今日は女の子のためのSTEMイベント、SuperDaughter Dayに娘を連れて行って来たことについて紹介したいと思います。
ロボット・エキシビションに行ったことについても紹介しています。
目次:
- 女の子のためのSTEMイベント、SuperDaughter Day
- 光について学ぶ
- ロボティックとコーディング
- 色(カラー・コード)に反応して動く、ミニ・ロボット
- ハリーポッターとコラボレーションして作られた、コーディング学習キットが楽しい!
- 色々な分野で活躍する女性に出会う
- まとめ
女の子のためのSTEMイベント、SuperDaughter Day
土曜日はSwinburne大学で行われていた女の子のSTEMイベント、SuperDaughter Dayに参加してきました。
このイベントは、男性が多く働くITや科学業界に、もっと女性が参加しても良いのではないか?
女の子にもSTEM分野に触れる機会を与え、科学やテクノロジー、エンジニア、数学の面白さに気が付いて貰おう!と始められたイベントのようです。
STEM教育について興味のある方は、こちらを読んでみると良く分かると思いますよ。
光について学ぶ
最初のセッションは、大学の講師の人が光について子供達に分かりやすく教えてくれました。
太陽から光が地球に届くまでの時間。
鏡や光学プリズムを使って光の反射について学んだり、紫外線感知ビーズを使って紫外線について学びました。
このビーズは室内では透明なのですが、外に出て日の光(紫外線)にあたると色々な色に変わります。
大学の窓は紫外線をカットするタイプになっていると説明があり、子供達は窓際でこのビーズを窓からさす光に照らしてみたのですが、ほとんど色が変わらず。
「この窓、ちゃんとUVカットされてるんだ!」と分かって面白かったです。
光の屈折については、講師の人が面白い実験をしてくれました。
お椀の中には$1コインが入っているのですが、それが見えなくなるまで離れます。
ここに水を入れると、不思議なことに…
同じ距離にいるのに中のコインが見えるようになります!
これは光が屈折することによって見えるようになるという話でした。
子供達もみんな「Oh~!Why?」とビックリしていて、可愛かったです(*´艸`*)❤
理由を詳しく説明すると長くなるので、興味がある方はこちらを読んでみて下さい。
日本語で分かりやすくコインが見えるようになった理由を説明してくれています。
1つのブースでのセッションは30分。
実験や体験しながら学ぶスタイルで面白かった!大人も学ぶことが沢山ありました。
ロボティックとコーディング
次のセッションはロボットにコーディングで動きを指示し、自分でロボットを動かしてみると言うもの。
子供ひとりにつき講師がひとりついて教えてくれます。
Make Blockと言うAppを使って、mBotと言う小さなロボットを動かします。
1つの動きをコードで指示するところから始まり、段々と難しい動きを指示できるようになりました。
コーディング・クラスに何回も通っていて、スクラッチが使える娘には最初のレベルは簡単すぎたようですが、難しいレベルはかなり苦戦。
mBotは動きだけでなく、内蔵されているライトの色を変えて点滅時間を指示したり、音楽を流すことも出来て面白い!
そして見た目が可愛い(*´艸`*)ー❤
これ、アメリカのアマゾンだと$70くらいで売っているんですよね。
「これだけのことが出来てこの値段は安い!欲しい!」と、買おうかと思ったけど、問題はDIYキットで自分で組み立てなければいけないこと…(・_・;)
組み立て作業が苦手な親2人なので、ちゃんと出来るか自信がない…。
割高でも良いから、組み立ててすぐに使える状態で売っていたら買うのに!
色(カラー・コード)に反応して動く、ミニ・ロボット
次は色(カラー・コード)を認識して動くロボットのセッション。
このセッションは小さい子供向けのもので、カラーコードを指示してロボットを動かします。
立体が苦手な娘…。
スタート地点を確認し、ロボットが曲がる方向(右、左)を指示する色を用紙に塗らなければいけないのですが、たびたび反対へ行くカラーコードの色を塗ってしまい、ロボットが逆の方向へ…(・_・;)
家でまた方向や立体的について勉強しないといけないな…と思いました。
単純な仕組みだけど、色でもコーディングが出来ると言うのが面白かったし、小さいロボットもとっても可愛かったです❤
ハリーポッターとコラボレーションして作られた、コーディング学習キットが楽しい!
ハリーポッターとのコラボで作られた、子供用プログラミング学習キットを体験してきました♡
このように、杖を使うんです!
杖には磁気センサーが付いており、動かすことによってパソコン上に現れるものを動かすことが出来ます。
ハリーポッターに出てくる魔法を使うことも出来ます(画面上で)
これは絶対子供には楽しいと思う!
色々な分野で活躍する女性に出会う
このイベントに参加して良かったなと思ったのは、色々な分野で活躍しているオーストラリアの女性に会えたこと。
一線で活躍している人に子供が直接質問したり教えて貰うのは、とても貴重な機会だなと思いました。
上の写真は実際に活躍されている生物学者の人の化石セッションを受けた時のものです。
まとめ
バナナをセンサーで繋いで、ピアノのように音楽を奏でるセッション。
上に紹介した以外にも本当に色々なセッションがあり、2時間があっと言う間に過ぎました。娘は楽しみながら、本当に色々なことを学んだと思います。
SuperDaughter Dayは毎年オーストラリアの都市で行われており、今年の参加料は$25(+手数料$2)
お菓子やジュースが会場には用意されており、子供達は自由に食べることが出来ます。
最後には、カップケーキ(子供のみ)とグッディー・バックまで貰えました!
グッディーバックにはロゴ入りノート、迷路付きペン、タトゥーシール、シール、缶バッチ、セッションの提供先の情報が載った冊子が入っており豪華❤
5歳から参加できるけど、この年齢だと難しいセッションも多いと思うので、年齢としてはYear2以上だと、ほとんどのセッションを理解して楽しめると思います。
とても面白く勉強になったので、興味のある方は来年是非参加してみて下さい!
以上、【STEM教育】女の子のためのSTEMイベント、SuperDaughter Dayに参加でした。
STEM教育に興味がああり、メルボルンに在住にお住まいの方は、こちらの子供向けWorkshopが面白いですよ。
16日現在、1人分のみ空きがあるそうです。
3月23日、3月30日の2回セッション。参加は無料。
クラスの内容は、自分の持っているバービー(人形)に3Dプリンターで自分のデザインしたアクセサリーをプリントして作ると言うクラスです。
場所はCarltonにある図書館。
2週間に渡ってのクラスですので、どちらのセッションにも参加できる人のみ参加可と書いてありました。
以前この図書館で行われた3Dのクラスに娘と参加したことがあるのですが、8歳以上なら楽しめると思います(大人の手伝い・要)
興味のある方はリンクから詳細を読んでみて下さい。