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【オーストラリアで家を購入】不動産関係の仕事をしている義理の父のアドバイスに、色々考え直す

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今日は不動産関係の仕事をマレーシアでしている、義理の父から受けたアドバイスについて書いてみたいと思います。

 

目次:

 

義理の父について

 

マレーシアに住む義理の父は来年で70歳。

9人兄弟の大家族に長男として産まれた義理のお父さんは、当時家がとても貧しく、12歳の時に家族を助けるため、マレーシアからシンガポールに単身出稼ぎに行きました。

 

それから地道に真面目に働き、シンガポールで数年貯めたお金をもとに、マレーシアに帰って来て蟹の卸業者をしたり、ダックライス店を開店したり、保険会社で働いたりと必死に働き、下の弟や妹を全員高校まで出す手助けをしたそうです。

 

そしてここ30年ほど続けているのが不動産関係の仕事。小さい事務所から始まり、ここ数年はパートナーと土地を買い、デベロッパーとして家を建て、それを売る仕事をしていました。

 

この1、2年はセミリタイア。事業をパートナーに売り、自分は時々気が向いた時に贔屓にしていただいていたお客さんの仕事を受けるのみで、毎日ゴルフ三昧の生活をしています。

 

オーストラリアで家を買うことを打ち明ける

 

前にもブログに書いたことがありますが、私達はオーストラリアに来た時、まさかここにこんなに長く住むことになるとは思ってもみませんでした。

ほんの軽い気持ちで、2年くらい住んで色々な体験をし、マレーシアに戻れば良い。そう思ってオーストラリアにやって来たからです。

 

10年以上住んだあとも、基本的にマレーシアに帰ることを前提にオーストラリアに住んでいたので、家を買うことは最近まで全く考えていなかったんですね…。

 

また、家をオーストラリアに買う=マレーシアには帰らないと思われてしまうので、私達がマレーシアにいつか帰って来ることを信じてやまない義理の両親には、家を買うことにしたことを話せずにいました。

 

ただ先日スカイプをした時、娘が私達がオークションに参加した話を義理のお父さんにしてしまい、私達が家を買おうとしていることが発覚!どうせなら!と不動産のプロである義理の父にアドバイスを求めてみることにしました。

 

不動産関係のプロ、義理の父のアドバイスに色々考える

 

義理の両親は、私達が家を買うことに決めたことをあまり驚きませんでした。

 

勿論帰って来て欲しいと思う気持ちは今でもあると思います。でも孫のことを考えると、マレーシアで大きくなるよりオーストラリアで暮らしていた方が将来彼女(孫)にとって有利なんではないかと思ったようです。

 

ただ家に関しては、私達の予算を聞き、しかもその予算内でどんな程度の家が買えるのかを聞いて、「それは…」と思ってしまったようです。

すぐに言われたのは、「そのお金を出すなら、マレーシアでは今すぐ仕事を辞めても、M(娘)を大学に行かせても、一生何もせずに暮らせるよ!」ということ。

 

確かに。私達はマレーシアの義理の両親が昔住んでいた家を買い取っており(義理の両親の家から徒歩5分)現在賃貸として貸しているので、マレーシアに帰るなら家を買う必要はありません。

またマレーシアは物価がオーストラリアに比べると全然安いので、家を買う必要がないのなら、今の貯金があり贅沢しなければ、働かなくても一生暮らしていけると思います。

 

他にも「家の値段がどんどん上がって、これを逃したら一生家が買えないかも!って思うのは分かるけど、ずっと上がり続けるなんてありえないから。いつか落ちる時が来るから、しばらく待ってみたら?一番ピークで値段が高い時に買うなんて、損なだけだよ?」とも言われました。

 

そして最後に「最悪マレーシアに帰ってくれば良いんだし!」と言うのも忘れなかったけど(笑)帰って来て欲しい気持ち以外にも、焦っている私達の気持ちをくんで、的確なアドバイスをしてくれたと思います。

 

確かに凄く焦っていたと思う。でも私達はどの国に住むか選択肢があるし、良く考えるとそんなに焦る必要はなかったのかもしれない、そう思いました。9月に日本に行くので、頭を冷やすためにしばらくはお家探しはお休み!10月に帰って来てから再開することに決めました。

 

友人のアドバイスにも色々考えさせられる/娘の学校問題

 

前回オークションに競り負けたお家のことを、親しい友人に話す機会がありました。

彼女は40年近く学校の先生をしており、移住当時、英語を教えて貰っていたこともあります(仕事先のボスのお母さんでもあります!)

 

予算の関係から、このエリア内にしようと思っていると伝えたところ、「M(娘)のことを考えるなら、このエリアはやめておいた方が良いと思う」と、かなり強く言われました。「このエリアには良い公立の学校がないから」というのが理由。

 

「家も大事だけど、どこの学校でもいいっていうわけじゃないと思うの。見て、これ!(そのエリアの学校のレベルの一覧をオンラインで見せてくれた)オークションのあった家の横の学校は、この郊外では一番レベルが低い学校なのよ。」

 

「先生として働いているしこんなことを言いたくないけど、レベルが低い学校には理由があるの。出席率も低いでしょ?子供は友達から受ける影響が大きいし、レベルの低い学校にいたら、出来ない子供達に合わせて勉強もどんどん遅れることになる。だから家を選ぶ時は学校もきちんと見ないといけないのよ」こういわれました。

 

確かに学校のレベルをまとめてあるサイトを見ると、この学校の出席率は飛びぬけて悪い…。しかも色々なことを考慮して出してあるポイントが、今通っている小学校よりも20ポイントも低く、VIC州でも最低レベル

 

こういう学校はイジメもフィジカル(身体的)になりがちだからね…神様がオークションでわざとRを競り負けるようにしてくれたのよ!」と言った先生の言葉も気になり、このエリアで家を探すのはすっぱり諦めることにしました。

 

値段安かったけど…安いのにはやっぱり理由があるんですね。役に立つ情報をくれた先生には本当に感謝しています。

 

まとめ

 

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元々第一希望だった郊外のエリアは先生もお勧めのようで、「この学校とこの学校はとても良い学校だし、設備も整っているの」と教えてました。

 

やっぱり最初に探していた郊外のエリアで家を探すことになりそうです。シティからは遠いけど、娘の方が大事なので、妥協せず、良い家に巡り合えるまで家探しを続けようと思います!

 

以上、【オーストラリアで家を購入】不動産関係の仕事をしている義理の父のアドバイスに、色々考え直すでした!