今日は母の日でしたね。皆さんは今年の母の日はどのように過ごしましたか?
私は娘から心のこもった母の日のカードを貰いました♡
今日は朝から、メルボルンで行われているKnowledge Weekの子供向けイベントに参加してきました。
午前中は水の力で上がったり下がったりするリフトを製作。
このクラスは割と簡単だったので、8歳の娘でも製作の過程をほとんど1人で出来たし、クラスの内容も分かりやすく楽しかったようす。
午後はミニ・ソーラーパネルハウスを作るクラスに参加しました。
これがかなり難しく、お手伝いの私も説明されても何のことやら全然分からない…。
クラスの最初に5分ほどのビデオを見て、リニューアブルエナジーの種類(太陽熱、水力発電、風力発電)についての話を聞き、特に今日のテーマでもある太陽の熱のパワーについて詳しく学びました。
先生が「もし1日地球に降り注ぐ太陽の熱をパワーに変えて、それを全て充電できたとすると、その電力はたった1日でも世界中の電力1年分にもなるんだよ」という話を聞いた娘。
手を挙げて「じゃあ何で皆ソーラーパネルにしないんですか?1日で1年分の電力になるなら、もう色々なものを燃やして電力を作る必要はないと思うけど?」と質問。
すると先生が、現在の技術では太陽の熱を全て充電しておける施設(充電器)がないこと。初期投資が高いから、環境に優しいリニューアブルエナジーに興味のある人全てがソーラーパネルを買うことが出来ないこと。
でもアデレードのあるサウス・オーストラリアでは州をあげてリニューアブルエナジー(主に風力発電)を使い、ほぼ全ての電気がリニューアル・エナジーでまかなわれていることを丁寧に教えて貰いました。
いつもオーストラリアの子供のクラスに参加して思うのは、こういう風に子供の何気ない質問でも、きちんと分かりやすく答えてくれるということ。
子供も自分のきちんと質問に答えて貰えると、クラスに対する興味も強くなると思うんですよね。
リニューアブルエナジーの説明が終わった後は、早速ソーラーパネルの組み立てに取り掛かります。
説明書の内容は分かるけど、それにそって組み立てるのは凄く難しい(・_・;)
電気の流れや配線の位置について単純なものから学ぶんだけど、大人の私も全然分からない!
ちんぷんかんぷんのまま、先生に全面的に助けてもらい(ほぼ丸投げ!)何とか完成。
もう一度自分で組み立ててみてって言われても多分出来ないと思う…(・_・;)
次はソーラーパネルを取り付けるお家を作成します。これは簡単だし楽しかったです♡
左:娘、右:私が作ったもの。ソーラーパネルの充電器と機械を中に設置します。
ソーラーパネルを屋根に設置するために両面テープをパネルの裏につけます。
完成。
昼間パネルに太陽の光があたることで電気が集められ、中の充電器に充電されます。
夜になって太陽の光が当たらなくなった時、充電器のスイッチを入れるとLEDライトに光がともります。
手でパネルを隠しているのは夜と同じように光が当たらない状態を作るため。
いまいち仕組みが良く分からないのですが、こうすることでスイッチをオンにすると電機が灯ります。
理系の人なら数分で出来てしまうと思うけど、文系の私には難しく、娘のお手伝いにはなっていなかったような…。
でも娘と一緒に色々なことを学ぶのが好きなので、どちらのクラスも楽しみました。
こうやって手伝ったり一緒に学んだりする時間も、彼女がもう少し大きくなればぐっと減るだろうし、貴重な時間だと思って楽しんでいます。
少し気になったのは、このクラスは早々に予約が埋まってウエイティングリスト(キャンセル待ち)が出ていたのにも関わらず、参加者20人中12人しか来てなかったこと!
ちゃんと事前にお金を払ってるんだから、行っても行かなくても良いはず!って思う気持ちは分かるんだけど、子供が興味深いことに触れる貴重な機会(大学で教えている先生など、普段接することのできない人から学ぶことが出来る)
来ることが出来ないなら返金なしでもきちんとキャンセルして、キャンセル待ちをしている子供達に学ぶ機会を与えてあげるべきなのにな…と思いました。
最後に、毎年2人で撮っている「母の日の写真」をLuna Parkの前で撮って貰い、楽しい母の日のお出掛けは終わりました。
特別なことはしなかったけど、今年もとても素敵な母の日になりました。
メルボルンで他にも沢山の子供クラスに参加しています!調べると沢山不定期の無料、または$10くらいで参加できる子供向けのクラスが沢山ありますよ♡