今年は、去年以上に異常気象や自然災害を身近に感じる1年でした。
忙しい生活の中で忘れがちだけど、異常気象や自然災害が起きるのには理由がある。
環境を破壊し続けて来たつけが、少しずつ色々なかたちで自分達に帰って来ているような気がします。
自分一人で出来ることは限られているけど、小さいことでも、続けて行くことが必ず良い結果として返って来ると信じて、今年も環境に優しい生活を心がけて過ごしました。
今日は私が今年してみた、誰でも簡単に実践することが出来る、環境に優しい生活を送るためのアイディアを紹介したいと思います。
これは出来そうだな!そう思うものがありましたら、是非やってみて下さいね♡
目次:
- 環境に優しい生活を始めることになったきっかけ
- 繰り返し使えるECOラップを使ってみよう!1年の使い捨てラップの使用量が半分に激減
- お肉や魚類にも使えるシリコンのラップを購入、これで使い捨てラップ使用0を目指す
- 2ヶ月ぶりに使い捨てラップを使う…大きいサイズのシリコンラップも購入検討中
- お弁当に使うカップはシリコンカップがおすすめ!この3年間ほぼゴミ0のお弁当を作っています!
- 台所のゴミ袋を環境に優しいものに変更
- 食べ物を持ち帰りにしてもらう時はタッパーウェアを持参する
- プラスチックのストローの使用をやめるように心がける
- 娘の学校での環境問題への活動、子供にも環境について教えて行くことが大事
- まとめ
環境に優しい生活を始めることになったきっかけ
環境に優しい生活に変えて行かなくちゃ…そう真剣に思ったのは、家族で環境問題のドキュメンタリーを見たのがきっかけでした。
海に浮かぶ無数のプラスチック、買われては捨てられるファスト・ファッションの服、まだ食べられるのに捨てられていく食品たち…。
映像で自分の目で見るのって、本で読んだりニュースで耳にするよりもずっと心に響くものだと思いました。
たぶんほとんどの人が、意識して環境破壊につながるような生活を送っていたわけではないと思う。
忙しい生活の中で、つい便利なもの(使い捨てやプラスチック製品)を使い、それが将来どんな問題を引き起こすかなんて考えたこともなかったはず。
それに日々リサイクルはしてるし、問題ないと思っていたんです。
でも本当に重要なのは、環境破壊になるものの使用量を根本から減らすことだと知り、今年は主にプラスチック製品、一度しか使わず捨てるものを減らす生活を心がけてみました。
繰り返し使えるECOラップを使ってみよう!1年の使い捨てラップの使用量が半分に激減
まず私が始めたのが、使い捨てラップの使用量を減らすこと。
オーストラリアでは蜜蝋で出来た、洗って繰り返し使うことのできるエコラップが大変人気があり、早速購入してみました。
このラップを使用することにしただけでも、使い捨てラップを使う量が半分に激減!
また蜜蝋のラップはお手入れに手間がかかるものの、可愛くて蜜蝋の匂いも良いので使うのが楽しく、すっかり生活の一部に。
蜜蝋のエコラップについては、こちらでも紹介しています。
自分で使うだけではなく、友人にもお土産やクリスマスプレゼントとしてあげるなど、使ってみるように勧めてみました。
蜜蝋のラップは日本ではまだ購入が難しいですが、実は自宅でも簡単に作ることが出来るので、ネットで検索して作ってみるのも楽しいと思いますよ♡
お肉や魚類にも使えるシリコンのラップを購入、これで使い捨てラップ使用0を目指す
蜜蝋のエコ・ラップにはいくつか問題点があって、そのひとつはお肉や魚類に使用するには向いてないこと。
だから私が使い捨てラップを使うのも、お肉や魚類を入れたお皿を包む時でした。
そこで購入したのが100%シリコンで出来ている、このラップ。
これが家に来てからは、お肉や魚を心配することなく包めるようになりました♡
このラップは熱にも強く、ベーキングペーパーとしてオーブンにも使えるんですよ!
2ヶ月ぶりに使い捨てラップを使う…大きいサイズのシリコンラップも購入検討中
家での使い捨てラップ使用率は0になりつつあるのですが、昨日は娘の学校で1年の終わりの持ち寄りパーティーがあり、我家はスイカを持参しました。
持っていく時はトレイを使ってゴミが出ないように、でもエコラップは小さすぎてトレイを包み切れない…。
そこで2ヶ月ぶりに使い捨てラップを使いました。
そう言えば前回学校にケーキを持っていった時も同じ問題が…。
こうやって時々出番があるんですよね(・_・;)大きなサイズのシリコンラップも買おうか検討中。
シリコンラップや繰り返し使えるラップは日本でも売っていると思うので、環境に優しい暮らしの第一歩としては一番始めやすいと思います。
値段も1000円前後とそれ程高くないので、是非使ってみて下さい。
お弁当に使うカップはシリコンカップがおすすめ!この3年間ほぼゴミ0のお弁当を作っています!
