今日は娘が通う、オーストラリアの小学校で主催された『お泊り会』について書いてみたいと思います。
【オーストラリアの小学校】学校主催のお泊り会が高額過ぎて驚く!
目次:
- 去年から楽しみにしていた学校主催のお泊り会、でも今年は例年と違っていた…
- たった半日のお泊り会の費用が、$85は高いと思うのは私だけ?
- 理由はそれぞれ、自由参加なので参加しない子供も
- お泊り会は全員が参加できる値段にするべきだと思う
- 娘の涙に、我家も参加決定!
- まとめ
去年から楽しみにしていた学校主催のお泊り会、でも今年は例年と違っていた…
娘の通っている小学校では、毎年2年生は学校に1泊するお泊り会(Sleepover)、3・4年生は3泊のキャンプ、5・6年生は5泊程度のキャンプに行きます。
毎年恒例のことなので、娘もお友達と一緒に学校に1泊まるのを楽しみにしていました♡
お泊り会の費用は毎年$10程度(1人)
これには夜に食べるピザやジュース、スナック代、そして朝に食べる軽い朝食(トーストとフルーツだったと思う)が含まれています。
その別に、寝袋を持っていない場合は個別に買って持参することになっていました。
宿泊費は学校に泊まるだけなので無料。
そして先週、お泊り会の詳細を知らせる連絡が保護者に届きました。
それを読んでびっくり!今年は学校に泊まるのではなく、某博物館を貸し切って1泊する豪華お泊り会に!
そして費用は$85だと書いてありました…。
たった半日のお泊り会の費用が、$85は高いと思うのは私だけ?
お泊り会の費用を見た時、正直「こんなに高いの?」と思いました。皆さんはどう思います?
料金に含まれているのは、夜に食べるスナック(夕飯は家で食べて、両親が夕方お泊り会場に子供を連れて行く)某博物館での各種アクティビティ、次の日の朝の朝食、エキシビションへの入場、帰りのバス。
夜の7時からなのでお泊り会とは言っても、丸1泊ではなくて半日くらいなんですよね。しかも我家は寝袋を持っていないので買ったのですが、安いものでも$40はしました。
それを合わせると半日のお泊り会の為に$125も払うことになります(感覚的には12500円といった感じ)
それにお泊り会の日は運悪く旦那さんが出張。
車を運転しないパニック障害持ちの私は、夜暗くなってから、とても歩いていけない距離にある博物館にどうやって娘を連れて行くかも問題で、お泊り会のお知らせを読んではー…っとため息。
理由はそれぞれ、自由参加なので参加しない子供も
その後娘に聞いたのですが、20人いる娘のクラスですでに4人が参加しないことに決めたようです。
そのうちの2人は、スクールホリデーを待たずにアメリカとフランスに行っているから(両親の国に帰るよう)行けないとのこと。
でも残りの2人は「参加費が高すぎるから申し訳ないけど、今回は行かせてあげられない」と両親に言われたようです。
娘の通っている小学校には、両親が難民としてオーストラリアにやって来た人も結構いて、娘の仲良しの女の子もその一人。
「$10だったら行けると思ってたのにな…」と学校で言っていたと言う話を娘から聞いて、何だかとても切なくなってしまいました。
お泊り会は全員が参加できる値段にするべきだと思う
確かに夜のミュージアムに泊まるのは滅多に出来ない経験だし、子供達にとって思い出に残る素敵な1日になると思います。
私も「Night at the museum」の映画が大好きなので、考えただけでもわくわく♡
でも、学校の行事の一環として行われるんだから、子供達全員が参加出来る(もしくはしやすい)値段設定にすることはもっと大事だと思うんですよね。
ほとんどの子供が参加する学校のお泊り会、自分だけ「お金が高すぎて行かせることが出来ない」って言われたら本当に辛いですよね…。
しかも子供達はある意味残酷なので、きっと「どうして来ないの?」と聞くことでしょう。それに答えるのもしんどいと思います。
モンスター・ペアレンツかな…と思ったけど、参加すると書いた申込用紙に、「もっと参加しやすい値段だとみんなが参加できると思います」と思わず書いて出してしまいましたよ…。
娘の涙に、我家も参加決定!
我家も娘をお泊り会に参加させることにしたのですが、最初は不参加に丸をつけて申込用紙を出そうとしていたんです。
上にも書いたように、娘をお泊り会の会場に連れて行くのが難しいこと。
すでに4人も不参加がいるし、お泊りから帰って来た次の日には日本に行くので、不参加でも良いかな?と思っていたんです。
半日の為に$85も出してお泊り会に参加行く価値がないと(大人は)内心思ったことも理由のひとつです。
でもこれって全て大人の理由なんですよね…。
娘にとっては1年間楽しみにしていたイベントで、仲良しのお友達は一人を除いては全員参加する。
「自分だけ行けないなんて…」とショックで悲しかったんだと思います。
私達に最もらしい理由を突き付けられて、娘は「…分かった」とは言ったものの、その後大粒の涙をぼろぼろこぼし、声を殺して泣いているのを見て、さすがに私達も可哀相に…。
近くに住むクラスメートのお母さんに事情を話したら、快く娘を車でお泊り会の場所まで連れて行ってくれることになり、無事参加出来ることになりました。
こう言う「自分だけ参加出来なかった」っていう感情は、大きくなっても嫌な思い出として残ることも多いので、結局は参加させることにして良かったのかもしれません。
まとめ
何だかバタバタしましたが、娘はお泊り会に参加することになりました。
そして帰って来た次の日には日本へ旅立ちます。
夜更かししすぎて風邪など引かないか少し心配だけど、楽しんで来たら良いと思っています。
以上、【オーストラリアの小学校】学校主催のお泊り会が高額過ぎて驚く!でした。