私の旅した:子連れ海外旅行ガイド

娘と一緒に旅し経験した、子連れ海外旅行ガイド

娘の嘘、子供に教えることの難しさに悩む

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今日は娘がついた嘘について、愚痴を含めてブログに書いてみたいと思います。楽しい話ではないので、苦手な人はスキップして下さい。

 

目次:

 

些細なことで嘘をつく娘、どうしてそんな嘘をつくのか理解できない私

 

ここ2週間の間に、娘に嘘をつかれ、心底がっかりすることがありました。

 

1回目はほんの些細なこと。

我が家ではおやつは1日1つ(特別な日以外)と決まっていて、学校から帰って来てからお菓子やフルーツを家で食べます。

 

ただこの日は、娘の制服のジャケットのポケットからティッシュに丁寧に包まれたアイスクリームの袋と棒が出て来たんです。

 

別に問いただす気持ちもなく「これどうしたの?学校で食べたの?」と聞くと、「誰かが捨てたゴミを拾ったから、ポケットに入れてあとで捨てようと思ったの…」と言う娘。

 

でも、分かるんですよね…嘘をついてることがすぐに。

 

いつも彼女を横で見ているからでしょうか。

娘が何か見つけて欲しくないものを隠す時こうやってティッシュに包んだりすること、不自然な言い訳、娘の態度…。

 

本当のことを言うと、学校で自分のお金でアイスを買ったこと自体は、たまになら別に問題ないと思うんです。

子供だし、周りのお友達が食べていたら自分も食べたくなることは理解できる。

 

アイスの袋が見つかった時点で正直に言って、その日は家でおやつを食べないようにすれば良いだけ。重要なのはくだらない嘘なんかつかずに、正直に本当のことを言うこと。望んでいるのはそれだけです。

 

ところがもう一度同じことを聞くと、娘は頑なに「食べてない!どうしてそんなこと言うの!」と泣き出し、寝室に行ってしまいました…。

 

それを見て、娘が大好きな旦那さんは「何でM(娘)を信じられないの?泣いて食べてないって言ってるんだから食べてないんだよ!」とヽ(`Д´)ノプンプンしてるし…。

 

その後、めそめそしながら彼に抱っこされてリビングに出て来た娘。これ以上責めてもしょうがないけど、本当のことも知りたい…。

 

考えた結果「サンタさんは本当のこと知ってるから、嘘をつく人のところにはプレゼントを持ってきてくれないの。もしプレゼントが来なかったら、残念だけどあなたのせいだよ」と優しく伝えました。

 

すると寝る時間になって「実は…アイス食べたの。ごめんなさい…でもゴミを拾ったのは本当だよ!嘘をついて悪いと思ってる…サンタさん、正直に謝ったからプレゼントくれるかな?

 

サンタのプレゼントを心配するあたりが子供だな…(・_・;)

 

この日は最終的に本当のことを話したので、アイスを食べたことが問題じゃなくて、嘘をつくことがいけないことだと言うことを説明して、「分かったと」と言うので許すことにしました。

 

この件で一番ショックを受けていたのは、娘を心から信じていた旦那さんだったのでした…(・_・;)

 

反省したはずじゃなかったの?2度目の嘘は手が込み過ぎていて、許すことが出来なかった

 

上のアイスクリーム事件から5日後、娘が再び嘘をつきました。

 

今回はとても可愛いとは言えない用意周到な嘘だったため、前回娘を信じて許した私は正直とても傷付きました…。

 

事の起こりは3日前、「お友達のLちゃんが、火曜日に特に仲良しの女の子(娘を含む)3人にクリスマスプレゼントを準備してるから、貰うのが楽しみ♡」と言うとりとめのない話で、私も「へー」と思って聞いていました。

 

火曜日に持って帰って来たプレゼントは綺麗にラッピングペーパーに包まれていて、Lちゃんからの手紙付き。

私の目の前で包装紙を破る娘が手にした本には、娘の名前が書きこまれていました。

 

でも気が付いたのは、その名前とLちゃんからの手紙が明らかに娘の字で書かれていたこと。そして、現在学校ではBook Fairが行われており、貰ったと言う本には学校と共催の本屋さんの名前入りの値札が付いてたんです。

