現在メルボルンのNGV Internationalで行われている、MoMA(ニューヨーク近代美術館展を娘と一緒に見に行ってきました。
今日はNGVのMoMA展を子供連れで訪れた感想について書いてみたいと思います。
NGVのMoMA展のチケットが割引価格で購入できる方法も紹介しています♡
目次:
- MoMA(ニューヨーク近代美術館)展を訪れることにした理由
- MoMA展にやってくる絵について調べ、予備知識を持ってエキシビションへ!
- MoMA展を訪れる人でOPEN前から長蛇の列!エキシビションに行くなら事前にチケットを予約して行くのが◎
- MoMA展で世界の名画にふれる
- Cropping Hair/フリーダ・カーロー
- 子供と一緒に美術館のエキシビションを訪れた感想
- My Modern Art Bookをお土産に購入♡
- 子供向けの無料エキシビション、New York! New York!も素敵♡
- まとめ
MoMA(ニューヨーク近代美術館)展を訪れることにした理由
実はこのMoMA(ニューヨーク近代美術館)展を訪れたのは、娘の「行きたい!」という希望があったからでした。
2年生の娘は2学期に学校でアート(芸術)を学ぶ機会があり、メキシコのアーティスト、フリーダ・カーローとピカソ、ゴッホについてグループに分かれて学んだよう。
その際担任の先生からMoMA展ではフリーダとピカソ、ゴッホの絵、また名作のサルバトール・ダリのThe Persistence of Memory(記憶の固執)もやってくると聞いて、「本に出てくる有名な絵を自分も見てみたい!」と思ったようです。
私も美術館や博物館を訪れるのは大好きだし(ダリの絵も見てみたいし)娘に本物の美術作品を見せる機会をもつのも悪くないかと思い、スクールホリデー中に娘を連れて行くことにしました。
MoMA展にやってくる絵について調べ、予備知識を持ってエキシビションへ!
大学の時から世界の有名な絵画を見るのが好きで、色々な美術館を訪れたけど、絵の背景などを事前に調べていなかったため、正直「おぉ!これがあの有名な…」と満足して終わってしまうことが多くありました。
本当はその絵が持つ背景や意味を知っているか知っていないかで、見る絵の印象も変わってくるんですよね。
娘は学校でしっかり勉強したようだし、フリーダとピカソに関しては子供向けの本を図書館で自分で借りるなどして読んでいたので、私もどの絵がNGVに来るのかを調べ、予備知識を入れた状態でエキシビションを見に行きました。
MoMA展を訪れる人でOPEN前から長蛇の列!エキシビションに行くなら事前にチケットを予約して行くのが◎
訪れたのはスクールホリデー中の平日。
NGVがOPENする10時前には行っていたのですが、入り口にはすでに長蛇の列が…。
中に入った後もMoMA展のチケットカウンターは凄い人!チケットを購入するまでにかなり時間がかかっていました。
幸い私達は事前に割引チケットをインターネットで購入していたので、当日はプリントしたチケットを入り口で機械でスキャンしてもらうだけで楽々入場!
待ち時間を少しでも減らしたい人は、チケットを事前に購入して訪れることをお勧めします。
また、館内が一番空いているのはオープンしたての10時入場だと思います。
MoMA展で世界の名画にふれる
ここからは見た絵をざっと写真で紹介したいと思います。
郵便配達員 ジョセフ・ルーラン/ゴッホ
入ってすぐ見たのがこのゴッホの郵便配達員の絵。
右端に娘の頭が映っているのですが、本当に近くで見ることが出来ました。
ゴッホを学校で勉強した娘からは「この絵の他にも、ゴッホはこの人の絵を書いているんだよ」という解説付き。
The Moon and the Earth (月と大地)/ゴーギャン
記憶の固執/ダリ
こんなに小さい絵だったなんて!
有名なだけにこの絵の前は人が沢山集まっていたけど、それでも絵の前で娘と絵について話し合いながら、5分もじっくり眺めることが出来ました。
Cropping Hair/フリーダ・カーロー
娘が見たいと熱望していたフリーダの絵(彼女の一番のお気に入りの絵ではないけど)私はCropping Hairって英語でどういう意味なのかな…と考えながら絵を見ました。
Drowning Girl/ロイ・リキテンシュタイン
彼の作品を見ると、子供のころ食べた凄く酸っぱいレモンのキャンディーのパッケージを思い出すのは私だけ?
