オーストラリアの子供の誕生日会（バースデーパーティー）事情

今日はオーストラリアの子供達の誕生日会事情について紹介してみたいと思います。

オーストラリアの子供の誕生日会（バースデーパーティー）は大規模で、お金もかなりかけて行われることが多く、初めて呼ばれた時は日本の誕生日会との違いに驚くことばかりでした。

今日はそんなオーストラリアの子供の誕生日会事情について、自分の経験をもとに紹介してみようと思います。

オーストラリアの小学校についても紹介しています。

オーストラリアでは子供達にどんなお弁当を持たせるの？我が家の1週間分のお弁当を紹介。

オーストラリアの通知表についても紹介しています。

目次：

オーストラリアでは子供の誕生日に誕生日会（バースデーパーティー）をひらくのが一般的

オーストラリアでは子供の誕生日に誕生会を開いてお祝いするのが一般的です。

誕生日が平日の場合はその週の週末にひらかれることが多く、お誕生日の子供は招待した人達とわいわい楽しく誕生日をお祝いします。

誕生日会をしはじめる年は家庭により様々だけど、毎年必ず誕生日会をするお家もかなりあると思います。

誕生会に招待するのはどんな人？何人くらい招待するのが普通？

幼稚園に入るまでは家族や親の友人、子供が遊んでいるお友達などを招待、幼稚園や小学校に入ると、子供のクラスメートを中心に招待して誕生会を開くことが多くなってきます。

招待する人数は、どんな誕生日パーティーを開くのか、会場はどこなのか、予算はいくらなのかによっても違ってくるので、どれが普通っていうのはないかもしれません。

ただ今まで娘が呼ばれた誕生日会では、クラスのお友達全員を招待（２０人くらい）している誕生会も多かったです。

低学年の間は親が誕生会の会場に残ることも多いので、大人の分の食べ物や飲み物の準備もしなきゃいけないし、クラス全員呼ぶとなると５０人を超えることも…（クラスメート＋家族＋クラスメートの兄弟）

準備もお金も本当に大変だと思うのに凄いよな…と毎回思っていました。

それ以外は、子供が女の子ならばクラスの女の子全員を。

男の子ならクラスの男の子全員を呼んで誕生日会をするっていうのも多かったです。

誕生日プレゼントの予算は？

初めてお友達の誕生日会にお呼ばれした時は、一体どれくらいの値段のものをプレゼントしたら良いのかな？と悩みました。

友人に相談したところ「どんな誕生日会にもよるけど、＄２０～＄３０くらいのものをあげている」と教えて貰ったので、私もそれくらいの予算で毎回プレゼントを買っています。

小学校に入ってからは誕生日会に呼ばれる回数が多いこと多いこと…。

娘はこの３年間で、何と４７回もお友達の誕生日パーティーに行っています。

大体年間１５回程度誕生日会に行く計算になるので、プレゼントが１人につき＄２０だとしても、２０×１５＝３００で毎年＄３００もプレゼントに払っていることに！

高いですよね…(・_・;)

我家では、おもちゃのセール中や年末のセール時に目ぼしいものをまとめて購入。

それをストックしておいて、誕生日会に呼ばれた時はそこからプレゼントを選びます。

またラッピングペーパーと誕生日カードも常に家に置いておき、いつでも使えるように準備してあります。

どんなものをプレゼントしてる？

どんなものをプレゼントするかは各家庭によって違うと思いますが、我家ではその時に子供たちの間ではやっているもの、誕生日のお友達が好きなもの、予算内のものを中心にプレゼントしています。

日本では貰ったプレゼントはお友達が帰ってから開けると思いますが、オーストラリアでは誕生会の途中で、皆の前で貰ったプレゼントを開けることも良くあるんです。

だから、あまり適当なものはあげられないんですよね(・_・;)

オーストラリアの誕生日会はどんな感じなの？

オーストラリアの子供達の誕生日会は本当に色々！今まで娘が呼ばれた、お友達の誕生日会はこんな感じ↓

• 公園でBBQ誕生日会
• お家でガーデン・ティーパーティー
• プール・パーティー
• サーカス・テーマの誕生会
• スパイキッズ誕生会
• プリンセス・テーマの誕生会
• ロッククライミング・プレイセンター誕生会

