今日は青空が広がる良い天気。
メルボルンのカールトンガーデンで行われていたロシアのお祭り、ロシアン・フェスティバルを娘と共に訪れて来ました。
目次:
Russian Festival Melbourne 2020
このロシアのお祭りはメルボルンで1年に1回行われているようで、今年は世界遺産にも登録されている、カールトンガーデンのロイヤル・エキシビション・ビルディング(王立博覧会ビルディング)で行われました。
普段この建物の中には有料のツアー出しか入ることが出来ないのですが、ロシアン・フェスティバルは入場無料。
建物は解放されており、美しい館内に誰でも入ることが出来ました。
正直、イベント自体はこじんまりとしたもので、ロシア料理の屋台もそれ程種類はなかったですが(ピロシキ探したけど、見つけられず…)沢山のロシアの人に囲まれながら、ロシアのお祭りの雰囲気を味わって来ました。
ロシアのお祭りで、マトリョーシカ作り体験
今日このロシアのお祭りを訪れたのは、子供向けの様々なロシア文化ワークショップが行われていたから。
ロシアの花冠作りや布で作った人形作り。
ロシアの絵本作りなどなど、この日は会場内で$5~$15程の手頃な値段で、子供達はロシア文化体験をすることが出来ました。
その中でも「娘に体験させてあげたい」と思ったのが、マトリョーシカ作り!
マトリョーシカとは?
マトリョーシカ人形(マトリョーシカにんぎょう、ロシア語: Матрёшкаマトリョーシュカ)は、ロシアの民芸品の人形である。単にマトリョーシカともいう。
胴体の部分で上下に分割でき、その中には一回り小さい人形が入っている。
これが何回か繰り返され、人形の中からまた人形が出てくる入れ子構造になっている。
入れ子にするため腕は無く、胴体とやや細い頭部からなる筒状の構造である。
5-6重程度の多重式である場合が多い。
マトリョーシカという名称は、ロシアの女性名からきている。
それぞれの人形にはスカーフ姿の若い女性の像が描かれているのが本来であるが、レーニンをはじめロシア・ソ連の歴代指導者が描かれたものや、動物など人間以外のものが描かれたものなど、絵柄は各種に広まっている。
日本にもマトリョーシカ人形と同じ作りで、だるまなどの入れ子人形がある。
Wikipediaより引用
ロシアのお土産と言うと、このマトリョーシカ人形を思い浮かべる人も多いのではないかと思います。
子供だけのクラスだと思っていたけど、実際には大人も沢山参加していました。
料金は$15、1時間のクラス。
絵が描いてない木のマトリョーシカ、そして練習用の紙が最初に渡されたので、それに自分が作りたいマトリョーシカのデザインを書いていきます。
鉛筆で下絵を描いた後は、アクリル絵の具で早速マトリョーシカに色付け。
他の子供達が伝統的なマトリョーシカを作る中、娘は猫のマトリョーシカを作ることに。
ピンクと鮮やかなライトブルーがメインカラー。
アクリル絵の具はすぐ乾くので、ドットを描くのも楽々♬
本当はひとつしか作らせて貰えないのですが、早く終わったので余っていた小さいマトリョーシカをもう1つ作らせて貰いました(*´艸`*)
赤と紫、明るいグリーンのドットで、ちょっと苺みたい♡
会場では色塗りだけ終え、顔や線は絵具では塗りにくいので、家で油性のペンで書き込むことにし、先生にお礼を言ってマトリョーシカを持ち帰りました。
出来上がり♬
伝統的なマトリョーシカではないですが、娘らしく仕上がったし、初めてにしてはなかなか上手に出来たのではないかと思います(*´艸`*)♡
小さいマトリョーシカの中には、さらに小さいマトリョーシカが2つ入っていたので、こちらは後日作る予定です。
まとめ
ロシア文化を学べたか?と言われると微妙ですが、マトリョーシカ作り、娘は凄く楽しかったようです♬
オーストラリアでもコロナウイルスの世界的な感染拡大により、アジア系の人に対し差別的な態度をとる人がいると言う話をここ数日耳にしており、今日は少し不安な気持ちでお出掛けしました。
結果的には、ロイヤルビルディングの写真を撮っていると、ロシア人のおじいさんから「今日は天気が良いね、中も色々見るものがあると思うから楽しんで!」と声をかけられたり、マトリョーシカ作りを教えてくれた方達も親切で優しく、普段と同じ1日を過ごすことが出来ました。
本当のことを言うと、今回のようなことがなくても、オーストラリアに住んでいて、アジア系であることが理由で差別されることはあります。
でも私が12年オーストラリアに住んでいる中では5回位でしょうか?
それ程多いとは思いません。
差別的なことを言って来る人に、その日はたまたま出会ってしまっただけ。
残念ながら、どこの国にもこういう人はいるものです。
こういう人とは話し合っても、まず分かり合えることはないので、嫌な気持ちにならないと言ったら嘘になるけど、聞き流して相手にせず、その場を立ち去るだけです。
以上、ロシアのお祭りでマトリョーシカを作るでした。