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【喫煙歴51年の父の禁煙】禁煙外来に通いながら禁煙を頑張っています!

 

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今日は喫煙歴51年の父が、禁煙外来に通いながら禁煙を始めたことについて紹介してみたいと思います。

 

目次:

 

父の禁煙

 

ばたばた忙しくて、毎日気持ちの余裕がない今日この頃ですが、週末に父から驚きの報告を受けました。

 

実は父が71歳にして禁煙を始めたんです!

 

父は20歳の頃からずっと煙草を吸っており(喫煙歴51年)、今まで「禁煙をしよう」などどいう言葉は一度も聞いたことがありません。

 

私が子供の頃は、1日40本(2箱)は吸っていたのではないかと思います…。

 

それが年を取るごとに減っていき、40代では1日1箱(20本)、60代では1日12本、70代では1日6本程になっていたそうです。

 

それがこの頃、煙草を吸うと毎回頭がくらくらし、玄関先でしゃがみ込んで立ち上がれないことが度々あったそう。

 

病院にいって検査をしたけど特に異常は見つからず、くらくらするのがいつも煙草を吸った後と言うこともあり、担当した先生に「禁煙してみたらどうですか?」と言われ、禁煙外来をすすめられたそうです。

 

禁煙1週間

 

私が電話した日は、禁煙を始めてちょうど1週間の日でした。

 

禁煙外来の指導の下、最初の3日間で徐々に煙草の数を減らし、それから1週間煙草は1本も吸っていないとのことでした。

 

煙草を吸わない代わりに、病院から処方してもらった薬を1日2錠飲んでいるそうですが、「不思議なんだけど、全然煙草を吸いたいとは思わないんだ。口元が寂しい感じはするんだけど」と言って、あまり辛くはないようです。

 

煙草を吸った後に起こっていた立ち眩みも、煙草を吸わなくなったことでなくなったようで、母もとても喜んでいました。

 

喫煙者に付き合う家族の憂鬱

 

私が覚えている父は本当にヘビースモーカーで、一緒に旅行に行っても頻繁に煙草休憩を取るので、うんざりすることが多かったんです。

 

私や妹が生まれる時、母は「子供が生まれるし、煙草の煙は子供に良くないから禁煙したら?」と言ったようですが、「絶対無理!」と即答され、頭に来た!と言っていました(・_・;)

 

父が煙草を吸うので、飛行機の席は必ず喫煙席。煙草の煙が苦手な私と母は毎回辛い思いをしました。

 

飛行機全席が禁煙になった時は本当に嬉しかったなぁ…。

ただ1時間に1本煙草を吸う父は長時間吸わないと禁断症状が出るようで、長時間のフライトでは飛行機の中で毎回苛々。

 

無意識にペンを噛んでいたり、空港に着くとダッシュで喫煙スペースを探しに行って行方不明になったりと、別の意味で大変でした(笑)

 

そんなこともあり、父が1週間1本も煙草を吸わずに過ごせているのには驚きを隠せませんでした。

 

身体に染みついた習慣

 

ここ6年、退職してから父が家で煙草を吸う時は、家の中ではなく玄関から出て外で煙草を吸っていました。

 

その習慣がどうやら抜けないようで、「煙草は吸わなくても大丈夫だけど、気が付くと玄関で靴を履こうとしていることがある」と言っていました。

 

寝起きなどには実際に靴を履いて外に出てしまい、ハッと気が付くこともあるんだとか(笑)

 

また出掛けにポケットにライターが入っているか、必ずチェックしてしまうそう。

 

煙草は全部捨てたようですが、ライターは何となく捨てられなくて、いくつか家においてあるようです。

 

身に染みつた長年の習慣は、中々かえることが出来ないものなんでしょうね。

 

長年喫煙してても、今から禁煙しても遅くない!禁煙することによって改善することは沢山ある

 

父のように長年喫煙していた人でも、禁煙することによって改善することは多いそうです。

 

禁煙して数日で味覚や朝の目覚め、肌の調子が良くなるなど、変化を感じるようになるよう。

 

1ヶ月続けると咳やたん、喘鳴などの呼吸器の症状が改善。

2~4年もすれば狭心症や心筋梗塞などの心臓病のリスクが喫煙者と比べて低下するそうです。

 

禁煙外来に関する詳細は、是非こちらを読んでみて下さい。

 

でも長年喫煙していると、禁煙するのは難しいですよね。

 

ひとりでは挫けてしまうことも多いと思います。

 

2006年4月からは一定の条件を満たせば、健康保険で禁煙治療を受けられるようになったそうです。

 

  1. 1ニコチン依存症の判定テストが5点以上
  2. 235歳以上の者については、1日の喫煙本数に喫煙年数を掛けた数が200以上であるものであること。
  3. 3ただちに禁煙を始めたいと思っている
  4. 4禁煙治療を受けることを文書で同意している

 

上の条件に当てはまっている方で、禁煙をしたいと思っている人は健康保険を利用しての禁煙治療が受けられるようなので、まずはかかりつけのお医者さんに相談してみると良いと思います。

 

1人で禁煙を頑張るよりも、専門家のアドバイスを受けながら禁煙する方が効果が高いと思いますよ!

 

まとめ

 

煙草を吸わなくなったことにより、父は口元が寂しい感じがするようで、気晴らしにスルメをもぐもぐ噛んだり、アーモンドをバリバリ食べたりしているようです。

 

お菓子が食べたくなることが多いようですが、父は糖尿病の数値が高く甘いものを控えなければならないので、そうしているそう。

 

分かるな…。

 

私も実はしばらく前からコーヒーを飲むのをやめたのですが、朝起きると体が勝手にコーヒーカップを出してお湯を沸かしてしまうんですよね…。

 

時々ハッと気が付くと、すでにコーヒーに牛乳まで入れていることがあります(・_・;)

 

口元が寂しいのも同じで、私もアーモンドをかじって気晴らししていたので、家族だな…と思ったのでした(笑)

 

禁煙を始めるのは遅すぎることはないと思います。

興味のある方は是非禁煙外来について、かかりつけの医師に相談してみると良いと思いますよ!

 

以上、喫煙歴51年の父の禁煙】禁煙外来に通いながら禁煙を頑張っています!でした。