今日はオーストラリアで夏休み中に行われている、ジュニアレンジャープログラムについて紹介してみたいと思います。
ジュニアレンジャー・プログラムは国立公園やビーチ、池や川などで、子供達が自然について学ぶことの出来るプログラム。
参加は無料なので、夏休み中子供をどこに連れて行けば良いかな?と迷っている人にはぴったりのイベントだと思います。
今日はプログラムの概要や実際に娘と一緒に参加してみた感想について紹介してみようと思います!
オーストラリアのメルボルンで行われている、夏休みの無料子供向けイベントやクラスをまとめてみました。
目次:
- 子供達が自然について学ぶことが出来る、ジュニア・レンジャープログラムとはどんなプログラムなの?
- 夏休み中に行われているジュニアレンジャーのプログラムと予約方法
- 海に住む生物について学ぶ、Beachcombingに参加してきました
- 子供だけじゃなく、大人も学ぶことが沢山あった1時間
- プログラムの終わりには、バッチとシールが貰えるよ♡
- イカの骨に続く、謎の生物を発見!
- まとめ
子供達が自然について学ぶことが出来る、ジュニア・レンジャープログラムとはどんなプログラムなの?
オーストラリアではスクールホリデー期間中に子供が自然について学ぶことが出来る、ジュニア・レンジャープログラムが各地で行われています。
ジュニアレンジャーのHP
ジュニア・レンジャープログラムは特に夏休みに多く、川や池の水を網ですくって、どんな生き物がいるか探したり、海辺に落ちているものを拾ったり、ロックプールの生き物を探す、浜の宝探し、国立公園に生息する虫や植物についてハイキングしながら学ぶなど、場所によって様々なイベントが行われています。
夏休み中に行われているジュニアレンジャーのプログラムと予約方法
1月中のスクールホリデーアクティビティーは下のページからチェックできます。
上のリンクは私が住んでいるVictoria州のものなので、他の州に住んでいる方はそれぞれの州のJunior RangernoHPからイベントを確認してみて下さい。
参加はほとんどの場合、無料(※VIC州)
プログラムの予約は、ジュニア・レンジャーのHPまたはEventbriteというサイトからすることが出来ます。
Junior RangerのHPでは参加したい日付とエリアを入れて、行われているプログラムの検索を出来るので便利!
子供達が楽しめるような内容になっているし無料なので、近所で行われるプログラムがあったら是非参加してみて下さい。
参加できる年齢はイベントごとに違うので、参加したいプログラムの詳細ページから確認してみてみると良いと思います。
海に住む生物について学ぶ、Beachcombingに参加してきました
去年の夏休みは池の生き物を探すMini Beast Discoveryと言うプログラムに参加したので、今年はまだ参加したことがない、海の生物について学ぶプログラムに参加してきました。
参加は無料、対象年齢は6歳から12歳。場所は生き物が保護されている保護区のビーチで行われました。
ここで子供達は浜に打ちあげられたものを探したり拾ったりしながら、海に生息する生き物について学びます。
当日の朝は、残念ながら小雨が降って寒かった…(・_・;)
最初に保護区のビーチについての説明。
また、ここに住んでいる生き物や植物を持って帰ってはいけないことをパークレンジャーから教えて貰い、早速ビーチに向かいました。
保護区のビーチだけあってゴミが少ない!
そして浜には色々な種類の貝やカニの死骸、海藻やウニの殻、鳥の死骸や骨などが落ちていました。
子供達は夢中になって拾っては、3人いるパーク・レンジャーに「これはなに?こんなの拾ったよ!」と嬉しそうに見せに行っていて、「子供ってこんな単純なことでも実は楽しめるんだな…」と純粋な探求心に驚きました。
子供だけじゃなく、大人も学ぶことが沢山あった1時間
これは娘がビーチで拾った蟹の死骸です。
娘がパークレンジャーのお兄さんに見せると、他の子供達を呼び集めて 「これ雄か雌かどっちだと思う?」と質問。
すると、1人の男の子(多分娘と同じくらい)が「雄!」と一言。
「どうして雄だと思った?見分け方を知っている人はいる?」とレンジャーが聞くと、その男の子が「蟹を裏返してみて、お腹に三角があると雄。メスはもっとアーチがかったお腹をしているんだよ。お父さんがライフセーバーをボランティアでしてるから(海に良く行くから)知ってるんだ」との答えが。
日本人で、これまで蟹を何回も食べているけど、そんなことは全然知らなかった…。
その後、別の子供が雌の蟹を見つけ皆でお腹を見てみたら、確かに丸みを帯びたカーブになっていて、雄のそれよりも大きかった!
雌は卵をお腹にかかえるから、雄よりもお腹の部分が大きくなっていると聞いて、納得でした。
他にもくらげに刺された時の対応の仕方、オーストラリアの海で見つける軽いスポンジのようなものが、実はある種類のイカの骨!と言うことを教えて貰ったりと、娘だけじゃなくて私も大変勉強になりました。
イカの骨に関しては、ビーチに行くたびに見かけるので「これは一体何なのだろう?」とずっと気になっていたんですよね…。
以前気になってネットで調べたこともあるんだけど、結局謎のまま…。
今回長年の謎が解けてスッキリ!(笑)
この骨は英語ではCuttleboneと呼ばれ、カルシウムがとても豊富で、インコやカメ、爬虫類の餌にもなるようです。
プログラムの終わりには、バッチとシールが貰えるよ♡
あっという間に1時間は過ぎ、最後にオーストラリアの海で見られる珍しい生き物についてのお話があり、プログラムは終了。
時間が短いので、小さい子供と一緒に参加するにもおすすめですよ!
子供達は参加した記念として、缶バッチとプログラム名が入ったステッカーを手渡してもらい、娘も嬉しそうに受け取って帰路につきました。
イカの骨に続く、謎の生物を発見!
ジュニアレンジャーの次の日もビーチに遊びに行ったのですが、ここで謎の生物をまた見つけてしまいました!
くらげに見えるけど、中は空洞でとても軽く(空気が入ってる)色は半透明。
ハートっぽい可愛い形をしています♡(*´艸`*)
家に帰って娘と共に一生懸命調べてみたけど、結局何か分からず…。
今までも地元のビーチには何回も足を運んでいるけど、今回初めて見たものだったので、娘と一緒に「何なんだろうね?」と話していました。
もしも何の生物か知っている方がいましたら、是非コメント欄で教えて下さい♡
まとめ
Beachcombing、思った以上に楽しかったです!
普通に行ったらこんなに楽しくはなかったと思うけど、生物に詳しい人がいるだけでこうも楽しくなるものなんだ!と感心してしまいました。
Junior RangerのHPには子供達が自分で浜を歩き回って探検できるように、海の生物の豆知識が沢山紹介されているページ(Make&Do)があります。
親が事前にこのページを読んでいけば、レンジャーがいなくても同じように子供達の質問に答えることが出来るし、海の生き物について知識を深めることも出来ます。
娘はジュニアレンジャーが楽しかったようで、早速図書館でBlue Planet2のDVDと海の生き物図鑑を借りて来ました。
夏休み中に一緒に海の生物について色々調べて見ようと思っています。
以上、【ジュニア・レンジャープログラム】自然について子供と一緒に学ぶ、ジュニア・レンジャープログラムに参加してきました!でした。