などなど、本当に色々な誕生日会がありました。

 誕生会のテーマを決めてあることも多く、その場合はケーキもテーマに合ったものが準備されていることが多いです（例えば動物がテーマの誕生日会なら動物のケーキなど）

娘が呼ばれた中で一番多いのは、屋内プレイセンターでの誕生会。

誕生日パッケージがあり、１人いくらと値段が明確でパーティーフードも含まれているので、親は準備が比較的楽だと思います。

オーストラリアの子供が大好き！フェアリーテーマの素敵な誕生日パーティーに招待された時のことについても紹介しています。

次に多かったのが公園でやる誕生日会。

これが一番低予算で出来て、私的には子供らしくて好きです。

上の写真はカウガール・バースデーパーティーで撮った１枚。

皆思い思いのカウボーイ、カウガールに扮して誕生日会に参加していました。

ドレスコードのある誕生日会は準備が面倒だから正直苦手…。

この時もドレスコードがあったので、しょうがなくお店でカウボーイハットを購入しました。

 一番印象的だった誕生日会は映画「モアナ」をテーマにした誕生日パーティー

今まで娘がお呼ばれした中で一番印象に残っている誕生日会はディズニー映画をテーマにした「モアナテーマのバースデーパーティー」

お誕生日の子の自宅に行くと、招かれた女の子全員に、この劇中でモアナが着ていた衣装が用意されており、マウリに扮したむきむきのお兄さんのパーティーホストが、映画モアナをテーマにしたゲームや遊びをして子供達を楽しませてくれました！

そしてパーティー後、この衣装はお土産に…。

１７人呼ばれていたので「このパーティーいくらくらいかかっているんだろう？」と内心思ってしまいましたよ…。

衣装セットだけでも１人＄３０はすると思うんですよね(・_・;)

誕生会の時間は、どのパーティーでも大体２時間の場合が多い気がします。

誕生日会にかかる予算は？

誕生日会にかかる予算も、どんな誕生日会を開くかによって大きく変わると思います。

先週末に呼ばれたスパイをテーマにした誕生会を例にとってみると、子供１人当たりにかかる値段はパッケージで＄２０だったようです（会場のチラシに書いてありました）

パッケージに含まれているのは、パーティーフード、ジュース、会場代、誕生会を盛り上げてくれるホスト、そして１人ずつにスパイをテーマにしたパーティーバックが付いていました。

オーストラリアの子供の誕生会で必ず渡すパーティーバック。

誕生日会に来てくれた子供達ひとりずつに渡される、お菓子やおもちゃがつまったお土産袋です。

子供は楽しみにしているけど、ジャンクなお菓子や絶対使わないよー！っていう玩具が満載なので、出来ればなくなって欲しいと思う…。

スパイ・パーティーは子供が３０人招待されていたので、その時点で費用は＄６００。

ケーキは別料金だし、大人には大人用の食べ物の盛り合わせやビール、ワインもあったので、軽く＄８００はかかっているんではないかと思います。

ケーキはスパイをテーマにした爆弾のかたちをした大きなオーダーメイドケーキだったので、もしかしたらもっとしてるかも…。

逆に公園やお家で開くと誕生会の予算は大分減らせると思います。

誕生会は予算が多くても少なくても、親が子供のため頑張って工夫したり準備しているものが多く、いつも親の愛を強く感じます！

子供の誕生日会ではダークな面を見ることも…

実は子供の誕生会は結構シビア。

子供達は呼ばれるか呼ばれないかで一喜一憂することも…。

例えば去年は、他は全員招待しているのに、クラスで１人だけ呼ばれなない子がいた誕生会があったようです。

この話を聞いた時は、こんなに表立って「仲間外れ」にされることがあるんだ…とショックでした。

招待されなかったのは娘ではないけど、その子やその子の親御さんの気持ちを考えると本当に胸が痛みます…。

上の話は極端な例だけど、女の子１０人中３人だけが呼ばれない！とかいうのは日常茶飯事。

娘も今まで２回ほどこういうことがあって、「なんで呼ばれなかったんだろう？」と家に帰って来て落ち込んでいたことも。

ただこの時は、相手がクラスでもほとんど話すことがないお友達だったので、「それ程仲が良いわけでもないし、○人までしか呼べないって言われたのかもしれないでしょ？」と言えたけど、仲良しの子だったら何て言えば良いのか…(・_・;)

難しいですよね、こういうのって…。

まとめ

オーストラリアの子供の誕生会について色々書きましたが、我家では娘のクラスメートを呼んだ誕生日会は今まで一度も開いていません。

理由は予算よりも、親の二人がどちらも全く社交的ではなく、子供達はともかくとして親御さんとの会話に２時間も耐えられそうもないことが主な理由。

ごめんよ…娘。

１０歳になったら、映画館で誕生会を開く約束をしているので、それは必ず守る予定です。

９歳の誕生日に、少人数・低予算で映画誕生日パーティをしました！

以上、オーストラリアの子供の誕生日会（バースデーパーティー）事情でした。

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