私はオーストラリアのメルボルン在住なのですが、昨日は朝、友人からの携帯へのメッセージで目を覚ましました。
目次:
- 朝一番の友人からのメッセージで、工場で起きた大火災を知る
- 娘の小学校が警戒エリアに入ってしまった!
- 大規模火災の有害な煙のため、50の学校やチャイルドケアや幼稚園が休校に
- 学校を念のためにお休みにさせたのは、アジア系の親が多かった/これは文化の違い?
朝一番の友人からのメッセージで、工場で起きた大火災を知る
メルボルンの西のエリアで起きた工場の大火災で、友人の子供が通っている学校がお休みになったけど、M(娘)の学校はどう?と言うのがSMSの内容。
すぐにPCを開いて学校からのお知らせを見てみると、娘の学校は外での活動はしないけど、学校自体は通常通りに開くとのことでした。
私はアパートの上の階に住んでいるのですが、火災があった方をみてみると、一番上の写真のように真っ黒い煙がもくもくと上がっているじゃないですか!
私の家は火災があったすぐ近くと言うわけではないのですが、黒い煙がハッキリとめどなく出続けているのが見えました。
さらにテレビのニュースでは、工場ではアスベストを始め、色々なケミカルを扱っており、身体に有害な煙が上がっていると何度も言っており、窓を閉めて屋内で過ごすように注意が促されていました。
娘の小学校が警戒エリアに入ってしまった!
娘のクラスメートのお母さん達に連絡したところ、「学校が開いているなら連れて行くよ」という返事だったのですが、学校がWatch and Actのエリアに入ってしまったこと、またロックダウンモードと言う学校の屋内には出れない、緊急事態モードになっていると知ったので、学校はお休みさせることにしました。
昨日は強い風が吹いており、風向きなどが変わって有害な煙が学校に流れて来た場合は、生徒を帰宅させる対応をすることになると言う話だったので、そうなると車を運転しない私は、有害な煙が漂う中を歩いて娘をお迎えにいかなければいけない。
そしてまた歩いて娘と家まで帰らなければいけない。
そのリスクを考えると、学校に行かせるよりも休ませた方が良いと言う結論になりました。
大規模火災の有害な煙のため、50の学校やチャイルドケアや幼稚園が休校に
夜のニュースを見ると、友人の子供が通っている学校と同じように、約50の学校がこの火災のため休校になったそうです。
娘の学校は結局休校にはならなかったのですが、Watch and Actのエリアにあったので、空気の質を調査にくるスタッフが派遣され、数時間おきに質を調べていたようでした(お知らせによると学校周辺の空気の質には問題なかったよう)
ただ今日も火は燃え続けており煙も少なくはなったけどまだ出ているし、私達は娘を念のためにお休みさせることにしました。
オーストラリア生まれの知り合いは、私が今日も学校を休ませたことを知ったら、きっと「Over reacting!」(大袈裟だな…)と言うでしょうが、娘の身を少しでも危険にさらすのが嫌なので、この選択は正しいものだと思っています。
学校は勿論大事だけど、2日間休ませても死にはしないからね。健康がやっぱり一番大事だと思うんです。
学校を念のためにお休みにさせたのは、アジア系の親が多かった/これは文化の違い?
実は昨日の学校のお知らせでも、「生徒のご家族の中には、有害な煙が風向きの関係で少なからず流れてくる可能性があるので、今日は学校に子供達を連れてこないことにする人もいるでしょうが、学校はその決断を尊重しようと思っています」と書いており、聞いたところ、娘のクラスでは5人がお休みしたそうです。
「面白な!」と思ったのは、休んだ生徒の全員(娘のクラスで休んだ5人)の親がアジア系のバックグラウンドを持っていたこと。
別にオーストラリアの人が子供を心配していないとは思っていません。
でもアジア系の人は、私と同じように少し子供を過剰に心配する文化があるのかな…(たまたまかもだけど)と、興味深く思いました。
皆さんが同じような状態だったら、学校に行かせますか?大袈裟だと思います?
私は皆それぞれの考えがあるので、色々な決断があっても良いのではないかと思いました。
ちなみに学校大好きな娘には、「みんなが行くなら行きたい!」と朝から泣かれましたが…。泣くほど学校に行きたいなんて…これってある意味素敵なことですよね♡
以上、【ここ数年で一番の大火災】学校を2日間お休みすることに、でした。