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【オーストラリアで家を購入】安いのには必ず理由がある!家を購入する時に気を付けたいこと

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シリーズ化して来てしまった、オーストラリアで家を購入関連の話ですが、現在もまだ家の購入には至っていません!

 

今日は売り出し中の50軒の家を見学に行った中で、『家が安いのにはやっぱり理由があるんだな…』と思ったことについて書いてみたいと思います。

 私達のように沢山予算がないながらも、オーストラリアで家を探している人には参考になると思うので、良かったら読んでみて下さい♡

 

今までの私のお家探しの経緯はこちらのカテゴリーからどうぞ!私の家探し惨敗ストーリーになっています(-_-;

 

目次:

 

購入したい家の近くに、電気を供給する大きなPowerpointがある

 

50軒家を見に行った中で、家も比較的新しく、フロアプラン(間取り)も悪くない。お庭もあって駅にも学校にも近い、そして予算内!こういうお家を何軒か見つけたのですが、結局オファーもオークションにも行きませんでした。

 

理由は家からすぐのところに、大きな電機のパワーポイントがあったから。小さめのじゃなくて、遠くから見ても目印になってしまうような、大きさのものです。

 

私は専門家ではないから詳しくは分からないけど、あまり健康に良いとは思えない上に、不動産屋さんも「この家はパワーポイントが裏にあるから、通常よりは手頃な値段なんですよ」とぼそっと言っていたので、気にする人も多いんだと思います。

私達も家の値段は安くても健康には変えられないので、素敵なお家だったけど諦めることにしました。

 

パワーポイントは実際行ってみないと、あるか分からない場合が多いので、購入したい家が見つかったら車で周辺を一周してみるか、Googleのサテライト映像でパワーポイントがあるか確認するなどすると良いと思います。

 

近くに大きな空き地がある、またはあまり商売が上手く行っていないお店がある場合は注意

 

これは一番最近見に行った家の話なのですが、このお家はタウンハウス(お隣の家と壁の一部がつながっているタイプのお家)だけどコーナーロット(一番端の家)

外には小さなお庭があり、入り口にはゲートが付いているゲートコミュニティーと言われるタイプのお家でした。

 

今住んでいるところから車で2分ほどの場所にあり、娘の小学校を変える必要もない、また値段も予算よりずっと低く、オークションになってもかなり頑張れそうなお家だったんです。

 

ただ、実際に車で家を見に行ってみると、家の真横には某チェーン店があり、どうやらあまり商売がうまく行っていなそうな様子でした。そしてお店とお店の駐車場を合わせると、敷地が凄く広かったんですよね…。

 

そこで最初に思ったのは、もしお店が潰れたら、この敷地は大きなアパート(マンション)が建つんじゃないか?ということ。

 

私達の買おうとしていた家はその真横なので、ぎりぎりの場所に大きなアパートが建てば日当たりは最悪になるし、そもそも建つまでの数年間(オーストラリアでアパートが建つには、規模にもよるけど2年くらいかかる)ずっと騒音に悩まされ、埃や塵だって飛んでくるだろうし、家の価値も大幅に下がるはず!

 

勿論これは予想であって、アパートが建たないかもしれない。でもこんなに広い土地をほっておくとも思えないので、何かしら跡地に建つはず。そのリスクを考えると、ここに家を買うのは良くない!となり、泣く泣く諦めることにしました。

 

アパートの建設に関しては、シティから遠い郊外ではそんなことないと思うけど、CBDから10km範囲なら本当に良くあることなので、大きな敷地のある場所の横に家を買う時は気を付けた方が良いと思います。

 

家は土台が一番大事!リノベーションして綺麗になっていても、必ず建物をインスペクターに見てもらおう!

 

最近見に行った中で、もう1軒気に入った家がありました。

住みたいエリアからは少しだけ遠いけど、家全体をリノベーションしてあり、家の中はモデルハウスかと思うくらい素敵!タウンハウスだけど広さも十分で、ガレージも車2台がとめられるし、学校までも徒歩4分!

 

この家はオークションではなくて「値段は相談可能」となっていたので、不動産屋さんと相談し、初めて建物をチェックしてくれる、インスペクターと呼ばれる専門家を雇い家を見て貰いました。

インスペクターは友人に勧めて貰った人にお願いし、値段は$420程でした。初めてなので高いのか安いのかは不明。もしかしたら友人割引で少しだけ安くしてくれたのかもしれません。

 

彼の話では、この家はリノベーションして綺麗にしてあるけど、建物自体が1990年に建ったもので古いこともあり、土台に問題があるとのこと。

 

この家を買ったら近いうちに土台の修復が必要で、少なくとも100K(800万円くらい)はかかると思うから、出来たら他の家の方が良いんじゃないかと思うよ!と言われてしまいました…。

 

気に入っていたのでショックだったけど、修復に100Kを出すくらいなら、もっと新し目の家を買った方が良いと思ったので、このお家も諦めることにしました。

家を買うって人生の中でも一番大きい買い物なので、お金はかかったし残念な結果になったけど、きちんと見て貰って良かったと思います。

 

時々売主が雇ったインスペクターが事前に家をチェックしてあるとコントラクト(契約書)に書いてある場合もあるけど、念のために自分でインスペクターを雇って家の状態を調べるのは大事だと思いました。

 

土地も大きい1軒屋、でも住んでいたのは…

 

これは家を見た中で一番怖かった経験なのですが、住みたいと思っているエリアで、1軒屋で土地も広いのに物凄い安い家があったんです!(平均的な値段は700K、それが400K台だった)

 

値段が値段だし、古い家だったので、家を買った後リノベーションすることは念頭に置いて家を見に行きました。

当日は見学時間前にも関わらず、40人近い人が家の前に大集合!見学が始まっても家の中は大渋滞!ただ、私達は家に数歩入った時点で、すぐ購入するのはやめることにしました。

 

家の土台に問題があるのは明らかだったし(家が傾いている感じがした)部屋のカーテン全てが閉め切られていて、家のオーナーが明らかに麻薬中毒っぽい人だったからです(普通家のオーナーは見学時家にいないけど、この家はゾンビみたいにテレビをぼーっと暗闇の中で見ていた…)

 

家の中も不動産屋さんの写真とは比べ物にならない程荒れており、「ここには絶対住みたくない!」と娘を連れて、すぐに家を出ました。

値段が安過ぎる家には必ず理由があるんだな!と強く実感したし、また、オーストラリアの家探しは予算が少ないと本当に難しいな…と悲しくなった瞬間でもありました。

 

まとめ

 

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この11年間オーストラリアに住んでいて一番の後悔は、今まで家を買わずに過ごしてしまったこと。数年前だったら半分くらいのお金でもっと条件の良い家が買えたのに…と思うと、何ともやるせない気持ちになります。

 

楽しいと思っていた家探し。現実は良い家を見つけた!とわくわくしたら、必ずダウンサイドがあってがっかりし、本当に買いたい家を見つけてオークションに行けば、競り負けて凹む…こんな感じです。

 

それでも探し続けて行けば、いつか理想の家が買えると信じて、日本旅行から帰ってきたらまた地道に探していこうと思っています。春は新しいお家が沢山売り出される季節のようなので、少しだけ期待しています!

 

以上、【オーストラリアで家を購入】安いのには必ず理由がある!家を購入する時に気を付けたいことでした!