで見つけることが出来ると思いますよ!
「オーストラリアは日本のように算数の良い問題集がない…」と困っている人にはおすすめなので、是非一度見てみて下さい!
タイピングは楽しいオンラインソフトを使って学習
仕事先の同僚が学校の先生だったこともあり、娘の勉強についても相談することが多いです。
今年に入って、「小学校の後は学校の課題も増えて、子供達は大変になるの。レポートは手書きじゃなくてコンピューターを使うことが主になるから、タイピングの練習は少しずつしておくと楽よ!」と言われました。
まだ9歳の娘には早すぎると思ったのですが、娘に聞くと「やってみたい!」と言うので、子供向けタイピング練習サイト、Ed Club(無料)を使って1週間に1回、10分だけ練習させています。
始めて4ヶ月位だと思うけど、いまでは2つの手を使ってタイピング出来るようになりました!
スピードは速くないし、「キーボードは見ないで、指の感覚を覚えることが大事!」というEd Clubの基本には反しているけど、とりあえず指を定位置に置くことは覚えたので、私としては十分ではないかと思っています。
6月からは週に1回、スリランカに引っ越した仲良しのIちゃんとメール交換をしていて、お互いメールを読むのを楽しみにしているよう(*´艸`*)♡
楽しみがあると、勉強って頑張りたくなるものですよね。
月ごとに違うテーマで勉強
毎月2つくらいテーマを決めて、それについて色々資料や動画、本を借りて来たりして勉強します。
今月は人間が月面に着陸して50年記念の月だったので、「宇宙について」学びました。
太陽系の惑星の周りをまわっている衛星(Moon)の名前や月の引力による潮の満ち引き。
私が大好きなBrian Coxさんのドキュメンタリーを一緒に見て、宇宙旅行が250K(2千万円位)で行けるのは安いか、高いか?について話あったりしました。
私は宇宙旅行(宇宙から地球を見下ろせるのは4分程らしい)が2千万円って意外と安いと思った(払えないけど…)のですが、皆さんはどう思います?
冬休み中に読んだ本たち
近頃Anh Doさんの本が大好きで、Ninja Kidシリーズ、Hot Dog シリーズを冬休み中に読破。
一部「これはどうなの…?」というところも、あるにはあるのですが…(・_・;)
※ここではSuckers=Loserと言った意味。子供の本に出てくるには、どうなんだろうと思うんですよね…。
あまりうるさく言うと楽しさ半減だと思うので、細かいことは気にしないようにしています。
それから、娘のクラスで流行っているという「グースバンプス(Goosebumps)」の本。
呪われた腹話術人形「Slappy(スラッピー)」が出てくる、少し怖い(でも面白い)お話。
娘はハマって2週間で7冊ほど読んだと思います。
英語については、自分が娘に教えられるレベルではないので、単語の練習を時々する以外は何もしていません。
それに本を読むのは勉強としてではなく、彼女自身の楽しみとして続けてくれると嬉しいなと思っています。
普段は週に中編の子供向け小説を1冊読むペース。
土日は外に出掛けて、経験から色々なことを学ぶ
毎週土日の1日はどこかに娘を連れて行くことにしています。
メンバーになっている博物館、子供向けのクラス、美術館など、お金をかけずに行けるところは調べると実は結構あるんですよね。
今月はスクールホリデー中に娘と一緒にNGVの新しいエキシビション「Terracotta Warriors」を見に行きました。
そのお土産に買った子供向けの本を読みながら、週末は兵馬俑について学ぶことが多かったです。
子供が読んでも分かりやすく、大人が読んでも勉強になる、とっても素敵な本でした♡
子供向けのアクティビティーも満載で、飽きずに読み続けることが出来ます。
いつか中国に行って、ずらっと並んだ兵馬俑も見せてあげたいな。
あと7月はNAIDOC Weekがあったので、アボリジニやトーレス海峡諸島の歴史や文化を学ぶ機会が沢山ありました。
メルボルン博物館にて。アボリジニーの人が使っていた、盾を模した工作。
アボリジニーの人のお話に出てくる、Junjurri(妖精)のワークショップにも参加しました。
アボリジニーの人が使っていたシンボルを使って、子供達がお話をブーメラン型の紙に書き込んでいきます。
お友達と一緒に参加したのですが、それぞれ上手にシンボルを使ってお話を作っていて、興味深く聞いていました。
まとめ
家庭学習ではないけど、3年生になってから学校の宿題が毎週出るようになりました。
ページにして(両面)5ページの算数の簡単な宿題。
月曜日に出されて金曜日に持って行くという感じで、量は決して多くないと思うのですが、親の中にはこれに不満を持つ人も意外と多くて…(・_・;)
結局学校との話し合いの末、宿題は必ずではなく「任意」ですることになりました。
理由としては、小学生のうちは勉強じゃなくて習い事(運動系の習い事をしている子が多い)や外で遊ぶ時間、家族と過ごす時間を大事にしたいから、というものらしいです。
ちなみに、長期の休みにもその学年で勉強した問題を載せた小冊子が配られるのですが(娘の学校の場合)、これもやるかやらないかは任意。
子供達にどうしたか聞くと「貰ったと同時にゴミ箱行き!」「(アクティビティーブックで)沢山紙飛行機を作った!」とか面白い返事が次々と返ってきました(笑)
オーストラリアの子供達、自由だわ…。
話が少しずれましたね。
家庭学習が30分で足りるかと言われると正直分からないけど、娘が「楽しい」と思える範囲で沢山のことを一緒に学ぶのが目標なので、3年生の現時点ではこれで良いと思っています。
オーストラリアで子育てをしている方は、どれくらいお家で勉強させていますか?もしくはしていませんか?どんな風に家庭学習しています?
良かったら是非教えて下さい。
以上、【オーストラリア】3年生の娘の家庭学習でした。