娘が学校に持っていくお弁当には、カップケーキを使う時に使うシリコンカップを使っています。
熱にも強く洗うのも簡単!耐久性もあり繰り返し使えるのでゴミも出ません。
お弁当に数回楊枝を使ったことがありますが、それ以外ではこの3年間、娘のお弁当で出たゴミはほぼ0です(食べ残しを除く)
可愛い紙のカップやピックが多く売られていますが、子供の将来のためにもゴミが出ないシリコンカップを使うのは良いことだと思います。
台所のゴミ袋を環境に優しいものに変更
今まではゴミ袋は普通のプラスチックの袋を使っていました。
買い物にはエコバックを持って行って使っていますが、野菜を量り売りで買う時にはビニールの袋が必要。
そうして持ち帰った使用済みのビニール袋をゴミ袋として使っていました。
我家の主なゴミはご飯を作る時に出た生ごみなので、それ程大きなゴミ袋は必要ありません。
10月からはこのゴミ袋を、コーンスターチ(トウモロコシから処理されて出た、デンプン)やベジタブルオイルを使って作られたものに変えました。
コンポストビンに入れると自然に分解される、環境に優しいゴミ袋です。
薄く多少破れやすいのが少し残念だけど、気をつけながら頑張って使っています。
日本はゴミを捨てる時は区や市の指定のゴミ袋を使わなければいけないことも多いと思うので難しいと思いますが、もし見つけたら使ってみて下さい。
食べ物を持ち帰りにしてもらう時はタッパーウェアを持参する
食べ物を持ち帰りにする時はタッパーウェアを持参して、それに入れてもらうように心がけています。菓子パンを買う時もタッパー持参。
これはほとんどやっている人がいないので、今でも少し恥ずかしい気持ちになるのですが、常連のお店のスタッフからはすっかり顔を覚えられ(変わった人だと思われていると思う…)タッパーを忘れた日には「今日はどうしたの?」と言われてしまいます(・_・;)
タッパー持参率は100%ではなく、今のところ約50%…。
ついつい持っていくのを忘れてしまうことが多いです。来年はタッパー持参率80%にするのが目標。
タッパー持参は日本では難しいと思いますが、持ち帰りの時に(家で食べるなら)余計な物(お箸、ナプキン、プラスチックのフォーク類)を貰わないようにするだけでも、ゴミを減らすことが出来ると思います。
オーストラリアはスーパーなどで詰め替えタイプの食品が少ないので、これから増えて行くと良いのにな…と思っています。
日本はその点、詰め替えタイプが充実していて良いですよね。
プラスチックのストローの使用をやめるように心がける
環境問題のドキュメンタリーの中に、プラスチックのストローがもたらす問題を取り上げていたのですが、その中にカメの鼻に刺さったストローの話があり、家族で出来るだけストローを使わないようにしようと話し合いました。
外出先で飲み物を買う時は持参のタンブラー、もしくはストロー、プラスチックの蓋なしで、そのままカップに口をつけて飲んでいます。
最初は違和感があったのですが、慣れればなんてことありません。
ステンレスのストローも買ったんですが、鞄に入れるのを忘れがち…。
また使用後に鞄に入れるのに気が引ける…などの理由からあまり活用には至っていません。
水が漏れないケース付きで売ってくれたら、いつも鞄に入れておけるのに!!!
娘の学校での環境問題への活動、子供にも環境について教えて行くことが大事
一緒にドキュメンタリーを見ていた娘も、ストローに関しては色々思うことがあったようで、学校の購買部で販売されている飲み物にプラスチックのストローが使用されており、何とかしたいと言って来ました。
担任の先生に聞いたところ、ストローをなくすのは難しい…と言う話だったので、紙のストローを50本買って寄付することに。
また、学校で使用している紙コップは小さいサイズなので、ストロー1本分の長さは必要ないことが分かり、娘と2人で50本のストローを半分に切って寄付しました。
現在ちゃんと使われているようで嬉しい♡娘も喜んでいます。
ただ、学校の先生から面倒臭いことを言う「うざーいお母さん」と思われていないと良いのですが…(・_・;)
まとめ
今年主に行ったのは上に書いたようなことですが、これだけでも我家のプラスチックのゴミはかなり減りました。
またリサイクルすることも忘れないよう心がけています。
来年したいと思っているのは、細かい野菜を買う時使うプラスチックの袋の使用をやめて、リユーザブルのものにすること。
まだまだ忘れてしまうことも多いけど、自分達で出来る身近で簡単なことからコツコツとやって行きたいと思っています。
少し生活を変えるだけでも、実は大幅にプラスチックの使用を減らすことが出来るので、身近で出来ることがあったら是非試してみて下さい。
また、環境のためにやっていることがあり、おすすめがありましたら参考にしたいので是非教えて下さいね。
以上、【環境に優しい生活】実践しやすいく誰でも簡単に始めることが出来る、環境に優しい暮らしのアイディアでした。