今日はクアラルンプールにある、マレーシア国立博物館(Muzium Negara/National Museum of Malaysia)を訪れ、半分マレーシア人の血を引く娘と一緒にマレーシアの歴史について学んだことについて紹介してみたいと思います。
無料バスで博物館まで行く方法や、館内の無料日本語ガイドツアーについても紹介しているので、これから行かれる方の参考になれば幸いです。
クアラルンプールのお得情報やおすすめ観光地についても紹介しています。
目次:
- マレーシア国立博物館への行き方 電車や市内を走るGO KL BUS(無料)を利用していくのがおすすめ!
- マレーシア国立博物館の入場料
- 週に5回行われている日本語ガイドツアーに参加して、マレーシアの歴史を学ぶ
- マレーシア国立博物館の展示物
- 昔懐かしい、アイスクリームバイクで買うアイスが美味しかった!
- マレーシア国立博物館近くのおすすめローカル・フードコート Peter's Pork Noodle(猪肉粉)
- まとめ
マレーシア国立博物館への行き方 電車や市内を走るGO KL BUS(無料)を利用していくのがおすすめ!
マレーシアの国立博物館はKLセントラル駅から車で10分程。
マレーシアの国立プラネタリウムやボタニックガーデン、国立モスクなど、観光地が多いエリアにあります。
マレーシア国立博物館へ行くなら電車で行くのがおすすめ。
マレーシア国立博物館は駅と隣接しており(Muzium Negara駅)、スンガイワンやジャランアロー、パヴィリオンからも徒歩で行けるブキッビンタン(Bukit Bintang)駅からなら3駅で着くことが出来ます。
もしくはGo KL City Busという、クアラルンプール市内や観光地を周ってくれる無料バスで行くのもお勧め。
薄紫の車体が目印で、KLセントラル駅から乗れば2駅でマレーシア国立博物館に着きますよ!
一方向に向かってしか運行していないので、帰りは電車が良いと思います。
このバスは観光、リラックス、ショッピング、仕事などのテーマにより、4つのルートで運行。
利用の仕方によっては節約しながら快適に(冷房あり)クアラルンプールの街を観光することが出来ると思います。
GO KL BUSの運行スケジュール
OPERATION HOURS
- Working Day : 6.00AM – 11.00PM
- Weekends and Holidays : 7.00AM – 11.00PM
FREQUENCY
- Working Day - Peak Hours
(7.00AM – 10.00AM & 4.00PM – 8.00PM) : Every 5 minutes - Others : Every 10 minutes
* Operation Hours and Frequency above are applicable for all four Go KL routes
※スケジュールは変わる可能性があるので、行かれる際は各自で運行スケジュールをGOKLのHPから確認して下さい。
HOP ON BUSを利用されている方も、博物館の駐車場に停留所があるので便利!
マレーシア国立博物館の入場料
開館時間:9時から18時
入場料(外国人)はRM5(140円程)
子供は6歳から12歳までがRM2(60円程)、6歳以下は無料になっており、正面入り口のチケットカウンターで購入することが出来ます。
週に5回行われている日本語ガイドツアーに参加して、マレーシアの歴史を学ぶ
マレーシア国立博物館を訪れるなら、是非参加して欲しいのが日本人ボランティアの方が行っている日本語ガイドツアー。
5月現在、月・火・木・金・土曜日の週5日間、午前10時から1時間程、無料で日本語ガイドツアーをされているようです。
詳細や日程、時間などは変わることもあるので、マレーシア国立博物館日本語ツアーガイドグループのFacebookのページから、訪れる前にチェックして見て下さい。
ツアーに参加するには、入場チケットを購入後館内のロビーに集まって待っていれば参加できるようですよ。
分からない場合はチケットを買う際にスタッフに「日本語ツアーに参加したいんだけど」と聞くと教えてくれると思います。
日本語ガイドで館内を周ることで、自分で展示を見てまわるよりもずっと詳しくマレーシアの旅行について学ぶことが出来ると思います。
マレーシア国立博物館の展示物
入り口を入ると吹き抜けになったロビーになっています。
ブルーのタイルが可愛い(*´艸`*)
館内は4つのテーマで展示がされています。
こちらは原始(先史)時代の展示をしているエリア。
展示物の種類も豊富で、説明も(英語とマレー語)分かりやすく、娘が興味を持ったものを中心に見ながら周りました。
一番興味深かったのは、Perak Manの展示。
1万年前にIpohのジャングルの中にある洞窟で見つかった、Perak Manの骨の展示がありました。
これはレプリカだったのですが、実物は1万年昔のものとは信じられない位、骨が綺麗に残っていたようで、アジア地域では一番保存状態の良い先史時代の人の骨と言われているようです。
こちらにもぺラック・マンについて詳しい説明が載っています(英語)
次に訪れたのはマレーシアの「マラッカ王国時代」の展示エリア。
私はこのマラッカ王国時代の展示エリアが一番興味深かったです。
後日訪れたマラッカで見るような、プラナカン時代のものと思われるレトロできらびやかな展示物は見ているだけで楽しい!
