※オーストラリアでの出来事です。
先日、旦那さんが仲良くしている元同僚が、新型コロナウイルスの感染者と接触したと言うことで、14日間の自宅待機になったと電話が来ました。
話を聞いてみると、仕事で担当しているお客さんが新型コロナウイルスに感染しており、元同僚がそのお客さんと会って話したのは5分程度だったとのことですが、会社に報告すると念のため14日間の自宅待機(Home Isolation)するように言われ、在宅で仕事をすることになったようです。
検査は受けて、結果は陰性だったのに…なぜ?
自宅待機については、「新型コロナウイルスに感染している人(元同僚の場合はお客さん)と接触した日から14日間」で、担当したお客さんの感染が分かる→会社に報告する間に数日が経っており、実際には11日間の自宅待機だと話していました。
自宅待機中は買い物や公共の場所への外出はしないように、具合が悪くなって医療施設に行く以外は外に出ないように言われたようで、一緒に住んでいる家族は1階、同僚は2階と別に過ごしていると話していたそうです。
他にも、旦那さんが毎月出張で泊っているタスマニア(ホバート)のホテルのスタッフが、新型コロナウイルスの検査を受けて陽性だと分かるまでの数日間、自宅待機をせずにホテルで働いていたこととが報道され、(この期間中には泊まっていなかったけど)自分達が感染した人と接触してしまう可能性は十分にあるんだな…と改めて思い知りました。
元同僚は家の中で生活スペースを分けて過ごすことが出来たけど、私達はアパートに住んでいるので、もし旦那さんが自宅待機になったら家族が離れて過ごすのは難しく、その結果、全員が自宅待機になることも考えられます。
自宅待機中買い物に行けなくても、ネットスーパーで注文して届けてもらえば大丈夫!と思っていたけど、現在、ネットスーパーも注文が殺到しており、頼んですぐには手元に商品が届かない状態のようなんです…。
それを考慮し、買い物に行けなくなったことを考えて約2週間分の食事を作って冷凍保存することに!
オーストラリアは日本のようにお手頃価格で美味しい冷凍食品があるわけではないし、旦那さんは好き嫌いが激しいので、彼が食べられるメニューを中心に作ってみました。
まずはバジルと野菜を一杯入れた、タイのガパオライス!
娘の分はチリ無し。
私達の分は唐辛子6本入りと辛めに仕上げ、家にあった容器に詰めて冷凍庫へ。
1kg分ほど作ったので、2回分(3人分)の夕ご飯、またはランチになります。
続いては、鮭の味噌漬け。
タッパー2つ分に鮭を8切れ漬け込み、3日したら味噌を洗い流してタッパーに2切れずつ入れて冷凍庫へ。
大きい切り身なので3人で1食2切れ、4日分のメインのおかずになります。
これ以外にも鮭の切り身に塩を振って4切れほど冷凍しておいたので、蒸し焼きにしたり、焼いて食べたりする予定。
他にも鶏肉のミンチでボロネーゼソースも大量に作りました。
娘も旦那さんもお肉があまり得意ではないので、50%以上は野菜で。
大きなフライパンで1.2kg分作り、3つの容器にいれて冷凍しました。
先日市販の冷凍餃子を買ったのですが、食べてみると少し辛くて娘の口に合わず…。
しょうがないので自宅でせっせと大量(50個)の餃子を作り、それも冷凍保存しました。
でも、冷凍した餃子って上手に焼けないんですよね…。
解凍してからだと皮がべちゃっとなってしまうし、冷凍したまま焼くと皮は焦げるのに中身は火が通らなかったり…(・_・;)
だから自分で作った冷凍の餃子は、水餃子にして食べることが多いです。
他にはレトルトのカレールーもまだ家に12袋あるし、スパゲッティーやそうめん、うどん、インスタント麺類も買ってあるので、突然自宅待機になっても、買い物に行かずに14日間は過ごすことが出来そうです。
まとめ
今日は空も青く、外に出ると秋らしい心地の良い風が吹き、「世界中が新型コロナウイルスと戦っているなんて、本当は間違いなんじゃないか?」と一瞬思ってしまうほど、平和で気持ちの良い1日でした。
でも実際は、オーストラリアでもこの1週間で新型コロナウイルスに感染する人が一気に増え、全国の感染者は100人以上に。
ビクトリア州でも初めて新型コロナウイルス感染による学校閉鎖が起こったりして、状況は少しずつですが深刻化しています。
私の仕事先では、新規の予約が今月になって1つも入って来ていない状態で、来週からしばらく仕事を休まなければいけないことに…。
旦那さんの会社では、今週末にお客さんを招待して泊りがけで行う予定だった大きな会議が急遽中止に。
ほぼ毎月行っているシドニーへの出張は、当分の間PCを使った対面会議に変更。
彼にとって初めてのヨーロッパで、凄く楽しみにしていた5月末のドイツへの出張(会議)も中止。
また、有休を使って海外に休暇で行く時は事前に会社への報告と承認が必要になり、上司からは6月の日本への休暇は、遠回しではあるけど「延期した方が良いのでは」と言われてしまうなど、自分達のまわりでも新型コロナウイルスによる影響が出て来ています。
不安な気持ちがないと言ったら嘘になるけど、「備えあれば憂いなし」自分に出来る準備を少しずつしつつ、心を落ち着けて、いつも通りの毎日を送るように心がけているところです。
以上、【自家製の冷凍食品作り】14日間の自宅待機に備えるでした。