私の旅した:子連れ海外旅行ガイド

娘と一緒に旅し経験した、子連れ海外旅行ガイド

娘の小学校のイベントのお手伝い(ボランティア)をして感じる、オーストラリアと日本の文化の違い

 

f:id:RnMtravelwithkids:20181120214350p:plain

今日は娘が通っているオーストラリアの小学校のイベントを手伝って感じた、日本とオーストラリアの文化の違いについて書いてみようと思います。

 

娘の小学校は結構いい加減なところが多い学校なので、他のオーストラリアの小学校全てがこんな感じではないことを最初に記しておきます。

 

目次:

 

オーストラリアの小学校で行われるイベントは親の手伝いが必須!ことあるごとにボランティアを頼まれます!

 

先週の金曜日、娘が通っている学校で大きなイベントがあり、ボランティアとしてお手伝いに行ってきました。

 

ボランティアの募集があったのはイベントの2週間前。そして手伝える時間と仕事を書き込む紙が配られたのは1週間前でした。

 

その日は手が空いていたので、第二希望まで手伝っても良い仕事を記入。

時間は5時半から6時(30分ごとのシフト)で紙に記入し、次の日担任の先生に渡しました。

 

オーストラリアの小学校のイベントは先生が中心になるのではなく、学校に子供を通わせている親が中心になって手伝いをすることが多いんです。

 

ほとんどの場合ボランティア制になっていて、強制で「必ず〇〇をしなきゃいけない!」というのではなく、あくまでも手が空いている人が出来る仕事を進んで手伝うと言った感じです。

 

オーストラリアの人は、自分達も子供の時に親がイベントを手伝っているのを見て育っているのでしょうね。

みんな出来る時は、喜んでボランティアをしているように思います。

 

ボランティア当日、何の仕事をするか、何時のシフトなのか返事がこない!

 

イベント前日、ボランティアの希望を出したはいいけど一向に何の連絡もなく、娘にどうなったのか聞いて!と頼みました。

しかし「担任の先生はイベントの担当じゃないから分からないって言われた…」との返事が(・_・;)

 

そしてボランティア当日、娘を迎えに行った時に再度自分で担任の先生に聞くと、M先生に聞いてみて!分からないからオフィスで聞いて!O先生に聞いて!とたらい回しに!!!

 

こんな面倒なことになるなら、ボランティアなんかやらない!ヽ(`Д´)ノプンプン」と帰ろうとしたら、「じゃあ、植物の販売係で5時半から6時まで宜しく!」と言われ、やっと自分が何を手伝えば良いのか分かりました…。

 

はぁ、疲れる…日本だとこんなことあり得ないですよね。

 

大雑把な(よく言えば大らかな)オーストラリアの人達

 

私の仕事は5年生の子供達が鉢に植えた多肉植物の売り子になりました。

日本人らしく、シフトの10分前には仕事の引継ぎの為に到着(オーストラリアに11年住んでも時間は厳守してしまう

 

簡単な挨拶をして、仕事内容を本当に大雑把に教えて貰い(その時間1分)そのお母さんは「頑張って、じゃあね!」と去っていきました。

 

おーい!まだシフトが10分残ってるよ…(-_-

 

売る多肉植物は2種類あったのですが、Large(大きいの)は$5、Smallは$2と書いてあるけど、適当に並べられているので、どれが大でどれが小か分からない!!!

 

買ってくれる人からも「これは大?それとも小?」と毎回聞かれるので非常に面倒くさい!

 

そこでお客さんがいない間を見計らって、小さいものは左のテーブルに大きいものは右のテーブルに並べ替えました。

これだと断然分かりやすい!何で最初からこうしておかないかな…

 

お手伝いは2人制だったはずでは?時間になっても誰もこないー!

 

最初の20分はそれ程忙しくなかったのですが、シフトがあと10分になったところでバタバタと売れ始め、気が付くとおつりがほとんどない!$2のものを$50で買うのはやめてー!

 

娘を呼んでオフィスに「おつりが足りないことを伝えて!」と言ったのですが、帰って来たのは15分後…。

しょうがないのでその間お客さんに事情を話し、コインが沢山ある人にはお札とコインを交換してもらいおつりを確保しました。

 

バタバタしていて気が付かなかったけど時間はすでに6時17分。シフトの時間を17分も過ぎてるけど誰も来ないー!

 

結局6時29分になって、6時半からのシフトの人が来てお役御免に。

娘のコーラス部の発表が6時半からだったので、何とかぎりぎりセーフで間に合いました(・_・;)

 

そう言えばボランティアは各2人制だったはずだけど…。

私の前も一人だったし、私も一人だったし、6時~6時半に関しては誰も来なかったよ!どうなってるの!!ヽ(`Д´)ノプンプン

 

まとめ

 

後日談ですが、一応フィードバックした方が良いと思ったので、メールで当日の出来事を書いて学校へ送りました。そうしたら今日返事が来て、

 

担当者がボランティアに申し込んでくれた人に連絡をしなかったようで、誰も自分がボランティアのシフトに入っているのを知らなかったみたい!だから今回のようなことが起こったんだと思うわ。今度から気を付けるね!」

 

そりゃ、連絡しなきゃ誰も来ないでしょ…(・_・;)メールを読んで呆れるよりも、笑ってしまいました。

 

ただ思い起こしてみると、当日苛々しているのは私だけで、他の人は全く気にしていない様子だったので、これって細かいことを気にする日本と大らか(大雑把)なオーストラリアの文化の違いなのかな…と思いました。

 

11年住んでいても、オーストラリア生まれの友人が少ないので(アジア出身の友人は結構いる)いまいち文化に慣れていない部分があります。

 

とりあえず今年は裏方、色々なものを寄付するなど、(ティッシュペーパーとか、工作に使うための材料とか)娘の学校のボランティアを沢山引き受けたので、来年まではお手伝いをお休みして心穏やかに過ごそうと思います♡

 

以上、娘の小学校のイベントのお手伝い(ボランティア)をして感じる、オーストラリアと日本の文化の違いでした♡