娘のスクールホリデー中に、メルボルンのシティにある移民博物館の世界のタトゥー・エキシビションを見て来ました。
日本の刺青を紹介したエリアもあったけど、個人的にはサモアの人のタトゥーの歴史やそれぞれのモチーフの意味を説明したエリアが興味深かったです。
パターンも凄く美しくて、ひとつずつ見てまわりました。
日本は小さいタトゥーが入ってるだけでも批判されることが多いけど、オーストラリアでは広く一般に受け入れられており、タトゥーを入れているからといってその人がそれだけで先入観を持たれることがあまりないように思います。
小学校の先生でもワンポイントの小さなタトゥーを入れている人も多いんですよ!
最初見た時は驚いたけど、オーストラリア暮らしも12年目に入ると、タトゥーが入っていてもちゃんと仕事をしていれば私がとやかくいうことではない。
個人の自由だと思えるようになりました。
オーストラリアの子供達もテンポラリー・タトゥーと呼ばれるタトゥーシール(1週間くらいではがれる)が大好き!
最近ではエアブラシによるタトゥーをしてくれる子供向けイベントもあったりして、タトゥーに関して批判的な感情をあまり持たずに育つ子供が多いような気がします。
タトゥーエキシビションに関連して、スクールホリデー中はテンポラリータトゥーの子供向けアクティビティーがあり、私が展示を見ている間娘は夢中になって遊んでいました。
テンポラリータトゥーはシールを肌に乗せ、霧吹きで水をシュッシュッとかけて10秒ほど抑えると肌にくっつき約1週間程持ちます。
娘は両手に同じパターンになるように組み合わせてはりました。
このテンポラリータトゥーはシール部分が細かったので2日後にはとれてしまったのですが、他の展示なんて全く見ずに楽しんでいました(・_・;)
移民博物館は平日に行くと、広い館内にほとんど人がおらず貸し切り状態!
のんびりと見たい展示だけ見て、ミュージアムショップで旅行先から出すハガキをお土産に購入しました。
セールだったので3枚で85c!
買い物をする時は極力袋を貰わないようにしているので、娘にもそう伝えたのですが、トイレから帰って来ると紙袋に入ったハガキを持って待っていました。
「どうして袋に入れて貰ったの?」と聞くと、「袋はいりませんって言ったけど、でも、この袋恐竜が付いていて凄く格好良いんだよ~!っておじさんがニコニコ見せてくれたから、何だか断れなかったの…」と複雑な表情で娘が言うので、その場面を思い浮かべて思わず笑ってしまいました。
どうやら小さい子(赤ちゃん)のように扱われて、優しさで言ってくれているのは分かっているけどプライドが傷付いたようです(笑)
そんな娘の成長を感じながら、帰路につきました。
台風19号
日本は大型の台風が来ているようですね。
両親が住んでいる東京にも強い勢力で上陸すると聞き、私もさっき家に電話をしたところです。
7月に屋根を直したし、今日の夜は雨戸も閉めて過ごすから心配しないで大丈夫と言っていたので、無事に過ごせると良いなと思っています。
皆さんも無理な外出は避けて、お気をつけてお過ごし下さい。
以上、移民博物館でタトゥーの歴史を学ぶでした。