私の旅した:子連れ海外旅行ガイド

娘と一緒に旅し経験した、子連れ海外旅行ガイド

【オーストラリアの森林火災】自分に出来ることをひとつずつしていこう

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 去年最後のブログで、オーストラリアで起こっている森林火災の話を書きましたが、残念ながら現在も火災の勢いは全く収まる気配もなく、各地で被害は広がり続けています。

 

 

毎日テレビから流れる森林火災のニュースを見るたびに、被害の大きさに心を締め付けられ、見ているだけで何もできない自分の無力さに愕然とするけど、何か少しでも役に立てたらと思い、年末に仕事先から頂いたボーナスを寄付しました。

 

寄付先には上の3つの団体と、火災の最前線で頑張ってくれている消防隊のいるCFAを選びました。

 

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この3団体はオンラインでクレジットカードだけでなくPaypalでも簡単に寄付することが出来、正式に登録されたチャリティーなので、$2以上募金をした場合は税金の控除を受けることが出来ます。

 

※オーストラリア在住の人の場合。

 

CFA(Country Fire Authority)に関しては、CFAのHPから直接寄付が出来ず、オンラインで銀行口座からCFAあてに振り込みをしなければならず、少し手間取りましたが(税金控除のレシートもどこから貰うのか分からなかった…)最前線で頑張ってくれてる消防隊の人をどうしても自分でも援助したかったため、寄付することにしました。

 

また、娘はニュースで見た森林火災の炎に包まれるコアラの悲痛な様子に心を痛め、涙し、私とは別に自分のお年玉から$10を火災の被害にあったコアラを助ける病院に寄付しました。

 

本当のことを言うと、娘が寄付した$10はあまり役に立つ額ではないと思います。

 

でも1月1日にお年玉をもらって、何を買おうかとワクワクしながら迷っていたのを知っているので、被害にあったコアラのために寄付をしようと思う彼女の気持ちには心を打たれたし、娘のことを親としてとても誇らしく思いました。

 

注意点としては、悲しいけど、寄付を募った詐欺も横行しているようなので、強く援助したい団体がない場合は、大きな名の知れている団体に寄付すると安心だと思います。

 

森林火災の被害にあった動物たちのために何かしたい!動物の赤ちゃんをいれる袋を作ってみませんか?

 

お金を寄付以外にも、被害にあった動物のために出来ることがあります。

 

そのひとつが、森林火災で親が死んでしまった動物たちのための袋を作って寄付すること。

 

去年日本で大量に買い込んだコットン100%の布があり、この話を聞いた時は、パターンも簡単だから手縫いで作って見よう!と思いました。

 

でも調べて見ると、入れた動物の赤ちゃんたちの小さな指などが糸に絡まないように、袋は指定の縫い方で縫わないといけないそうです。

 

そこで友人に相談してみたのですが、彼女のお家にあるミシンを使わせてくれると言うので、来週大量の布を持って作りに行って来たいと思っています。

 

ミシンを使うのは中学校の家庭科の授業以来だけど…(・_・;)

 

器用な友人にミシンの使い方を教えて貰いながら、娘と友人の子供と一緒に出来る限り多くの袋を作って寄付したいと思っています。

 

Animal Rescue Craft Guild

オーストラリア在住でミシンが自宅にある方、被害にあった動物達のために何かしたい!と言う方は、こちらのFacebookページから詳細を各自でチェックして見て下さい。

 

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どの動物用の袋が不足しているかも書いてあります。

 

 

後日談:現在、動物たちのために多くの袋の寄付が世界中から届いているようで、中には在庫が十分なものもあるようです。

 

作って見ようと思われる方は、作り始める前にFacebookで何が必要なのかを確認して、本当に不足しているものを作って送ってあげると良いと思います。

 

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袋のパターンも各動物ごとにダウンロードしてプリント出来るようになっています。

編み物が得意な方は編み物用の袋のパターンもありましたよ!

 

カンガルーの赤ちゃんや赤ちゃんコウモリ用のものは特に簡単で、小学校高学年くらいの子供でもお手伝い出来ると思うので、夏休みの子供達と一緒に作って見るのも良いかと思います。

 

まとめ

 

オーストラリアで大きな被害が出た森林火災。

 

この森林火災は、今年たまたま偶然に頻発したわけではなく、今まで環境問題を無視し続けて来た積み重ねによって起こったことだと思うし、オーストラリアだけの問題ではないと思っています。

 

被害にあった人や最前線で全力を尽くして守ってくれている消防団やチャリティー団体を援助していくことも大事だけど、本当に重要なのは一体何が原因で今回のことが起こり、これからどうやったら同じことを繰り返さいように出来るのか。

 

そのために何をすれば良いのかを考え、個人がひとつずつ行動を起こすことだと思います。

 

今年の夏休みは、娘と共に環境問題について考える機会を沢山持ち、我家でも去年よりもさらに自分達で出来ることをひとつずつしていくつもりです。

 

堅苦しい内容になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。