今日はメルボルンでお勧めの場所の一つ、Royal Botanic Gardenで行われていたフォレストスクール（森の学校）に娘を連れて行ってきたことについて紹介してみたいと思います。
目次：
- オーストラリア固有の植物や花々を見ることが出来る、Royal Botanic Garden（ロイヤル・ボタニックガーデン）
- 森の中で自然を感じながら学ぶ、フォレストスクール
- 大人へのアドバイスから学ぶこと
- まとめ
オーストラリア固有の植物や花々を見ることが出来る、Royal Botanic Garden（ロイヤル・ボタニックガーデン）
土曜日はロイヤル・ボタニックガーデンで行われたフォレストスクール（森の学校）に参加してきました。
ロイヤル・ボタニックガーデンは、メルボルンCBDから徒歩で１０～１５分程。
オーストラリアの様々な植物や花々、鳥達など、シティから数分しか離れていないとは信じられない程自然が豊かなメルボニアンの憩いの場所。
メルボルンに旅行に来たのなら、是非訪れて欲しい場所のひとつでもあります。
私達も久し振りに訪れたのですが、風に揺れる季節の花々や植物、カラフルで可愛い鳴き声の鳥たちに囲まれ、ボタニックガーデンの中を歩いているだけで心が癒されました♡
夏場には子供が水遊びできる人口の小川が流れる「Children's Garden」（入場無料）も楽しいですよ！
地面から噴き出る噴水などもありびしょぬれになると思うので、着替えを持って行くのをお忘れなく。
冬の間は閉まっているのですが、今年は９月１日から再びOPENするようです。
月曜日と火曜日は一般開放されておらず、その他の日は１０時から夕暮れ迄遊ぶことが出来ます。
また、ボタニックガーデンの池を素敵なゴンドラに乗って巡る、Punting On The Lakeも人気ですよ！
大人＄２５、子供は＄１２。こちらも夏季のみ営業（９月～５月）
夏の週末に参加する場合は、事前にオンラインで予約すると希望の時間に乗ることが出来ると思います。
森の中で自然を感じながら学ぶ、フォレストスクール
この日参加したのは、緑豊かなボタニックガーデンの森の中で、自然を感じながら色々なことを学ぶ「フォレストスクール」
近所のお友達と一緒に参加しました。
フォレストスクールは日本語にすると「森の学校」ですが、言葉だけ聞くと「一体どんなことをやるんだろう？」と良く分からないですよね。
この日はまず最初に、森についてボタニックガーデンのスタッフから興味深い話を聞きつつボタニックガーデン内を散策（４０分）
その後、ベースキャンプで大人も使う本物のツールを使いながら、自然の木の枝を使った色々なアクティビティーを楽しみました。
最初はカービング（木彫り）ナイフの使い方を教えて貰います。
料理を作るのを手伝ってもらう時は、手が切れない子供用ナイフを使っている娘。
この日使ったのは子供用とはいえかなり鋭いナイフで、木の皮も面白いように削れます。
娘が木の皮を削っている横で、旦那さんと私は「手を切らないか」とハラハラしながら見ていました(・_・;)
続いては、大きな糸のこを使って丸太を切るアクティビティー。
この糸のこも面白いほど簡単に丸太が切れたので、歯が鋭いんだと思う…。
ひとりでやっている子もいたのですが、心配性の旦那さんがつい手伝ってしまっていました(・_・;)
糸のこって真っ直ぐに引けば大して力をかけずに丸太が切れるのですが、初めての経験で中々うまく出来ず、最初の１本を切るのかかった時間は７分くらい。
２本目は５分。
３本目は３分とやるたびに少しずつ早く切れるようになりました。
きっと実際に自分でやってみて、少しずつ工夫して切るうちにどうやってノコギリを引いたら切りやすいか学ぶんでしょうね。
切った丸太の端っこは、工作コーナーにあった手動ドリルで穴をあけて、バックにつけるタグを作ることにしました。
ドリルの先端部分が沢山あるので、その中から自分があけたいサイズの穴にあったものを選びセット。
木を固定するツールで丸太の端っこをはさんで作業を開始します。こちらはふたり一組で。
タグに紐を通すための穴なので上の方にあけたいけど、力を入れ過ぎると木が割れてしまう…。
こうしていくつか木が割れて失敗。
丸太の端を再度糸のこで切りに行き、最終的には２つ綺麗に穴をあけることが出来ました。