この時代はとても栄えていたから、金を使った装飾品の展示が多いのが印象的でした。
他にも船を使っての諸外国との貿易に関する歴史をビデオで学ぶコーナーがあったり、
影絵の人形を見て、インドネシアのものと酷似していな…と思ったり、色々と学ぶことが出来ました。
次はマレーシアの植民地時代についての展示エリア。
ここではポルトガルに侵略され植民地になった歴史や、その後オランダの植民地、日本軍がマレーシアを占領、そしてイギリスの植民地になるなど…。
マレーシア人の旦那さんがいるにも関わらず、恥ずかしながらほとんど知らなかったことばかりで(ポルトガルの植民地だったことは知っていたけど)勉強になりました。
私がマレーシアについて学校で勉強したことと言えば、「ゴムのプランテーションが盛ん」なことぐらい。
中学生の頃、マレーシアと言えばプランテーション!みたいに覚えていたのは私だけでしょうか?
それしか印象に残っていないんですよね…。
現在のマレーシアの展示エリアでは、マレーシアの数ある民族衣装の展示やパネルがありました。
旦那さんに聞いてみたら、マレーシア人のくせにどれがどの民族の衣装なのか全然分からなかったという…(・_・;)
マレーシアには先住民、マレー系の人、ニョニャ、インド人、そして中国人が住んでおり、民族衣装も数多くあることが分かりました。
館内は広いですが、個人的には1時間半もあれば十分だと思いました。
日本語ガイドツアーに参加しない限りは、子供が展示を楽しむのは少し難しいと思います。
また、博物館のお土産屋さんは欲しいものが全くなく残念でした。
マレーシアのローカルスーパーで買うことが出来る、手頃で美味しいお土産を紹介しています。
昔懐かしい、アイスクリームバイクで買うアイスが美味しかった!
こちらは博物館の駐車場でアイスを売っていた、(マレーシア人には)昔懐かしいアイスクリームバイク。
昔は良くバイクでアイスクリームを売る人を見かけたらしいのですが、最近ではめっきりいなくなったようで、懐かしさにアイスを買ってみることにしたようです。
コッペパンのようなふんわりしたパンに選んだアイスをどーんと乗せてくれます(RM4)
旦那さんが選んだのはマンゴーとドリアンアイス。
ふんわりしたパンとアイスの組み合わせが日本人の私には新鮮!
ただマンゴーは美味しいけど、ドリアンは臭いよーヽ(`Д´)ノ普通のバニラや紫芋のヤムなどのフレーバーもお勧めです。
マレーシアのおすすめ料理については、こちらも是非読んでみて下さい。
マレーシア国立博物館近くのおすすめローカル・フードコート Peter's Pork Noodle(猪肉粉)
マレーシア国立博物館の近くで美味しいローカルフードを食べたいと思っている人には、Peter's Pork Noodleの豚ヌードルがおすすめ。
このお店はBrickfieldsのMoney's フードコーナー内にあります。
小はRM7(200円程)、大はRM8(卵なしは共にRM0.5割引)
注文してから裏の簡易キッチンで手早く作ってくれます。
麺は小さいクエティアオ(米麺)が一番人気。
私は黄色い卵麺(Egg Noodle)の方が好きなので、注文する際に変えてもらいました。
名前の通り豚肉が沢山入っており、レバーなどの臓物も臭みもなく(苦手な人は抜いて貰いましょう)スープに豚の出汁が良く出てて美味しいー!
小さいサイズでもお腹いっぱいになったので、小で十分だと思います。
英語はあまり通じませんが、メニューは1種類(スープかドライ)しかないので簡単に注文できると思いますよ。
KLっ子の旦那さんの友人にすすめられて行ったのですが、行ってみて良かった(*´艸`*)♡
KLは旦那さんの地元ではなく、また車を気軽にとめるのが難しいので、なかなかローカルの美味しいものを食べることが出来ないんです…。
お店の住所はこちら↓
7, Jalan Tun Sambanthan 4, Brickfields, 50470 Kuala Lunpur
KLセントラルに隣接しているNUセントラル・ショッピングセンターからは歩いて3分程です。
機会があったら、博物館を訪れる前に立ち寄って見て下さい。
まとめ
マレーシア国立博物館は短い旅行でマレーシアを訪れる方にはあえてお勧めしませんが、少し長めの旅行、マレーシアの歴史についても知りたいと思っている方にはおすすめの場所です。
展示は英語になるので、日本人ボランティアの方がガイドをして下さる無料ツアーに参加してみると、より深く、興味深いマレーシアの歴史を学ぶことが出来ると思います。
以上、マレーシア国立博物館(Muzium Negara)でマレーシアの歴史を学ぶでした。