娘はこの絵がMoMA展の中で一番気に入ったようでした。
Composition in Red, Blue and Yellow/Piet Mondrian
この絵も有名ですよね。
つい「何で有名なのか分からないなぁ…M(娘)でも描けそうだよね…」とつぶやいたら、娘に「Mummyはアートについて何も分かっていないなぁ」とため息をつかれました…(・_・;)
エキシビションの会場は2か所に分かれており、展示は絵だけではなく、スカルプチャーや写真、ポストカードにインベーダーゲームまで。
近代美術と一言で言っても、色々あるんだなと知りました。
娘と一緒にのんびりまわり、約1時間45分見学。
8歳の子供と一緒にしては、ゆっくりと時間をかけて展示を見ることが出来たのではないかと思います。
子供と一緒に美術館のエキシビションを訪れた感想
日本だと、8歳くらいの子供を連れて美術館に行くのは少し躊躇しますよね。
日本はマナーに厳しい国だし、子供がおとなしく出来るかな?絵を触ったりしないかな?など、常に気を使わなければいけないので、私も日本だったら娘を連れて行くことはなかったと思います。
ただ、娘は日頃から美術館や博物館に頻繁に通っており、NGVに関してはすでに100回程訪れています。
絵は触ってはいけないこと、騒がしくしないことなど、基本的なルールは知っているので、MoMA展では2人とも同じ部屋内で自由に好きなものを見学しました。
オーストラリアでは美術館でも常に子供を歓迎する雰囲気があり、上の写真のように大人向けの絵の解説の下に子供用の解説がついていたりして、子供でも楽しめる工夫が沢山してあります。
前回ゴッホ展をNGVにふたりで見に行った時は、事前にゴッホについて本を読むわけでもなく、単調な感じの絵に(色も暗いものが多かった)途中で飽きてしまった娘。
今回はちょうど学校でアートを学んでいたこともあり、自分が興味をもって行きたいと思いMoMA展を訪れたこと、また展示の種類が豊富で、何より知っている絵が多数あったことにより、最後まで退屈せずに過ごせました。
私も楽しめたし行って良かったと思います♡
My Modern Art Bookをお土産に購入♡
毎回大きいエキシビションがあると、それに関連する商品がミュージアムショップに並びます。
今回娘には子供用のモダン・アートブックを購入。
$20と他の商品に比べれば安く、展示されていた絵の解説、子供向けのアクティビティーなども沢山あり、今回訪れたMoMA展をより思い出深いものにしてくれそうです♡
子供へのオーストラリアのお土産にもおすすめですよ。
子供向けの無料エキシビション、New York! New York!も素敵♡
子供向けのNew York! New York! for kidsにも遊びに行きました。こちらは無料。
入口にはニューヨークに関する楽しいクイズに挑戦できるコーナーが!
中はこんな感じ。
入り口付近はニューヨークの建物絵がプリントされた積木コーナー、奥はニューヨークの高層ビルの建物のミニュチュアがあり、中にボールを転がせて遊べるようになっていました。
お洒落な積木♡
ニューヨークの建物のバックグラウンドを背に写真を撮るコーナーもあり、メールアドレスを入れると撮った写真をメールで送ってくれるサービスも。
子供向けのエキシビションは時期によってかわりますが、どれも無料で面白いものが多いので、子供連れでメルボルンを訪れる人は是非足を運んでみて下さい。
まとめ
私が一番好きだったハムの中に目が書いてある絵。夜に見たら怖そう…。
MoMA展楽しかったです♡
ニューヨークに行かなければ見れない名画の数々がメルボルンにいながら眺めることが出来て本当にラッキー!
チケットは$28だけど(私は割引を利用して$24)十分その価値があったと思っています。
娘も色々な種類の近代アート作品にふれ、彼女なりにインパイヤーされたようで、スクールホリデー中は毎日何かしらArtworkを作っていました。
もしもメルボルンを訪れる機会があり、MoMA展の期間中だったら是非NGVに足を運んでみると良いと思いますよ♡
以上、【NGV International】メルボルンのNGVで行われてるMoMA(ニューヨーク近代美術館)展で芸術にふれるでした。