 

Book Fair(学校内の本の販売)に関しては、娘は本を沢山持っているので、今回は買わないことを1週間前に説明していました。

 

そこでピンと来たんですよね…。

出来ることなら気が付きたくなかった…自分の娘とは言え、あまりに手の込んだ嘘に心底がっかりしました。

 

確信はあったけど、一度は本当のことを言うチャンスをあげようと、「この本は本当にLちゃんがくれたものなの?」と聞いたけど、答えは「YES」

 

その後娘は私から雷を落とされ、生まれて初めて「嘘ばかりつく子は家にはいらないから、荷物をまとめて出て行ってください!」と言われたのでした。

 

子供が嘘をつくのは良くあることだし、誰でも小さい頃は嘘をついたことがあるとは言うけど…

 

子供の嘘は成長している証拠でもある、何かの本でそう読んだことがあります。

私もそうだと思うし、実際私が小さい時も娘のように嘘をついたことは幾度もあったと思います。

 

でも今回は手が込み過ぎていて、どうしても許せなかったんです…。

つい数日前に娘に話したことは一体何だったんだろう?と思ったんです。娘に裏切られたと言う気持ちが強かったことも確かです。

 

叱っても、結局は叱り切れない…何だかんだ言って甘い、親2人

 

私は、躾として子供に対する身体的な暴力をふるうことには反対です。

 

これは自分の子供時代の辛い経験から、子供を産むと決めた時に心に誓ったことでもあるけど、怒られるだけでも子供にとっては怖いのに、さらに身体的な痛み(暴力)を子供に加えてコントロールすることは躾ではないと強く信じているし、してはいけないことだと思っています。

 

だから娘には手をあげることはしません。

 

私から「出て行って!」と言われた娘。小さいリュックに泣きながら荷物を詰めています…。内心、その姿を見ただけで可哀相で許してしまいそうになったり…。旦那さんも横でハラハラ…。

 

5分ほど荷物を詰め、悲しそうに靴を履いてドアを出て行こうとする娘を、旦那さんが我慢できずに走って連れ戻しに行きました。

 

追い出された娘の記録、家から1歩(1秒)…(・_・;)

 

今回は旦那さんからもお叱りを受け、私からも数日前に聞いたであろう同じことを2回繰り返し言われ、サンタからは残念ながらプレゼントが来ないことを告げられ、流石に娘も反省したようでした(本当に反省していることを願うよ…)

 

娘が嘘をつく原因のひとつは、私自身にあるんじゃないかと思う

 

娘が嘘をつく原因は、実は100%もしくは0という私の極端な性格にもあるんではないかと最近思っていたりします。

厳し過ぎるのか…だから怖くて本当のことを言えないのか…。

 

娘がどうして嘘をつくのかばかりについて考えるのではなく、どうして嘘をつかなきゃいけないのかについても、一度ちゃんと考えてみる必要があるかもしれません。

 

まとめ

 

娘が寝た後、娘が荷物をつめたリュックを旦那さんと2人でのぞいて見ました。

 

中には学校で本を買った残り、娘の全財産の$2がお財布に。また、娘の大好きな赤ちゃんの人形、パンツ1枚、日本で買ったお菓子の残り、怒られる原因になった2冊の本、縄跳び(笑)が入っていました。

 

意外な荷物の中身に笑っちゃうと同時に、どんな気持ちで荷物を詰めたんだろう?と切なくも申し訳ない気持ちになったり…。

 

娘を育て初めて約9年。

育児にも慣れてきたと思っていたけど、まだまだ子育てに悩むことは日々沢山あります。

 

いつか振り返って懐かしく思う日が来るのかな?

凄く遠い日のことに感じるけど、本当はあっという間なんだろうか?

 

彼女の望むことだけするわけにはいかないし、時には怒らなければいけないことだって、これからも沢山あると思う。

でも将来娘が幸せな人生を歩めるように、親として未熟ではあるけど、大事なことを諦めずに教え続けて行こうと思います。

 

あー旦那さんのように娘に愛情を注ぐだけで、面倒なことは丸投げして悪者になってくれる人が私にもいたら良いのに!

 

以上、娘の嘘、子供に教えることの難しさに悩むでした。