日本でも新型コロナウイルスの特別定額給付金として、国民1人につき10万円が貰えるようですが、オーストラリアでも違うかたちではありますが、新型コロナで影響を受けた人への救済措置があります。
新型コロナの影響で仕事が全くなくなり、収入がゼロになってしまった私が受けている救済措置はJobkeeperと言われるもので、2週間ごとに$1500(税金を払う前)を受け取ることが出来ます。
新型コロナの影響で苦境に立っているビジネス雇用主が、雇われているスタッフのお給料を払い続けることを助けるための救済措置で、数ある条件を満たしている場合に申請することが出来ます。
※救済措置は条件に当てはまる雇用主が申請することにより、働いている人が受けられる仕組みになっています。
私の仕事のポジションは、カジュアルと言われる一番不安定な働き方。
この救済措置が発表された後も「カジュアルで働く人には関係ないだろう」と、特に調べずにいたのですが、仕事先から、カジュアルであっても12ヶ月以上同じ雇用主の元で働いていると言う条件(他の条件も含む)をクリアしていていれば対象になると連絡を貰い、急遽申請してもらうことにしました。
ただ、カジュアルと言うポジション上、忙しい時は多く働き、暇(私の仕事先では冬)な時は働く時間が短く、一番忙しい時でも私の月のお給料は$2500行くか行かないかないか…。
この制度を受けることで、普段のお給料よりも多くのお金を貰うことになってしまいました。
政府のJobkeeperページは隅から隅まで確認したし、申請する前に問い合わせをしたけど、間違いではないよう。
不当に貰っている感がぬぐえず、もやもやと罪悪感を感じていたけど、余計に貰っている分は一部を近所の難民支援センターとFood Bankに寄付。
※$2以上の寄付はTax-deductible
本当は食べ物を買って娘と一緒に寄付しに行った方が勉強になるのではないかと思ったのですが、電話で問い合わせてみたところ、食べ物は協賛する企業から現在十分な量が届いており、お金の寄付の方が困っている人を助けられると言われたので、オンラインからお金を寄付することにしました。
他にも、大きなチェーン店ではなく、出来るだけ地元の小さなお店などで買い物。
または普段行っているレストランのクレジットを購入、食事を持ち帰りにして売り上げに貢献し、落ち込んでしまったオーストラリアの景気を回すために使うことにしています。
自分のものとしては、冬ごもり用にユニクロの暖かいボア・スウェットパンツを家族全員分購入し、さっそく家ではいています。
柔らかくて、暖かいー(*´艸`*)♡
まとめ
私自身も仕事をして、3年程税金を納めているとは言え、オーストラリアに住んでいるのはあくまでも「仮住まい」と言う感覚でいたので、「あー私もオーストラリアの一員なんだ。永住権を持っていると、オーストラリアの人と同じように助けて貰えるんだ…」と初めて実感する出来事になりました。
私が働いている仕事先は新型コロナによる政府の外出自粛制限により、ここ2ヶ月の売り上げはほぼ0。
この救済措置は、まず雇用主が雇われている人に$1500(もしくはそれ以上)を支払い、それから1ヶ月程遅れてタックス・オフィスから雇用主に人数につき$1500が支払われるようになっており、仕事がなくても雇用先が先にお給料を負担することになっているので、申請してくれた仕事先のボスにも勿論感謝しています。
上のようなニュースも伝えられていますが、救済措置は一応9月まで続くことに決まっているので、仕事が戻るまではありがたく補助を受けさせてもらい、仕事に復帰したらまた税金を国のために支払いたいと思っています。
規制が緩められる来月(6月)からは少しずつ小さな仕事の予約が入り出しているようなので、オーストラリアが暖かくなってくる11月頃には、私も仕事に戻ることが出来るかもしれません!
東京に住む両親は10万円も布マスクもまだ受け取っていないようですが、皆さんはもう受け取りましたか?
貰ったお金は何に使う予定ですか?
以上、オーストラリアで新型コロナウイルスの救済措置を受けるでした。