私の旅した:子連れ海外旅行ガイド

娘と一緒に旅し経験した、子連れ海外旅行ガイド

我家が見た、オーストラリアのリストラの実態

 

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今日は旦那さんの会社で再び大量の人員整理(リストラ)があったので、それについて少しだけ書いてみたいと思います。

 

前回あったリストラについてはこちら↓

日本とオーストラリアのリストラの違いが分かって面白いと思うので、興味がある方は読んでみて下さい。

 

目次:

 

リストラは突然に!再び…

 

旦那さんが働く会社では10月が人員整理(リストラ)の月のようで、今年も13人の社員が会社を去ることになりました。

 

今年は成績が悪い部門が誰から見ても明らかで、人員整理が行われると言う噂はそこはかとなく流れていたようなので、「やっぱり…」と思う人が多かったよう。

 

ただ噂は流れていても、以前と同じようにリストラの通告は突然!

辞めることになった社員は前日まで何も知らされることなく、普通に働いていたみたいなんです…。

 

当日は電話で人員整理(リストラ)専門会社の人に会社に呼びだされ、行ってみると退職した時に受けられるパッケージが用意されており、社員はほぼ選択肢なくそれを受け入れるしかない状態だったようです。

 

同僚に挨拶することも許されず、解雇を告げられるその日が仕事に行く最終日になるって…突然過ぎて頭が真っ白になりそうですよね。

 

リストラ時に受けとったパッケージ内容が、意外にも素敵だった件

 

今回の人員整理には、成績の悪い部門から特に勤務年数の長い人が選ばれたよう。

13人中6人はビクトリア州の社員で、そのほとんどが10年以上会社で働いている人でした。

 

リストラの通告を受けた後は、会社用の携帯はその場で没収。

会社にいる他の社員とも人員整理の発表が公にあるまで連絡を絶つことを強要されます。

 

まぁ、そうは言っても情報はどこからか漏れるわけで…。

その日のうちには誰がどんな条件で辞めたのかとか伝わるんですよね…(・_・;)

 

旦那さんの上司も人員整理のため辞めることになったのですが、後日話を聞くと、辞めるにあたり、勤続年数9年で1年分のお給料が税金ぬきでバーンと貰えたそうです!(税金分は会社が上乗せしたので、結果として丸1年分のお給料が貰えたらしい)

 

しかもロングサーブリーフと言う、7年以上の勤続している社員が貰える1か月近くのお休み+今まで貯まっていた有休も全てお金で買い取ってくれたらしい…。

 

上司はその後知り合いのツテで、同じ業種の仕事をすぐ見つけたので、特に大変な思いもせず、約1年3か月分のお給料だけ丸々貰ったことに。

 

上司は「新しい仕事を始める前に、1か月間ヨーロッパに旅行に行くんだ」と凄くHappyな感じだったそうです(・_・;)

 

意外にも辞めて貰えるパッケージが豪華だったので、仕事がすぐに見つかるなら(勤続年数が長ければ)リストラも悪くはないのかも…と思ったのでした。

 

リストラは逃れたけれど、不安は残る結果に

 

今回我家の旦那さんはリストラを免れました。

でもこれはたまたま運が良かったからと言っても良いと思います。

 

実は数か月前からパースに一つ上のポジションが空いており、もし良かったらどう?とオファーを受けていました。

 

条件も良く、彼なりに悩んだのですが、ずっと住んでいるメルボルンを離れがたかったこと、娘が引越すのを嫌がったことなどがあり最終的には断りました。

 

そしてそのポジションには別の人がついたのですが、それから3ヵ月、今回のリストラでその人は解雇されてしまいました…。

 

そうなんです、彼の家族は意を決してパースまで引っ越したのに人員整理にあってしまったんです。

もしそれが旦那さんでも同じことが起こっていたはず…。

 

その話を聞いて今回はラッキーだったけど、将来何が起こるかなんて分からないものなんだな…と強く思いました。

 

まとめ

 

今日書いたリストラの話は、旦那さんの会社で実際に起こった話です。

オーストラリアの景気は現在あまり良くないようで(失業率は低いけど)2年連続での人員整理でした。

 

人によっては凄く良い条件で辞めることが出来(勤続年数の長い人)、今回はリストラによる暗い雰囲気はあまりなかったりもしたんだけど、旦那さんはまだ転職して2年ちょっとなのでリストラに合うと困るな…。

家も購入しようと思っている大事な時期だし。

 

人員整理は1年に1回までなので来年までは安全だけど、不安が残った出来事でした。

 

※この記事は実際に旦那さんの会社で起こったものです。オーストラリアの人員整理(リストラ)が同じようではないと思いますが、こんなこともあるんだな…と参考になれば嬉しいです。

 

以上、我家が見た、オーストラリアのリストラの実態でした。