家に帰った後に絵を書いて完成！
この日一番楽しみにしていたのは、ファイヤースターターと呼ばれる道具を使って子供達が自分で火をおこすアクティビティー。
オーストラリアでは日本のような手持ちの花火は法律で禁止されているし、我家のコンロも電気なので、娘は火を使った経験はほとんどないんです（誕生日のロウソクくらい？）
だからこそ火傷の危険はあるけどやらせてあげたかったのですが、この日は２時から大事な約束があり、残念ながら途中で帰ることに…。
火をつける体験は出来なかったのでした( ﾉД`)ｼｸｼｸ…
フォレストスクールのアクティビティーは最初にスタッフから説明があるものの、やる順番などは決まっておらず、子供達が自分でやりたいものをやりたいだけ出来るようになっていました。
クラスは３時間で＄２０。
我家は２時間の参加でしたが学ぶことが沢山あり、娘にとっても新鮮で楽しい経験になりました。
大人へのアドバイスから学ぶこと
フォレストスクールに参加するにあたって、大人へのアドバイスというメールを受け取りました。
Forest School is designed to allow children to stretch their limits, try new things, make mistakes and engage in risky, challenging play to encourage healthy growth and development.
Rather than telling children to “Be Careful!” we hope to empower them to make their own judgements about how they are going to keep themselves, others, the plants and the animals safe as they play.
「フォレストスクールは子供達が今まで挑戦したことのないことや、時には危険だと思うこともリスクをおかして挑戦すること、間違いをおかすことなどを通して、子供の健康的な発達を促すようにデザインされています。
付き添いの大人は「気を付けて」と言うよりも、是非子供の判断に任せてやらせてみてあげて下さい」と書いてありました。
また、「気を付けて」と言うかわりに、どのように子供達に注意すれば良いのかを説明した興味深い記事も添付されていました。
Be careful！（気を付けて）という言葉は、私が娘に本当によく使う言葉。
このメールを読んで当日を迎えたわけですが、ついつい口から出てしまうんですよね…。
半田ごてで木にイニシャルを焼き付ける娘。
半田ごてがどれ程熱いかを知っているだけに、「気を付けて」って言わないよう心がけていていてもハラハラ…。
事前に「熱いよ」と言っていたのに、触って火傷(・_・;)
ほんの一瞬だから大したことないし、火傷したことで身をもって熱いことが分かり、次から気を付けることは分かっているけど、どうせなら最初から痛い思いをしないで欲しいと思ってしまうんですよね。
「気を付けて！」って言えないことがかなりストレスに…。
いかに自分が普段から娘に色々な指示を（意図せずでも）与えているか、この日は痛感。
「何もひとりで出来ない…」って心の中で思うことが多いけど、その原因の半分は自分にあると言うことを知った１日でした。
まとめ
娘の為に参加したフォレストスクールでしたが、試してみた木彫りが思いのほか楽しくて、娘を旦那さんに任せて木を彫るのに夢中になってしまいました。
娘からは「ハリーポッターの魔法の杖みたいなのを作って欲しい」とリクエストされていたのに木の選択を誤り、曲がった杖が完成…(・_・;)
でも鋭いナイフで木の皮を削っていくのが爽快でストレス解消になって、凄く楽しかった！
綺麗に皮をはいだ後は、紙やすりで木とは思えない程滑らかに仕上げました(*´艸`*)♡
家に帰って来てから「他のものも彫って見たい！」と言う衝動にかられ、思わずアマゾンでカービング用のKidsナイフ（娘もやりたいと言ったので）を購入（笑）
これからしばらくの間、木の枝を拾っては自宅でカービングすることになりそうです♡
以上、【メルボルン】ロイヤル ボタニックガーデンで行われた、Forest Schoolに参加でした。
