私の旅した:子連れ海外旅行ガイド

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トラベラーズ・チェックに間違ってサインを2箇所してしまった場合の換金方法

 

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今日はトラベラーズチェックに間違ってサインを2箇所してしまった場合の換金方法と、トラベラーズ・チェックの現状について書いてみたいと思います。

 

私の持っていたトラベラーズチェックはアメリカン・エクスプレスのものなので、ここに書いている情報はアメリカンエクスプレス発行のトラベラーズチェックに関してのものになります。

 

※換金した銀行はオーストラリアの銀行ですが、基本的な対応は日本であっても同じだと思います。

 

目次:

 

日本で昔買ったトラベラーズチェックを換金する際、間違ってサインを2箇所してしまった!

 

昔海外旅行に行く際に多くの人に利用されていたトラベラーズチェック

最近ではこの言葉すら耳にしなくなったと思います。

 

実は日本でのトラベラーズチェックの販売は2014年の3月に終了しています。

 

それでも昔作ったトラベラーズチェックが、家に忘れたまま置いてあるって言う人がいるのではないかと思います。

私もその1人でした。

 

旅行に行く前パスポートを準備していたら、どこからともなく出てきたオーストラリア・ドルのトラベラーズチェックが$500分。

 

私はオーストラリア在住なのですが、旅行先では使わないし不便なので、忘れないうちに銀行で換金することにしました。

 

ところがここでトラブルが発生!

 

数年トラベラーズチェックを使っていなかったので、本当は銀行のカウンターでサインしなきゃいけないカウンターサインのところまで家でサインしてしまったんです!2箇所ともサインしてしまった

 

トラベラーズチェックの紛失や盗難、サインをし間違った場合は、発行元のヘルプセンターに電話をかけよう!

 

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トラベラーズチェックを紛失や盗難、私のようにサインするところを間違った場合などは、そのトラベラーズチェックの発行元に連絡をしましょう。

 

私のトラベラーズチェックの発行元はアメリカンエクスプレスだったので、アメリカンエクスプレスのヘルプセンターに電話をしてみました。

 

アメリカン・エクスプレス・リファンドセンター(日本)

 

フリーダイヤル0120-779656

携帯電話から:03-5767-4156

 

上の電話番号は日本からかける場合のものです。

 

外国からかける場合は携帯番号からの方の最初の0をとり、国際番号、それに日本の国番号81をつけて電話すればつながります。

 

滞在している国によって一番初めにつける国際番号は違うことがあるので、ネットで事前に調べてからかけると良いと思います。

 

ヘルプセンターに実際に電話をかけてみた

 

ヘルプセンターの時間は、日本語のHPには24時間年中無休と書いてあるんですが、電話番号の横には9時半~17時半/日曜休みとも書いてありました。

 

私は一刻も早くサインを間違っても換金出来るのか聞きたかったので、日本時間の8時半に電話してみました。

結果、3分ほど待たされたけど電話はヘルプセンターにつながりました。

 

ただ日本のヘルプデスクのはずが、いきなり英語での対応

 

きちんと詳細を知りたかったので「日本語にも対応していますか?」と聞くと、「日本語の通訳を電話に呼びますので、そのままお待ち下さい」と英語で言われ3分ほど待ち、通訳の人が来てくれました。

 

その後は日本語の通訳の人とお話をして、通訳の人が私が話した内容を英語になおしてオペレーターと話をしてくれると言った感じです。

 

通訳サービスは便利だと思うし無料なので、英語が心配な人は日本語の通訳をお願いすると良いと思います。

 

特に盗難や紛失の場合は気持ち的にも焦っているだろうし、英語だと大事な手続きの詳細が分からないかもしれないので利用すると良いと思いますよ。

 

最初に電話にでたオペレーターの人が英語だったのは、日本のセンターの始業時間前だったからかもしれませんが、いつも英語で対応し日本語の通訳さんが後から呼ばれるような感じになるのかは分かりませんでした。

 

間違って2箇所にサインをしてしまった時の対応

 

日本語の通訳の人に間違って2箇所にサインをしてしまったことを正直に話すと、英語のオペレーターからどうすれば良いのか指示を受けることが出来ました。

 

まずアメリカンエクスプレスのホームページから、近所でトラベラーズチェックが換金出来るところを探す(住所を入れると、画面にどこの銀行で換金出来るか表示されます)

 

そしてそこに2箇所サインをしてしまったトラベラーズチェックを持って行き、間違ってサインしてしまったことを話す。

 

その場合、ほとんどの銀行がID(パスポートなど)を確認した上で、トラベラーズチェックの裏側に再度サインをするように言われるので、トラベラーズチェックにすでにサインしているサインと同じサインを書く。

 

そしてサインが問題なかったら、換金出来るとのことでした。

 

もし銀行側がサインに満足しない場合は(トラベラーズチェックのサインと少し違うなど)銀行の人が発行元のアメリカンエクスプレスに電話して、確認作業をとるため時間がかかる可能性もあるとも言われました。

 

ここで大事なのは、サインを2箇所にしてしまった場合でも使えると言うことです。

 

勿論間違わないように使わなければいけないのですが、間違っても正直に事情を説明して、きちんとしたIDがあれば換金出来ると言うことでした。

 

ここで一番避けたいのは、サインを2箇所してしまったから紛失したことにしようとしたり、下手に嘘をつくこと。

 

銀行が怪しいと思ったり、発行元に嘘をついたりすると、換金や再発行を拒否されたりすることがありますので注意して下さい。

 

実際の銀行の対応

 

アメリカンエクスプレスに電話をしたあと、早速取り扱いのある銀行をアメリカンエクスプレスのHPで調べてから銀行へ。

 

テラー(お金の出し入れをするカウンター)に並ぶと、トラベラーズチェックについては分からないからと、別の人のところに行くように指示をうけ、他の銀行員の人と話をすることになりました。

 

でもトラベラーズチェックを使う人はもうほとんどいないようで、15分程時間をかけて、この銀行で換金出来るかを調べてくれました。

 

サインがどうのこうの以前に、自分の銀行がトラベラーズチェックを換金出来るか把握していなかったようです…(・_・;)

 

私の担当のスタッフがマネージャーに確認すると、私の使った銀行では2017年の9月16日の土曜日までなら換金出来る(それ以降の取り扱いは廃止)ことが判明。

ぎりぎりセーフで換金出来たというわけです。

 

私がした換金の手続きとかかった時間

 

換金出来ることが分かってからの手続きは、私の持っていたトラベラーズチェックが2008年の古いものだったので、コールセンターで教えてもらった通り、アメリカンエクスプレスのセンターに電話し、確認作業をすることになりました。

 

この確認作業が30分ほど。

 

まずはトラベラーズチェックが本物かの確認。

 

そしてIDの確認、チェックの裏に再度サインをして確認、アメリカンエクスプレスが銀行に指定した確認認証番号をトラベラーズチェックに銀行員さんが記入、そして最終的にパスポートのコピーをとられて、計1時間かかって無事に換金することが出来ました!

 

私の持っていたのはアメリカンエクスプレス発行のトラベラーズチェックで、しかもオーストラリアドル建て(オーストラリアで換金)だったので換金できたけど、もし持っていたのが他の国の通貨だったら、換金作業はもっと大変だったと思います。

 

トラベラーズチェックを持っている人は、今すぐ急いで換金してしまおう!

 

 

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私のように昔作ったトラベラーズチェックを現在も持っている人は結構いるかもしれません。

 

その人は早急に現金に換金した方が良いと思います!

 

オーストラリアだけではなく、日本でも今トラベラーズチェックを換金出来る銀行はどんどん減っていると思います(発行元じゃないと換金するのが難しい

 

 これから先、取っておいても換金がどんどん大変になると思うし、換金出来る先が残っている間にしておかないと、トラベラーズチェックがただの紙切れになってしまう可能性だって無いとは言いきれないと思います。

 

まとめ

 

この記事は、私が実際にトラベラーズチェックに間違って2箇所サインをしてし待った時、一生懸命ネットで調べたけど、どうすれば良いのかという情報が見つからなかったので、同じようにトラベラーズチェックに間違ってサインしてしまった人に私の例が役に立てば良いと思って書いて見ました。

 

ただ、国によって対応は変わる場合もあると思うので、この方法でも換金が出来なかった場合は再度発行元のヘルプセンターに支持を仰ぐことをおすすめします。

 

以上、トラベラーズ・チェックに間違ってサインを2箇所サインしてしまった場合の換金方法でした。